見出し画像

【重要習慣】「振り返り」すること

こんにちは!

皆さんが毎日している習慣ってありますか?人に言える習慣はありますか?

僕には毎日「振り返り」という習慣があります。いろいろある習慣のなかで「振り返り」は最も重要な習慣と考えています。自分がコントロールできるなかで、自身を成長させる最速手段だからです。

自分でコントロールできるところがミソです。自身が成長できる環境に身を置くことができれば、日々過ごしていくことが成長につながるので理想的です。しかし、その環境に身を置けるかどうかは、自分ではコントロールできない要素が多いんです。

「振り返り」は、ファシリテーション・コーチングを専門とする中小企業診断士のメンターのおかげで習慣化するに至りました。習慣化している人は独立・転職に成功、出世するなど大きな成果につながっています。

「振り返り」について、手順や効果などを書いていきます。読んでもらえれば、みなさんがなりたい自分への近道になることでしょう。

※2020年5月24日の記事をわかりやすく、より深ぼりしたリライト版です

1.「振り返り」とは

振り返りは2段階あります。働くビジネスパーソンを例にしましょう。

第1段階として、仕事していて”うまくいったこと”、”うまくいかなかったこと”を思い出すことです。

第2段階として、”うまくいったことを、さらにうまくいくようにする方法はあるか”、または、”うまくいかなかったことをうまくいくようにする方法はあるか”を考えることです。

うまくいったこと=良かったこと
うまくいかなかったこと=良くなかったこと
と置き換えてもよいです。

学生の人は勉強や部活について「振り返り」ができます。チーム・部門・プロジェクトチームなどの複数でも「振り返り」ができます。

画像1

2.「振り返り」の手順

①ノートやメモを用意します。書くこと、後で見返すことがポイントになります。使いやすいノート、愛着がわくノートにしましょう。

②第1段階の”うまくいったこと”、”うまくいかなかったこと”をノートに書きます。時間は2~3分でOKです。時間を設定することがポイントです。

③第2段階の”うまくいったことを、さらにうまくいくようにする方法はあるか”、または、”うまくいかなかったことをうまくいくようにする方法はあるか”考えたことを書きましょう。時間は2~3分ぐらいでOKです。後者を中心に考えることが多くなりがちですが、全く問題ありません。

④(チームなど複数の場合)発表する。書き出したことを1人1人が順に発表します。発表は1人につき書き出したこと1つずつにし、順にグルグルと発表していきます。書き出したことがなくなるまで続けます。1回の発表は端的にすることが重要です。書いたことを、順番に発表することで、周りを気にせずに自分の言いたいことが言えるようになるからです。

3.「振り返り」の効果

”考える”、”書く”、”発表する”というプロセスに分けて解説します。

”考える”については、定期的に続けることで、考える習慣が身に付き思考力が鍛えられます。継続することで仮説を立て検証することが無意識で行えるようになっているはずです。

近年は思考停止している人が多いように感じます。効率的に正解を見つけようとすることや、自分が好きな情報・理解できる情報ばかり集める、楽して稼ごうなどが典型例です。つまり、”考える”習慣が身に付けば、それだけで差別化できると言えます。

”書く”については、ノートなどに書くことで、思考が見える化されます。見える化は重要です。特にチームでは思考や情報を見える化するかしないかで、チームのまとまりや生産性に影響を与えます。

書いた内容は見返すこともできます。見返すことで新たな気づきが得られます。書いて見返す習慣が身に付けば、書いた内容から特徴や共通点を見出し(抽象化)、別のものごとに当てはめたりもできます。考え、書く、また考えることで複利的な効果が生まれます。

”発表する”については、自分の考えを端的にわかりやすく発表するため、説明能力が鍛えられます。「次はこうする」と発表(決意表明)し、自分に課題を与えることにもなりますので、モチベーションを生み出す効果もあります。モチベーションがあれば行動も変わるようになります。

他の人の発表を聴くことで、同じものごとでも人によって捉え方が異なることに気づきます。客観的な立場でものごとを捉えることができ、新しい視点や気づきも得られます。

画像3

4.まとめ

「振り返り」は自分がコントロールできるなかで、自身を成長させる最速手段だと理解してもらえたと思います。

「振り返り」は自分1人でもできます。1日5分からできます。

「振り返り」のプロセスには反省・改善の要素が存在します。「次はこうしよう」と自ら課題を与え、達成するよう行動を促せます。モチベーションが生まれるため継続しやすいです。

継続できれば無意識のうちに行動内容の質が良くなっていきます。自分はもちろんチーム全体が成果を出していくようになります。

「振り返り」しない理由なんてありません。

毎日継続していればなりたい自分に近づけるでしょう。ぜひ始めましょう!

チームや組織で「振り返り」のような取り組みがなければ、取り入れるよう提案してみてください。きっと感謝されるはずです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この記事が参考になりましたら”スキ”をお願いします。
大きな励みになります。

ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?