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ノベルゲームのシナリオ掲載

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#ネタ

26番「windows更新」(深夜)

もこ「ふんふーんふふふん♪」

 もこさんが上機嫌だ

アカリ「もこさん、ご機嫌ですね。今日は帰ったあとなにかあるんですか」

もこ「あ、アカリちゃん。そうそう。今日の0時頃に○トルナイトメアの2のPVがあるらしくて、楽しみなんですよー」

アカリ「あ、もこさんはゲームお好きなんですね。リトル?」

もこ「○トルナイトメアね」

アカリ「あ、もしかして前にTwitterでゲーム実況してたものですか

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117番「ポイントカード墓場」

栞「フェリシーには墓場と言われる場所があるのよ。後輩ちゃん」

アカリ「あの、私にはアカリって名前が。えと、は、墓場ですか?」

栞「そうよ。その墓場から帰ってきたモノはいない」

アカリ「え、えーっと?」

もこ「栞さん、また後輩ちゃんが困ってますよー」

栞「いや、反応が楽しくってつい♪」

もこ「(困り顔)」

アカリ「も、もこさーん。は、墓場って、、もしかして、卒業したメイドさんて冥土の世

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185番「眠りの魔女」

アカリ「美海さんって独特な雰囲気を醸し出してますよね」

栞「そうねぇ」

奈子「眠りの魔法も使ってくるわよ」

アカリ「眠りの魔法」

奈子「そう。視る者全てをその眼差しのとりこにする愛しい魔法」

アカリ「魔法」

 そう皆で美海さんの話をしていると、背後から視線を感じた。

 私はとっさに振り返った。

 誰もいない・・・?

 いや、給湯室のカーテンが揺れてる。と、そう思った矢先

「!?

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17番「サラダ味のスナック」(午後)

アカリ「ふぅ」

 たまたまお客様がいない時間帯ができた。栞さんはフェリシーの中では一、二を争うほど、人気が高くいつも予約でいっぱいなのだが、週の初めの平日ということもあり、今日は空いているようだ。

栞「あー、さいきん外に出るのが億劫になったせいか、栄養が偏ってるのよねー。肌にニキビができてきちゃった」

 栞さんの趣味は読書や映画鑑賞だ。基本的にインドアな栞さんは外に出るのも億劫なのは分かる。

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