Cyndi

97年香港に移民し、これからも住み続ける予定の女子。主に香港内と日本国内の食に関する事…

Cyndi

97年香港に移民し、これからも住み続ける予定の女子。主に香港内と日本国内の食に関する事やローカル文化を中心に、時々気まぐれに番外編を混ぜながら、徒然に色々書いてます。香港人へのリスペクト半端ない。お得感満載、絶対損はしないという感覚の香港人は凄いと思う!

最近の記事

シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「黄身の色」

卵の色について考えたことがあるだろうか。 私はここ香港で90年代後半に料理を作るべく割った卵の黄身が黄色であったことに多いに驚き、料理を作るのを中断したことがある。 その後専門家と話すチャンスがあり聞いてみたところ、鶏のエサが違うから黄身の色が違うんだっ言われ頭では納得したものの、積極的に卵料理を作る気になれない時期がしばらく続いた。 ここ五から十年くらいは日本の卵が大量に売られるようになり、今ではマンション下にあるスーパーに走ればいつでもお手軽価格で買えるという、非常に

    • シンディ@香港の気まぐれ日記(ハイキング編)「ピーク/山頂」

      ここ香港では本当に簡単にハイキングを楽しむことができる。今日も香港島側で友人とお茶をした帰りに、さくっと一人で歩きに出た。一人だから何の気兼ねも縛りも無い。短く歩こうが長く歩こうが気分次第で決められる。場所によっては帰りはバスで降りることも可能だ。 さて本日は香港島側、ワンチャイ駅すぐのワンチャイギャップからスタートした。かなりきつい坂を登ること30分ほど、バス通の五叉路を渡り更に登っていくと、このような光景を目にすることができる。地下鉄の駅から約1時間ちょっと歩く

      • シンディ@香港の気まぐれ日記「飲食編」”奶油脆脆猪仔胞” コンデンスミルクのカリカリ丸型コッペパン

        コンデンスミルクとバターたっぷりのパンを弱火でじっくり焼いたもの。どう考えても甘くて美味しい。 一番美味しかったのは、セントラル(中環)とションワン(上環)の中間にあるPMQという元政府官舎の建物近くにあった、バラックみたいな青空営業してたお店。週末は常に長蛇の列で、トマト味のマカロニ入りスープが大人気。一緒に食べるこのパンの美味しいことと言ったら.., ほっぺが落ちそうとはこのことを言う。 当時は韓国や台湾からの観光客も沢山いて、さまざまな言葉が飛び交っていたなぁ。 そ

        • シンディ@香港の気まぐれ日記飲食編「傅麵世家」元なだ万香港店の料理人が作る粋な和中折中料理

          ユンロン(元朗)という、東京で言えば日野市のような郊外の一角にその店はある。創業14年。シャングリラホテル内のなだ万で腕を磨いた王さんが46歳で独立して開けた庶民向けの店。街坊と言われる近所の人々に親しまれ続けだからこそ、コロナ禍でもテイクアウトが伸び一人の従業員の首を切る事なく今までやってこられたそう。 名前のとおり麺が主流の店ではあるが、それには牛バラ肉や海老ワンタンが付いてくる。しかしながらメニューにある絶品は何と言ってもハンバーグ。3種類のソースからトマトソースを選

        シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「黄身の色」

        • シンディ@香港の気まぐれ日記(ハイキング編)「ピーク/山頂」

        • シンディ@香港の気まぐれ日記「飲食編」”奶油脆脆猪仔胞” コンデンスミルクのカリカリ丸型コッペパン

        • シンディ@香港の気まぐれ日記飲食編「傅麵世家」元なだ万香港店の料理人が作る粋な和中折中料理

          シンディ@香港の気まぐれ日記(香港ハイキング編)「ライオンロック」

            ここ香港ではコロナになってから更にハイキングが盛んだ。先ず登り口まで非常に簡単に行くことができ、楽々コースもいっぱい選べる。歩いている途中にも”士多” と言われる小さな店で水などの購入ができるから、大荷物を持ち歩く必要がない。半日、いや数時間でも気楽に歩くことが可能だ。   今回歩いたのはライオンロック、獅子山と呼ばれていて「獅子山下」という香港人のソウルソングとしても有名だ。山頂494m と聞けばかなり低いが、2、3時間で上まで登り切るのだから、結構いい運動になる。

          シンディ@香港の気まぐれ日記(香港ハイキング編)「ライオンロック」

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「生姜鍋」

          5019 factory という名のハンバーガー屋さん。日本人オーナーがオーストラリアビーフを丁寧に焼き出してくれる店だ。 そこには冬の間、メニューには無い生姜鍋が用意されている。鳥肉で出汁を取り、たっぷりの野菜が煮えたら薄切りの豚肉を煮たたせて出来上がり。最初に擦った生の生姜を入れていることもあり、本当にあったまる。 昨晩は30代男子駐在員の会として。28歳から37歳の6名が集合。そこに私が一応紅一点でいるのだから、ちょっと変わった光景、というか、皆さん

