フォローしませんか?
シェア
古沢茶太郎
2024年6月22日 23:34
深夜に、ふと思い立ち、湯を沸かし、一本のパスタを茹でた。電気もつけない真っ暗な部屋の中、キッチンの灯りだけを付けて独りぼっちのパスタを口にする。決して高級なパスタではなく、我が家では ”コスパの代表格” として君臨するパスタだったが、ゆっくりと口の中で確かめた。小麦の香り。温かく、優しい食感。久しぶりの感覚。ここ一週間、何度も口にしたはずのパスタだったが、初めてのような気
2024年3月30日 05:09
私は「死んじゃダメ」という主張があまり好きではない。ただし、”死ぬべきだ” という過激な話でもない。好きでない理由は至ってシンプル。仮に死ななかったとしても、その先の人生の幸せを誰も保証してやれないからだ。死にたい人、というのは生きることが”拷問”になってしまっているからこそ死んでしまいたい、と思っていることが多い。つまり、ただ死ぬな、と止めるのはもっと拷問を受けろ、と言っている