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本屋は最強の悩み解消クリニックという持論【もやもや・迷いから抜けるヒント】

こんにちは、ちゃんちーです。今日は『本屋ってコスパ最強の悩み解消クリニックなんじゃないか?』と思うことがあったので、そのことについて書きます。今悩んでいる人、何に悩んでいるか自体がわからずもやもやしている人、孤独感を感じている人、自分探しをしている人、嫌なことがあり落ち込んでいる人に、是非本屋という場所に行ってセルフメンテナンスすることを勧めたいと思います。あと、マッチングアプリでうまくいっていない人も元気が出ると思うので、是非読んでください。(あれ、簡単なようで難しいですよね。)

①本屋が最強のクリニックと思った背景と、②最強と思う理由を書いていこうと思います。この気づきを得てから、何かもやもやしたり嫌なことがあったら、お酒や甘いもので応急処置をせず、とりあえず本屋に行けばいいんだと思えるようになりました。心身に健康に生きるためのいい考え方だと思っていますので、騙されたと思って是非実践していただけると嬉しいです。背景の説明に熱が入ってしまい長くなったので、大事な②の理由に関して先に結論を伝えます。結論だけ読みたい方は下の方から読んでください。

結論:本屋が最強の悩み解消クリニックだと思う理由

①自分の悩みが肯定され、仲間が見つかり孤独から解放されるから

②もやもやする悩みの根本的原因や病名がわかるから

③ネガティブなことを考える時間を減らせるから

④コスパがいい、楽しい、落ち着くから

※それぞれの詳細は下部に記載しております。

本屋が最強の悩み解消クリニックと思った背景

私、先日、嫌なことがありました。詳細は省いて説明すると、マッチングアプリで知り合い初めて会うことになっていた人がいたのですが、会う直前に予定キャンセルとなったのです。LINEでやりとりしていたのですが、やりとりしている中で価値観の不一致がある気がして、お互いに違和感を感じたのか、会うのをやめようということになりました。それは、待ち合わせ時間の10分ほど前で、もちろん私は化粧もしていて電車にも乗り集合場所に向かっていました。会う前に価値観の不一致があると判明したので、予定キャンセルが決まった瞬間は、お金も時間も無駄にせずに済みお互いにとって良い選択をしたなと思いました。ただ、すっきりした気持ちがある一方で、言葉にならないもやもやが沸き起こったのです。なんかすっきりしない、むしろなんか凹んできた。その人に会いたかったというより、自分の連絡の仕方がよくなかったのか、とか、魅力的だと思われなかったのか、とか、直接言われたわけではないのに色々と妄想が膨らみ、なんだかネガティブな感覚が襲ってきました。自分のことを悪くは思っていないけど、決して気持ちの良くないこの感覚、イライラもしてくるし、悲しさもあるし、虚しさもあるし、なんなんだろう、言葉にならない。という心理状態。そして、あの時こうしたらどうなっていたか、自分の連絡の取り方は適切だったのか、など、過ぎた過去に対して”たられば”で妄想し始め、頭がいっぱいになっていきました。平気だと思ったけど、どうやら精神的に少し滅入っているようだと感じました。

私はストレスが溜まると、甘いものやお酒を楽しく飲んで忘れようとする傾向があります。楽しく過ごせるので、そういった過ごし方もとても価値があることだと思います。ただ、ただ楽しく過ごしたいわけではなくて、今はモヤモヤの正体を突き止めて何か前に進めたいタイミングだと感じました。もともとは本屋に行きたかったこともあり、何もせず帰るのではなくてとりあえず本屋に行くことにしました。そのため、今から飲める友達を探すことや、近くの美味しそうなお店を探そうとしていた手をぐっと止め、もやもやしながら本屋に向かったのです。

本屋に着いてとりあえず本を手に取りますが、先ほどのもやもやや妄想が頭の大半を占めており、いつも興味を持つお洒落な雑誌(popeyeとかBRUTUSとか)を読んでもまったく頭に入ってこず楽しめない自分がいました。気持ちここにあらず。何処かに行った私の意識。電車に置いてきたのでしょうか。落ち込んでいる気がしてならないけど、この気持ちの原因が何なのかわからないので、何をどうしたら良いのかもわからないという状況

行き着いた本屋は蔦屋書店で、大きな本屋なのであらゆるジャンルの本が置いてありました。意識ここにあらずの中で、ただただ気持ちが赴くままに本屋内を徘徊していると、いくつか目に留まる本があったので、立ち読みをすることに。そしたら、なんだか、とっても元気がでたのです。幸せな気持ちが降ってきて、予定を無くしてくれた男性に対して感謝の気持ちすら芽生えてきました

