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#7 辛い過去から無理やり学ばないと決めた。

仕事をお休みしていた頃。
あり余る時間をすこしでも有効に使いたいなと思い、こんまりさんの片付け術を参考に大掃除をすることに。こんまりさんの片付け方にはルールがあって、衣類→本→書類→小物→思い出品の順に取り組んでいきます。

向き合うしんどさ

片付けは時間がかかりながらも、順調に進んでいき、最後の思い出の品に差し掛かった頃、ものすごくどんよりした気持ちになりました。
当然ですが、いい思い出もあれば、そうでないものもある。蓋をして、なんとかごまかしてきた気持ちが鮮明に蘇ってくる。それに一つ一つ向き合うのは、正直つらくて億劫な作業で、、。
気持ちを切り替えたいと思い、こんまりさんの動画を流しながら作業を進めていると、以下の言葉に出会いました。

取っておく基準は、とっておくことによって今の自分と未来の自分がいいエネルギーを得られるものかどうか。見る度にあのイライラを思い出すわーというものはこの片付けの機会に成仏させた方がいいと思う。

「こんまりサロン」の内容、ちょっとだけお見せします♪の動画内より引用

その言葉を聞いたとき、ハッとしました。私のこのどんよりとした気持ちの正体は、これかと。
それまでは、つらい思い出も教訓や自分が頑張った証として大切に取っておこうと思っていました。でもその言葉を聞いて、それは必要のないことだ。と気がついたんです。
「辛さから無理に学ぼうとしなくていい。」そう思えた瞬間、気持ちがとても楽になりました。そこから、仕事のメモやデータなど最後にしっかり目を通し、順番に手放していきました。

手放すことも立派な前進

苦しい思い出は、意図せずとも心に深く刻み込まれています。(その証拠に、過去の辛い出来事がフラッシュバックのように蘇る瞬間ってまあまあありませんか?)
だからこそ、辛い経験から過度に学ぶ必要はないと、私は思います。

ものを手放したら、気持ちも「もうどうでもいいかも!」と引っ張られる気がするのも不思議なところ。(私が単純なだけかしら?)
ぜひ自分に厳しく真面目な方こそ、”辛さを思い出してしまうものを手放す。”一度試してみてほしいです。

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