ちゃるぺん

食べること、飲むこと、読むこと、旅行が大好きな昭和女子。思いついた時に書いてます。

ちゃるぺん

食べること、飲むこと、読むこと、旅行が大好きな昭和女子。思いついた時に書いてます。

最近の記事

ドンクのパン

毎日書こうと思って始めたnoteだけど、気がつけばいつぶりか忘れてしまうほど長い時間が経っていた。 ま、こんなもんです。私。 数年前まではよく行くショッピングモールにドンクがあって、とてもよく買っていたのだが、モールの再編に伴って近所からなくなってしまい、しばらく買えずにいたところ、リニューアルした近場のデパートにドンクが入ったのでまた買えるようになった。 ドンクのパンといえば思い出すのは亡き父のこと。 父は、大企業の子会社に勤める会社員だった。祖父はパン工場を経営し

    • ロードバイクがやって来た!

      給付金目当てで注文してから1か月。待ちに待ったロードバイクがやっと届いた。色を指定しての注文だったけど、色見本しか見ていなかったので、実際にどんな色になるか少し心配していた。 実物は思っていたよりずっと落ち着いた色味で、派手なのが苦手な私はとりあえず安心。 ショップまで自動車で取りに行ってから、まずは家の前の道を走ってみた。 いつものママチャリと違ってかなり前傾姿勢だし、サドルに座ると地面に足が着かない高さ、ということは、乗り初めは漕ぎ出してからサドルに座り、止まる時は

      • ワイナリーへ行きたい!

        飛行機にさえ乗れば旅行気分がぐっと上がるので、国内の移動でも出来るだけ飛行機に乗りたい派だ。その目的地が海外なら気分はもっと上がるのは言うまでもない。 どんどん海外旅行をしたいけど、そこはお金と休みがネック。どちらも限りがあるから思い通りの旅行はなかなかできない。 でもいつか、仕事を辞めてゆっくりとした日程で旅行できるとしたら、絶対に行きたいのはフランスやイタリアのワイナリーだ。 大好きなリースリングやゲビュルツトラミネールを作るフランスのアルザス地方は絶対。アルザスに

        • 大好きだったバラのこと

          我が家にはバラの木があった。20年近くもの間、毎年春と秋にたくさんの花を咲かせてくれた。 私は元々草木に全く興味がなく、母が玄関の花を植え替えても全然気付かなかった。「見てないの?」と言われて見に行ってみても、その前にどんな花が植えてあったかも思い出せないくらい。結婚して庭のある家に暮らしても、花を植えたいと思ったことはなかった。心が荒んでいたのかもしれない。 そんな私がバラに興味を持ったのは、職場の先輩のおかげだった。私の母くらいの年齢のその先輩は、自然が好きで山歩きを

        ドンクのパン

          映画「雲の向こう、約束の場所」を見た

          新海誠監督の2004年の作品。 二人の少年と一人の少女が主人公の、学園青春ストーリーかと思いきや、まさかの戦争⁈ 津軽海峡で分断された日本。かつて北海道だったそこは、ユニオンが統治している世界。その中心には高い塔が聳え立つ。青森に暮らすヒロキと拓也は、いつかその塔へ行こうとアルバイトをしながら部品を集め、飛行機を作っている。塔の設計者を祖父に持つサユリは、繰り返し同じ夢を見ることに不安を感じていた。 「君の名は」や「天気の子」とテーマは同じ。時を超えて繋がる思い。一途な

          映画「雲の向こう、約束の場所」を見た

          ずっと聴けるアルバム

          もともとインドア派の私にとって家にいるということはそれほど苦痛ではない。家にいると、庭の手入れなど普段なかなかやる気にならないことをやろうかなという気にもなる。ちなみに、昨日と今日で庭のウッドデッキに防護剤を塗り、愛車のママチャリのチェーンを綺麗にした。 さて、お家時間が増えてよくやるようになったことの一つに、音楽を聴くということがある。普段は忙しくてゆっくり音楽を聴くのは、雨の日の自動車通勤の時ぐらいという私だが、実はかなり音楽が好きだ。 小学1年生から高校3年生まで習

