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RISAのヴァイオリン遍歴3

私のバイオリン暦は
ついに30年

RISAバイオリンを開講して8年
これまでに60人以上指導し

現在は生徒30人
内10人は教室立ち上げから慕ってくれており
コンクールでは毎年入賞者を輩出しています。


そんな私のバイオリン遍歴を書いてみたいと思います。


前回までのお話
私のバイオリン遍歴

始めたきっかけ
小学生から高校受験まで


さて晴れて無事に音楽科へ進学した私

これはなんと高校時代の写真!

音楽科の環境はとても良くて

音楽棟は楽器があるため冷暖房完備
ホールもあったし

音楽学科なので授業の半分はもちろん音楽でした。
ピアノ、音楽理論、聴音、試験やレッスンなどなど

残り半分は普通の授業なんですけど・・・。
まーみんな勉強しないよね!笑

クラスの98パーセントは音楽大学行くので
最低限の国語と英語しかしないんです
数学は数Ⅰまで理科は化学とか分かれてなくて、理科総合でしたよ


だから・・・

音楽だけの狭い世界で
音楽だけのことを考えて
当たり前のように音楽大学に進学する


それ以外の選択肢は思いつきもしないような環境でした。

もし、もしね、
音楽はもうイヤ!ってなったときに他の道に行くのはかなり難しい。。。

それほどまでに特化した環境です。


修学旅行は9月にコンクールがあるから4月に行くし
土日はジュニアオーケストラに入ってまさに

日々、演奏技術をひたすら磨く
音楽漬けの毎日
私は当たり前のように音楽大学進学を目指していました

コンクールとか出ても結局クラスの子と戦うようなものなので
クラス内のライバル意識はすごかった

そんな中、私は持ち前のマイペースさで
あんまりライバル意識などを持つことなく
バイオリンと向き合っていました。

周りと比べて疲弊したり、へこんだりする子もたくさんいたから
ぶっちゃけこの気質のおかげでメンタルは強かった

でも、マイペースすぎて這い上がっていく力も弱かったかもしれない
こういうのってバランスだよねぇ…

まぁいま思うと、なんにも考えてなかったのか…


高校時代の私はバイオリンで生きていきたいとは思っていたけど
どう生きていけばいいかなんて考えたことはなかった。

とりあえず、音大に行けば道は開ける
そう思っていた。


そんな高校時代を意外と平和に過ごし

私の前に転がってきたのは
私の人生を変える一言でした。


つづく

私のバイオリン遍歴④ドイツ行き決定




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