母は私にブスと言わない(6)夢の国からの贈り物
前回のnoteで書いた通り、
母と娘は東京ディズニーリゾートで楽しいひとときを過ごすことができた。
〜数日後〜
一人暮らしをしている娘の家に一通のポストカードが届く。
差出人は母で、ポストカードには母のメッセージと、爽やかなミッキーマウスのスタンプが押されていた。
「ディズニーランドとディズニーシーのチケットありがとう。楽しい1日になりました。ママより。」
東京ディズニーリゾートには手紙やはがきを投函できるメールボックスなるものがあるのだそう。📮
東京ディズニーリゾートの公式サイトを見てみると、
東京ディズニーランドに10カ所、東京ディズニーシーには11カ所のメールボックスがある!
テーマランドやテーマポートによって様々なデザインのメールボックスがあり、探すだけでも楽しい!
切手を貼って投函すると、パーク限定のスタンプ(時期やパークによって異なる絵柄)が押されて郵送される!
というような情報が掲載されている。
ディズニーランドで文具が売っているお店に入ったことはあるが、店内で手紙などを書けるとは驚きである。
どうやら母は、娘がディズニーシーの夜景を眺めてうっとりしている間に、娘宛のポストカードを投函してくれたようだ。
文具を取り扱うお店では、東京ディズニーリゾートならではの絵柄や可愛らしい形のポストカードなども販売されている。母から娘に届いたポストカードはディズニーの絵柄であったので、もしかすると母はポストカードを購入してその場で書いてくれたのかもしれない。
母が出してくれた "夢の国からの贈り物" は、今も父から貰った御朱印と並べて玄関に飾り、「行ってきます」や「ただいま」を伝えている。
思い出を記念に残し、見返す度に元気をくれる手紙やポストカードの贈り物は素敵だなあと娘は思う。
またディズニーに訪れる機会があれば、今度は母に手紙を書きたいと夢見る娘であった。
続く。
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