          ずっと聴けるアルバム

          ロードバイクを注文するまでのこと

          日頃自転車通勤の私の愛車は、ブリヂストンの普通のいわゆるママチャリ。一応3段変速で、少しの登り坂ならスイスイ行ける。自転車は、これだけでいいと思っていた。最近まで。 1年ほど前に、夫がクロスバイクを買った。クロスバイクとは、ハンドルが真横に伸びた、10段とかの変速がある自転車のこと。行動範囲が広がるからと私にも勧めてきたが、日頃の手入れが面倒なので買わないと決めていた。 ところが最近の「ステイホーム」のお達しで、自宅でYouTube動画を見る事がめちゃくちゃ多くなった。初

          ロードバイクを注文するまでのこと

          ワインの話

          ワイン好きが高じて2年前にワインの講座へ通って勉強し、WSETというイギリスで生まれた資格試験も受けた。 ワイン講座では、ぶどうの品種やその産地とワイン醸造の基礎知識などを習い、毎回5種類くらいのワインのテイスティングをした。このテイスティングするワインは、いつも1000円台のワインばかり飲んでいる私にはどれも高いワインだったけど、その中でも好きなものとそうでもないものがあり、結局ワインの味はぶどうの品種によるところが大きいということがわかった。 味には甘味や塩味、酸味、

          ワインの話

          「火の鳥」 手塚治虫

          自粛要請で職場が有給休暇の消化を奨励していることもあり、最近家にいるので「火の鳥」を読んでいる。 子供の頃、テレビで随分と手塚アニメに親しんだ世代だが、「火の鳥」は大人になるまで読んだことがなかった。我が子が「火の鳥」にはまっていたことがあり、その時にざっくりと読んだことがあった程度。 2020年は、スピリチュアル界隈の人たちが大きな変革の年といっていたのを聞いたことがあったが、本当に新型ウイルスのおかげで世界中が大混乱になり、オリンピックが延期されるわ、不要不急の外出を

          「火の鳥」 手塚治虫

          ワインを日々飲むようになるまでのこと

          ワインを初めて味わったのは、学生時代にアルバイトしていたフレンチレストランでだった。 当時、世間はバブル期で、個人経営のそのレストランは、一見さんお断りのスタイルだった。駐車場に車が入るとすぐにシェフがその客の様子をチェックする。ちゃんとした服装で着ていたら一見さんでもOKだが、短パンにビーチサンダルみたいな人だと直ちにお断りするように言われる。 「申し訳ございませんが、当店は予約制となっております」とか言うのだ。だから、バイトに入っても一日中お客さんゼロなんていう日も珍

          ワインを日々飲むようになるまでのこと

          西洋家庭料理の本についての話

          高校生の頃、下校途中によく行く駅前の本屋をぶらぶらしていたら、ふと西洋料理の本が目に入った。 それは、西洋料理を仕事にしている人たちが、海外でその料理に出会った時の思い出と共にレシピを紹介する本で、フランス、イタリア、スペイン、ロシアなどの景色と美味しそうな料理の写真が沢山載っていた。 今から25年くらい前のその頃は、今みたいにあちこちにいろいろな国の料理を出すレストランは無く、外食を殆どしない家庭に育った私にはその本の料理はどれも初めて目にするものばかりで、味の想像もつ

          西洋家庭料理の本についての話

          命って繋がってるよね、っていう話

          大好きなおじいちゃんを失う少年のドラマ(”Tale of the Loop" by Amazon Prime)を見た。 病気がかなり進行していたおじいちゃんは、不思議な球体へ少年を誘う。 金属でできた大きな球体の入り口に立って「ハロー」と言うと、いろんな声の「ハロー」がこだまになって聞こえる。こだまが何回聞こえるかでいつまで生きるのかがわかるというのだ。少年のこだまの回数は6回で、その声は今の子供の声から最後はおじいさんの声になっていく。 一方、少年に促され同じように球

          命って繋がってるよね、っていう話