「いっぱい食べるキミ」を連れていきたい牛たん屋
ー ごはんが止まらない。ほんとに。 ー
私は今ものすごくニヤニヤしながらこのnoteを書いている。
昨日食べた牛たんランチがすごくおいしくて、その興奮が冷めやらぬうちに書いているからだ。
お店は全国に展開する牛たんチェーンの「利久」
全国にあると思っていたけど、北海道と東北と関東と愛知と大阪と広島と九州にしかないらしい。
（まあでも牛たん定食屋さんならだいたい一緒かなと思うので、お近くの牛たん定食屋さんに行った気分で読んでいただきたいです。）
この日は本当は牛たんが食べたかったんだけど、高いからやめてカレーかピザとかにしておこうと思っていた。
そんなに自分にご褒美あげられるようなできごともなかったし。
でも行き道、なかなか気分が上がらず、私が今食べたいのはこれじゃないんだよなあ、と思った。
じゃあ牛たんは、、、、？
自問自答してみた。
すると、めちゃズッキュンときた。
これは、もう、牛たんを食べろということだ。
そう思って牛たん屋さんに向かうことにすると、すごく気持ちがたかぶっていった。
前に仙台旅行に行ったときは2日連続で朝ごはんに牛たん定食を食べたのをここで思い出した。
それに比べればどうってことない。
これでいいんだ！と言い聞かせた。
・・・
午後2時ごろ入店。
私が頼んだのは「味くらべセット」みたいなやつ。
（平日の？）ランチ限定メニューで、牛たんにしてはリーズナブルな1600円だった。
（謙虚さを忘れないように1番安いメニューを。）
「ご飯の量は少なめ、普通、大盛りがありますが、」
と言われ、「少なめ」とちょっと迷ったけど「普通で」と答えた。
（普段は赤ちゃんの拳くらいしか白米を食べないタイプの20代女。）
・・・
待っている間、厨房の中から
「まかない終わりましたー！」という声が聞こえてきた。
ん？
もしや、私が頼んだから従業員さんたちのお昼ごはん用の牛たんがなくなっちゃったのか？？
自分だったら今頃膝から崩れ落ちているな、、と思った。
（ちなみに後でただの聞き間違いだったということがわかりました。まかないで牛たんを食べられるというのは事実無根ですので！）
・・・
そして私の元にやってきた天使。
いろいろと見切れてるし、とろろも小鉢も写っていない。
写真の気合いの無さがハンパないのは、カウンター席で店員さんに見られているのが恥ずかしかったからです。
本当はもう一枚、牛たんにフォーカスしたものを撮っていた。
ノーマル牛たんと味噌焼き牛たん。
でもこっちも除菌スプレー写り込んでるしイマイチ。
・・・
一口食べる。
まずはノーマル牛たんを、一切れの半分くらい。
じゅわっっ
あまりのおいしさに驚いた。
牛肉のじゅわじゅわの脂のうま味と、ガツンとした塩味。
、ご、ご、ごはん！！！
急いで麦ごはんに手を伸ばす。
大きく一口分を口に運ぶ。
もぐもぐ。
足りない。
飲み込む前にもう一回ご飯を口に運ぶ。
おかず一口に対してごはんを二口食べたのなんていつぶりだろう。
麦ご飯はほんのちょっと硬めでしゃっきりしていた。
これがまた合うんだ〜〜
テールスープはアツアツでほっとする優しい味。
冬に食べたくなる。
南蛮味噌は思ったよりもしょっぱくてこれまたごはんがすすんだ。
「おいしいものは脂肪と糖でできている」
ってどこかのCMが言っていたけど、私だったら
「おいしいものは脂肪と塩でできている」
と思うな。
その後も食べる手は止まらず、、。
ご飯を普通盛りにしたことを後悔した。
次来たときは絶対大盛りにすると思う。
牛たんの名所、宮城は日本屈指の米所でもある。
だからか！
さすが宮城様。
おいしいごはんの食べ方がわかっていらっしゃる。
日本に生まれて良かった、と冗談抜きに思った。
「いっぱい食べるキミが好き〜」というCMが一昔前に流行っていたけど、男女問わず、「いっぱい食べるキミが好き」な方は、ぜひその「キミ」を連れて一度牛たん屋さんに行ってみてほしい。
・・・
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