スポーツに活きる学びを発信する!チャレ子

スポーツで活かせる『考え方』を学び、伝えたい!選手→会社員→大学院に入って研究&修行の…

スポーツに活きる学びを発信する!チャレ子

スポーツで活かせる『考え方』を学び、伝えたい!選手→会社員→大学院に入って研究&修行の日々。書籍・論文、専門性を磨くことはもちろん、観戦、ビジネス、アート、歴史、アスリートから様々な学びを発信します。

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目から鱗で会社辞めて、スポーツ心理学とメンタルトレーニングの研究&修行の日々。<なにそれ編>

「これ知ってたら、現役のときもっと強くなれたー!もっと勝てるようになったはずー!あと10年早く聴いて、トレーニングしたかった!!そうしたらプロになってたかもー!うわー!」 これ↑私が初めてスポーツ心理学博士(現師匠)から、メンタルトレーニングを受けたとき心の中の叫びです。 今回は、私が会社を辞めてスポーツ心理学の研究をしながら修行の日々を送るようになったきっかけと、衝撃を受けた「スポーツ心理学」と「スポーツメンタルトレーニング」ってなんぞやをご紹介したいと思います。 1

    • 超一流になった人達は『限界的練習』をしている!

      みなさん、一流になるためには『限界的練習』が必要だということご存知ですか?? これは、あらゆる分野で「超一流になった人」を研究しているエリクソン博士が明らかにしているんです! エリクソン博士と言えば、1万時間の法則。「どの分野でも超一流になる人は10年間で1万時間以上練習している」って発表されて有名になった法則です。でも実はこう付け加えられているんです。 1万時間以上練習しても上手くならない人、下手になるもいる。超一流になるための優れたパフォーマンスを獲得するためには『

      • 自分の限界を超える力を発揮するための「目的」の持ち方

        もうこれ以上、うまくなる気がしない、、、 つら過ぎて、もうついていけない、、、 ミスが多くなると、勝てる気がしなくなる、、 この人は強すぎて勝てないだろうな、、、 とかとか、練習中や試合中に自分の限界を感じたことってありませんか?  いやー私は現役の時正直ありましたよ。周りには絶対言わないけど、なんとなく頭の中でそう思ってしまうことがありました。  だから練習中こんな思いが続くと、やる気が出なくてだらだら練習してしまったり、、、試合中この思いが続くと、頑張ってるつもりで

        • 「チャンピオンになるチーム」と「平凡なチーム」の決定的な違いは【コミットメント】にあり

          「チャンピオンになるチーム」と「平凡なチーム」で決定的に違うことって、何だと思いますか? それは『コミットメントの徹底度』だと言われています。これは世界250以上のプロスポーツチーム、大学チーム、高校チームのチームビルディング、リーダーシップ開発、メンタル、コーチングの実績を持つジェフ・ジャンセン氏が、著書「最強をめざすチームビルディング」で示しているんです。  私はぶっちゃけ「コミットメント」っていう言葉は、選手・指導者のときあんまり馴染みがなくて、ちゃんとわかってなか

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        • スポーツに活きる学び byチャレ子
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        • トップアスリート・指導者の『考え方』から学ぶ
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          最強を目指すチームは、どんなチームビルディングをしているのか?

          みなさんが仮にキャプテン、リーダー、マネジメント、指導者だったとして、「強いチームを作ってください」と言われたら、どんなことをしますか? 実際に強いチーム、優勝するチームはどんな「チームづくり」をしていると思いますか??  難問ですよね!実際に今まさにチームづくりをどのように行えばいいのか、問題に直面している方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。そんな方にぜひぜひ知っていただきたい、最強を目指すチームが行う「チームビルディングの根幹」について今日はまとめてみまし

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          チャレンジ精神が最強!「プレッシャー対処レベル」を理解すると、プレッシャーとの戦い方がわかる

          みなさんは、プレッシャーに弱いですか? プレッシャーがかかった時、どう対処していますか??  私は幼少期から試合ではプレッシャーを背負い込み、どんな試合でも相手がだれだろうとプレッシャーを感じて、力を出しきったことなんてほぼなかったです。プレッシャーに弱いからって、頑張って練習したことが出せないのってめちゃめちゃ悔しいから、どうにかしたかったんですけど。でもどうしたらいいかわからなかった。。。  でも実は、数々のトップアスリートを栄光に導いてきたスポーツ心理学の権威ジム・

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          選手は俳優と同じ!?パフォーマースキルを磨いてタフな選手になろう!

          みなさん、タフな選手になりたいですか?? タフ(Tough)って、「たくましい、丈夫な、粘りのある、頑丈な、不屈な、頑固な、強靭な」という意味があるから。きっとタフな選手は、肉体的にも・精神的にも強い選手ってイメージですよね! 「とにかく厳しい練習と厳しいトレーニングを積んでいたらタフになりそうだけど・・・」 「タフな選手になりたい気がするけど、どうやったらタフになれるのかよくわからない」 などなど、私も一生懸命頑張っていれば、タフになれるのかなーなんて、選手の時ふわっ

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          試合で力を発揮できなかった選手時代の自分に伝えたい 「セルフトーク」トレーニング

