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雑文

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短めのエッセイを書いています。
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2024年7月の記事一覧

言葉泥棒

言葉泥棒

まいどまいどーも、二瓶です。
とにかく気になる詩を読んでいる、と不安になることが一つあります。
それは誰かの表現を盗んでしまっていないかということです。
インパクトのあるフレーズを真似してしまったり、勝手に使ったりしてるのではないかととても心配です。
文章を書かれている人は言葉に敏感だと思うからそんな方に「あ、これ私が前に詩にしたやつ!」なんて思われたら。
本来〇〇から引用とか書かなきゃいけないと

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詩はフィクション?

詩はフィクション?

詩を書きます、公開します。
この人はそういう人と全部リアルに受け取られることはありますか?
創作ってフィクションとノンフィクションの間でゆうらゆうらしてるものだとわたしは認識しております。
だからこの人の詩は面白いなぁと思うことはあるけどもその人がいつもそういう人ではないと思って切り離して考えるようにしてます。
どうしても作品について聞いてみたいことがある時はコメントさせてもらう。
詩を書く方法な

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短文 枝豆

短文 枝豆

昨晩は良人と喧嘩をしました
枝豆を茹ですぎだと怒ります
こんなものが食べられるかと

もぐもぐ枝豆を食べていた
わたしは莢を掴み
思いっきり良人の顔に
投げつけました

ついでに良人が明日の朝に
食べるのを楽しみにしていた 
打撲だらけのバナナ
一本100円をへしおりました

わたしだって怒ればこれだけ
出来るのだということを
きれたわたしは手負いの獣の
ように凶暴なのだと
良人に伝わればそれでよ

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活発な暗闇を読んで

活発な暗闇を読んで

家に詩集を一冊買うなら、とりあえずこちらを。
あまりにも脳が活発で、noteに連続投稿してしまいそうな夜にもおすすめ。
詩って…と苦手意識のある方にも読んでいただきたいです。
装幀も素敵でしょ?
読書感想文になっていないなぁ。
 
ひょっとしたら詩は読むもんじゃなく、感じるもんかもしれません。

江國香織 編 【活発な暗闇】