数時間から一晩を乗り越える「防災ポーチ」の中身2024
先日、あらためて防災グッズを段階ごとに見直しました。段階は、下記の通りです。
0次防災:いつも持ち歩いているカバンに入れる「防災ポーチ」
1次防災:自宅から避難する時に持ち出す「防災リュック」
2次防災:数日以上、自宅や避難所で過ごすための「防災コンテナ」
今回は、防災ポーチにどんなものを入れたのか?ご紹介します。実店舗で買ったものが多いですが、似たようなものがあればAmazonも追記します。よかったら参考にしてみてください。
ポーチ
笛を付けられるチャックがあって、仕分けできるものを選びました。ジップロックでも十分です。定期的な見直しに自信がない方は、中身が見えるものを選んで常に目に入るようにしておくのもいいかもしれません。
笛
セットの「大地震対応マニュアル」を見てみたくて選びました。阪神・淡路大震災では犠牲者の8割が窒息死・圧死だったそうです。少しでも早く助けを呼べるように入れました。
アルミ保温ブランケット
防災ポーチ用はコンパクトタイプにしました。自宅や車内には、もっと大判でしっかりしたものを入れてあります。アルミシートはカサカサ音が気になって眠れないこともあるそうなので、選ぶときに要チェックです。
除菌ウェットシート
ウェットシートは乾いてしまいやすいので、5年間の長期保存できるものを入れました。たくさん入っているものを買って、まわりの家族や友人たちにも配っています。
緊急連絡先リスト(自作)
先日、作成した家族や友人の連絡先リストを濡れないようにパックに入れました。
大地震対応マニュアル
笛に付いてきた「大地震対応マニュアル」を「緊急連絡先リスト」と一緒にパックに入れました。災害時の行動フロー、救命処置の方法、災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板の使い方など分かりやすく書いてあります。季節ごとの日の出や日の入りを書くところもあって、ネットで調べて記載しました。
一泊おとまりセット
数時間から一晩どこかに泊まるとしたらメイクを落とせないのはストレスだな〜と思い、よくドラッグストアやコンビニで売っている「一泊おとまりセット」を入れました。少量の化粧水や乳液も入っています。髪が長い方はヘアゴム・ヘアピン・ヘアバンドなども入れておいたら良さそうです。
サニタリーセット
ナプキン・シンクロフィット・鎮痛薬を入れて、鎮痛薬には期限を書きました。かわいいサニタリー袋はセリアで見つけたのですが、中身が見えずに防臭効果もあって便利です。(ちなみに最近のセリアはサニタリー関連用品が充実していて助かります…!)
筆記用具
油性ボールペンと油性マジックとメモ用紙を入れました。避難所生活をしたことがある方のお話で、水性ではなく油性の方が役立つと聞いて油性にしました。メモ帳はノートだと重いので、5枚だけ入れました。
笛付き懐中電灯
単4電池1本で動くミニサイズの懐中電灯で、先のほうは笛になっています。地震で停電を経験したことがあるのですが、商業施設やオフィスビルなどがないようなエリアにいると本当に地域一帯が真っ暗になってしまって怖かったので入れました。
現金
普段は9割キャッシュレス生活のため、公衆電話用の10円を多めに2,000円だけ入れました。もしSuicaなど交通系電子マネーが使えなくなったときに、通勤・通学先から自宅へ帰ったり、家族と合流できる場所までの金額は確保しておきたいです。
ちなみに下記のサイトで、公衆電話の設置場所を確認できます!https://publictelephone.ntt-east.co.jp/ptd/map/
おやつ
美味しいと話題になっていた「井村屋のようかん(チョコ味)」を入れました。5年間の長期保存ができて、1本で197kcalのエネルギー補給が可能です。また喉が痛いときや咳が出るときに愛用している「プロポリスキャンディー」と「たんきりのど飴」も入れました。
救急セット
消毒液1本だと重くなってしまいますが、「使い切りサイズのアルコール消毒綿」があります。災害時には大きなケガをするかもしれないので、大判のばんそうこうも入れました。
カイロ
「普通のカイロ」と「靴下用カイロ」を入れました。カイロにも期限があるので定期的なチェックが必要です。靴の中に入れたり、靴下に貼ったりするタイプのカイロを使ったことがない方は、ぜひ試してみてほしいです!
マスク
感染症や防寒対策に個包装のものを2枚入れました。
ティッシュ
よく使うものは多めに持っておけば、まわりの方々ともシェアできそうなので、防災ポーチにも入れました。「鼻セレブ」みたいなちょっといいものを入れておくのもいいかもしれません。
その他、普段から持ち歩いているもの
モバイルバッテリー
タオル
ティッシュ
ウェットシート
エコバッグ
お財布
スマホ
リップクリーム
ハンドクリーム
防災ポーチに入れなかったもの
「非常用トイレ」は必要だろうなとは思いつつも、遠出している時に使用できるイメージがわかず、、入れませんでした。「目隠し用のポンチョ」も同じ理由で入れませんでした。どちらも自宅と車内には準備していますが、行く場所によっては入れておこうか考えたいと思います。
防災ポーチを自分でアレンジ!
「自分で買い集めるのは面倒だな〜」という方には、すでにセットになったものを買って、コンタクトの方はケアグッズを入れたり、持病がある方は薬を入れたり、アレンジしていくと始めやすいかもしれません。
環境や季節によってアレンジ!
私の場合、基本的に在宅ワークで週末は車生活のため、一人で電車に乗って遠くへ行くような機会がとても少なく、一人のときは最寄駅周辺でのお買い物など、もし何かがあったときには歩いて自宅に戻る可能性が高いです。
そのため今回は、一人で歩いて帰れないような場所に行くときを想定した防災ポーチの中身になっています。
これから暑い季節になったら「保冷剤」や「汗拭きシート」を追加したり、中身を変更していきたいと思います。
それぞれの働き方や暮らし方、そして予算や家族の状況などに合わせて、数時間から一晩を乗り越えられるようにアレンジして、「いつか」のために備えていきましょう!
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