          私は選手の時、「技術・体力と同じで『考え方(心)のスキル』も鍛えることで、最大限のパフォーマンスを安定的に発揮することができるようになる」ということを知らなかったし、理解していなかったし、信じてもいませんでした! なんでそう思っていたんだだろう、、、目に見えないからなのか、、、後悔しかない(泣) スポーツ心理学に触れてきた現在の自分が、もし過去の15歳の自分に会って話ができるなら(なぜ15歳?:15歳までは全国優勝したり、日本代表になったり、アジア大会で優勝するなど、ノリ

          試合で力を発揮できなかった選手時代の自分に伝えたい 「セルフトーク」トレーニング

          選手の時に読みたかった!ワインバーグ博士の「テニスのメンタルトレーニング」

          「選手の時にこの本読んでおけば、もっと強くなれたはず!!!」と読み終わった後、後悔の嵐が吹き荒れました。この本には選手のときに悩んでいたことの、解決策が書かれている!!!  ロバート・ワインバーグ博士の著書「テニスのメンタルトレーニング(The Mental Advantage: Developing Your Psychological Skills in Tennis )」。33年前に出版されているんです。そして、テニスはもちろん、他の個人競技、チームスポーツにも通じる

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          目標を攻略するのための『3つの意識』

          いや~~~目標達成することって難しいですよね!  実際、目標設定してモチベーションMAXになった後、そこから道のりが本番です。その道のりの中でさまざまな障壁にぶち当たっても、立ち止まらずに歩み続けられるかどうかで、達成の可否が決まりますよね、、、  コロンビア大学ビジネススクール副所長で社会心理学者のハイディ・グラント教授は目標を攻略するためには ①状況に応じて、場面にふさわしい目標を設定すること ②目標達成までに直面する問題や困難を乗り越えやすくするための、選択のコツを

          目標を攻略するのための『3つの意識』

          科学的に正しい「選手のほめ方」

          指導者や保護者、チームリーダーのみなさん! 選手をほめていますか?? どのようにほめていますか? ほめることって簡単そうで実は奥が深い!!ほめ方によって選手のモチベーションやパフォーマンスが大きく変わってしまうんです。 そこで、今回も社会心理学者ハイディ・グランド・ハルバーソン教授の著書を参考に、数多くの研究結果から導き出された「効果的なほめ方」をスポーツ選手にあてはめて、考えていきたいと思います。 フィードバックが選手を育てる ほめることが大事だというお話は、耳にす

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          「if-thenプランニング」で勝つための習慣をつくろう‼

           もっと強くなりたい、もっといい結果を出したい!と日々考えながら過ごしている選手のみなさん!目標を達成するには、練習・トレーニングを毎日積み重ね、フィジカルを強化し、体調を整え、自分と向き合い、さまざまな知識を取り入れ、、、、、などなどやることはいっぱいですよね! それらは、1日や数日では身につかないので、何度も何度も繰り返して身につけていくものだということは、誰もがわかっていることだと思います。 でも、何度も何度も繰り返すつまり『習慣化』するって結構難しい!3日坊主で終わ

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          なぜアスリートは「ノート」を書くと良いのか?《7つの効果》

          トップアスリートが、競技に関して「ノート」をつけてているという話は、最近よく耳にします。(ここで使用しているnoteではなくて、リアルな紙のノート) なんで「ノート」を書くと良いの?  なんとなく思い浮かびますが、すごく気になっていたので調査開始!いろいろとアスリートのインタビュー記事などを漁ってみると、個々の選手によって書く内容は様々で、選手が実感するノートの効果もいろいろあるんです。 そして、とても参考になる書籍「世界を獲るノート~アスリートのインテリジェンス~」(

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          コロナ後のスタートダッシュのために!スポーツ選手におすすめ「目標の設定&使い方」10ステップ

          選手は今、アフターコロナに向けて限られた環境の中、さまざまな取り組みをしていると思います。が!コロナでの活動自粛が解禁された際、どれだけスタートダッシュができるかも、とても重要だと思いませんか? いつ大会が開催されるか、自粛が解禁されるかは正確にはわかりませんが、コロナ後には、短期間で勝利を掴める状態に仕上げなければならないのは間違いないです! そこで、選手は時間がある今だからこそ「目標設定」に徹底的に向き合って、スタートダッシュに向けた『準備』を整えてみてはいかがでしょ

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          気の強い私に革命が起こった「めんどくさい上司・先輩への対処法」

          みなさん、めんどくさい上司や先輩にどう対応していますか? 気が強い私は、そういう人に対して嫌な顔(嫌ですよアピール)しながら、「ハイ」と言って従っていました。で、心の中でストレスを溜めまくり、スポーツや食で発散していました。はい。ダメな奴です。 「めんどくさい上司・先輩にどう対応するのか」 これは私が社会人になってから、組織で働く上で大いなる課題でした。自分で良くない態度をしているのは良くないとわかりつつ、子供だよなと思いつつ、どうしたらこのストレスから抜け出せるのかが

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          根性がない人のために!科学的な「意志力」を鍛える方法

          「自分って意志が弱いなぁ」と感じることってありませんか? 私の意志力は自己評価で40点です。意志が弱い自分と長らく戦っております。でもこの戦いについに科学的なメスが入り、打開できそうなんです!!それは「スタンフォードの自分を変える教室」という武器を得たからです。 意志力問題はどう解決するのか? 意志力の弱い自分との戦いは、日々いろいろな場所で勃発すると思います。例えば、スポーツ選手だったらこんな感じの、意志の弱さを痛感する経験があるのではないでしょうか? ・体力つけるた

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