最初に目に止めた本は、恋愛に関する本。モデルの長井短さん著『内緒にしといて』でした。なぜ、この本を読んで私は元気が出たのでしょうか。著者の価値観にとても共感できる部分があり、この価値観を持っているのは自分だけじゃないんだ!と一人ではないと勇気づけられた・肯定された気がしたからでしょうか。それとも、ああ、自分は今『恋愛』に対して興味関心悩みがあるのか、と心の本心に気付けたからでしょうか。はたまた、本の中身が面白く、クスッと笑え悩んでいること自体がバカらしく思えたからでしょうか。おそらく、全てが元気になるための重要な要素だったのだと思います。元気になった私は意識を取り戻し、もう少し徘徊を続けて気になるビジネス書を見つけて読むことにしました。それもとても興味深い本で、いい本に出会えた!という幸せな気持ちになりました。乗り気じゃない人と食事をするのではなく、こういう幸せな気持ちに一番なりたかったわけで、こうなるべくして今日の予定キャンセルは起こったのだと、過去の事実を肯定的に捉えられている自分がいました。

この経験から、言語化できない落ち込んだ気持ちから元気になるために必要な要素は、本屋に揃っているのでは?という持論が生まれました。そこで、本屋が最強の悩み解消クリニックと思う理由を、書いていきます。

本屋が最強の悩み解消クリニックだと思う理由

理由は下記4つだと考えています。

①自分の悩みが肯定され、仲間が見つかり孤独から解放されるから

②もやもやする悩みの根本的原因や病名がわかるから

③ネガティブなことを考える時間を減らせるから

④コスパがいい、楽しい、落ち着くから

①に関して。人は孤独を感じたり自分は普通じゃないのか?と思うと、ネガティブになる生き物です。ただ、本屋にはいろんな人の経験・価値観・知識の結集である本が沢山あります。自分が抱いた感情の大抵はすでに誰かが経験していて、そこを乗り越えて本にしていることが多いのです。一人で悩みを抱えるのではなく、自分の悩みと関連しそうな本を読み、自分を肯定することや、仲間がいるという感覚になること、さらにはそこを乗り越えるヒントを本の中から得ることで、心を満たしてあげる。それは悩みを解決することにとても有効な手段だと思いました。

②に関して。病名がわかることはとっても大事。私、いわゆる病院というものの役割の一つは『病名を特定して患者に精神的安心を与えること』だと思っています。確かに病気を実際に治すために治療することも役割の一つですが、不調の正体を特定させ精神的安心を与えることも、患者が病院に求める重要な一つの役割だと思っています。不調の原因や不調がいつまで続くのかがわからないといった『見えないもの』に対して、ヒトはとても不安を抱きます。不調の正体がわかると、その原因や解決手段が見えてくるので、まだ完治していなくても一旦は精神が落ち着き安心するものです。言語化できない悩みに対してその役割を果たしてくれるのは本屋であると感じたため、”クリニック”という表現をしてみた理由です。

③に関して。本屋にはいろいろな刺激があるので、ネガティブな感情から意識を逸すことが可能な場所と言えます。ある本で読みましたが、ヒトが幸せに生きるためには『ネガティブなことを考える時間を減らす』ことが重要とのこと。ヒトは自分を守るために、本能的に『ものごとをネガティブに捉える』という習性を持っており、思考のベースはネガティブであることが多いのです。そのため、ものごとをネガティブに捉えてしまうことは自然なことなのです。そうした修正を持ちながら幸せに生きるためには、『ネガティブなことを考える時間を減らす』ことが重要となります。ネガティブな感情は、ネガティブなことを考える時間に比例して増大するようです。全ての思考をネガティブ思考からポジティブ思考に変換することは難しいですが、工夫次第でネガティブな感情を持つ時間を”減らす”ことは可能です。その工夫として、今という瞬間に集中したり、他のことをして意識を逸らすということが挙げられます。本屋に行けばたくさんの面白い本があったり、人がいたり、音楽が流れていたり、内装がお洒落だったりと、刺激を得られる要素が沢山あります。そちらに意識を向け、ネガティブなことを考える時間を減らすことができる場所として、本屋は向いていると言えるのではないでしょうか。

④に関して。本屋では何も買わないという選択もできるため、お金を使わずに本を読めるため、コスパ最強です。(というかコストゼロ)私は本屋の雰囲気が好きなので、いると楽しくなるし落ち着きます。そして③に関連して悩んでいたことを忘れ去ってしまいます。

ヒトの体はとても高性能で、喜怒哀楽という言葉はあるものの、実際に抱く感情は多種多様で複雑なものが多く、それらを抱えて日々生きています。その感情一つ一つに名前をつけることは難しいけど、本屋に行き、自分の抱える感情と共鳴するものが何なのかをよく観察してあげることで、っぽい名前や原因を仮定して解決のために動くヒントを得ることは可能だと思いました。それを病院や他人の手に頼ることなくセルフマネジメントするためにも、コスパよく解決する場所として本屋は最強なのではないでしょうか。これを書いていて、改めて本屋最強やな〜とより一層強く思えました( ´ ▽ ` )何かあったら是非本屋へ。知識は自分の武器になる。

今日もいい学びを得られたから、素敵な1日になりそうだ☀️

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