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ずっと聴けるアルバム

もともとインドア派の私にとって家にいるということはそれほど苦痛ではない。家にいると、庭の手入れなど普段なかなかやる気にならないことをやろうかなという気にもなる。ちなみに、昨日と今日で庭のウッドデッキに防護剤を塗り、愛車のママチャリのチェーンを綺麗にした。

さて、お家時間が増えてよくやるようになったことの一つに、音楽を聴くということがある。普段は忙しくてゆっくり音楽を聴くのは、雨の日の自動車通勤の時ぐらいという私だが、実はかなり音楽が好きだ。

小学1年生から高校3年生まで習わせてもらった電子オルガンに始まり、中学生の頃には合唱部に、その後はバンド活動に、社会人になってからはアカペラをやってみたり、合唱団でクラシックを歌ったりと何かと音楽には縁のある生活をしている。

音楽であれば気に入ればジャンル問わず何でも聞く。日本のミュージシャンならユーミンからマニアックな人間椅子、ボーカロイドのきくおとか、今はやりのOfficial髭ダンディズムもけっこう好きだ。洋楽では専ら1970年前後のプログレッシブロックが好きだが、R&Bやオルタナや、クラシックも好き。

好きなミュージシャンを挙げると、たくさんいるけれど、1枚通して聴いてしまうアルバムというと、それほど多くない。1〜2曲聴いたらもうお腹いっぱいになるアルバムって私はけっこう多い。飽きっぽいというのではなく、曲の好みがはっきりしているせいだと思う。いくら好きなミュージシャンでも「あの人たちの演奏だから全部好き」とはならないのだ。そんな私のお気に入りは、めちゃくちゃマニアックだから知らない人も多いだろうけど、一応紹介させていただく。

Yes「危機」「こわれもの」:大ヒットしたロンリーハートは確かに良かったけど、この2枚は別格!

Gentle Giant「Playing the Game」:これは第2子妊娠中の通勤アルバムだった、というと大抵の人は引くけど、つわりで気分が悪い日の地下鉄もこれでご機嫌だった。

King Crimson「太陽と戦慄」「ポセイドンの目覚め」:クリムゾンでこのチョイスも珍しいだろうか。去年のライブで「ポセイドンの目覚め」のPeaceをやってくれたのに感動して泣きそうになった。

National Health「Of Queues and Cures」「National Health」

Hatfield and the North「The Rotters club」:この二つは大好きなカンタベリーミュージックの代表的なバンド。あまりに好きすぎて、イギリスを旅行した時、カンタベリーに行きました。

Trace「Birds」:鍵盤がめちゃくちゃ上手い!バロック音楽をロックにアレンジしたものが多く、クラシックからジャズまで何でもすごい。

The Beatles「White Album」:誰もが知る名盤。ビートルズってやっぱりすごいバンドだと思い知らされる。

日本のミュージシャンのアルバムが全然ないのは、1986年にイギリスのプレグレッシブロックを知ってから、あまりアップデートされていないからかな。