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「生姜鍋」

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編) 「詠藜園四川菜館」

          かつてダイヤモンドヒル駅前にあったバラックで生まれ、現在は二店舗を構える坦々麺で有名な店。在港日本人の間では、ワンポア(黃埔)と言われる場所にあるご綺麗な方が有名だが、やっぱり本番は黃大仙(ウォンタイシン)店。発祥の地のすぐ側にあり地元民に愛されるローカルスタイル。点心を頼むとその場で皮から作ってくれ、出来立てを大切にしているにも関わらず値段が安い!10名ほどで散々頼んでビールも飲んで一人200ドル(3000円ほど)。 お勧め料理は、蒸し餃子や湯丸と言われるゴマやピーナッツ

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編) 「詠藜園四川菜館」

          シンディ@香港の気まぐれ日記(香港文化編)「中秋節ランタン祭」

          中秋節は旧暦の8月15日と決まっている。ここ香港では中秋節の翌日が祝日となる。中秋節当日は早上がりが主流で、半ドンだったり3時で終わったり。会社によって差がある。ちなみに中国は中秋節当日が休みだそうだ。 今年はまだコロナ禍とはいえ、本土感染ゼロが一か月以上続いている香港では、入場制限しながらもランタン(灯籠)祭りがあちこちで行われた。私が行ったのは、黃大仙(ウォンタイシン)という道教のお寺。ライトに照らし出された灯籠は、それはそれは美しかった。入場無料というのも香港では珍し

          シンディ@香港の気まぐれ日記(香港文化編)「中秋節ランタン祭」

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「日本橋天ぷら·金子半之助の稲庭うどん」

          2019年、和民傘下の金子半之助が香港に進出。ランチは天丼3種類のみ、値段も140香港ドル以上(サービスチャージを入れると約2000円)というかなり強気な感じがしていた。江戸前天丼さもちろん美味しいが、ボリュームがたっぷり過ぎて私には2食分に匹敵するほど。このランチを食べた後、晩御飯が食べられなかったのをよく覚えている。そういう意味ではコスパ最強⁉︎ さて今回久しぶりに行ってみたら、稲庭うどんとミニ天丼セットが登場していたので、考える間もなく食いついてしまった。 先ず稲庭

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「日本橋天ぷら·金子半之助の稲庭うどん」

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「Avobar HK 」

          チムサーチョイの海側にあるK11 Musia というちょっと高級感溢れるショッピングセンターの地下2階、フードコートを抜けた奥にあるアボガドメニューのお店に行ってみた。 ランチセットはアボガドの真ん中にチキンとトマトが挟まれているサンドイッチ。パンなどの糖質は全くなし。付け合わせに葉っぱが少し。 友人が頼んだアボガドエビサンドイッチにはエビの上に赤いケチャップがのっていたのと、スイートポテトが添えられてきた。こちらは少し糖質かもと思いながら自分の前にあるアボカドサンドを見

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「Avobar HK 」

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「ミシュランインドカレー」

          先日ハイキングに行った時スコールで早々に切り上げ、仲間が勧めるこのインド料理店へ行ったのがきっかけでハマってしまった。深みがあるカレー、マトンも全く臭みがなく美味しくいただける。更に場所も地下鉄駅出口から20秒、値段もリーズナブルとくればリピートしない手はない! 今日はエスニック料理好きの友人と平日のランチタイムにトライ。予想どおり金額も味も期待を裏切ることはなく大満足でした。スープはいただけなかったけど、まぁ飲まなければいいし。ただしボトルに入った水が予め席に置いてあるの

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「ミシュランインドカレー」

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)タイのボートヌードル@九龍城

          ここ香港では各種アジア圏の食べ物をリーズナブルに試すことができる。九龍城という地区は昔から移民してきたタイ人が多く住むことで有名。 今日のお店は昌發泰國粉麵屋という、タイの麺屋さん。もちろん他にも色々食べれるのだが、麺が一番のオススメとのこと。 ボートヌードルの由来は、タイの水上マーケットで食べられているところにあるらしい。豚肉と牛肉の両方が使われていて、肝肉なども入っている。モヤシやパクチーが載っているところもエスニックで香りもよく食欲をそそる。 実際の味はかなりあっ

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)タイのボートヌードル@九龍城

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「ヘレナメイ」

          古きイギリス植民地時代の流れをくむ会員制クラブ The Herena May にお友達が長期ステイしているとのことでランチに行ってきた。かつて何度も訪れたことがあり、サラダバーが充実しているのが楽しみなランチ。しかもここは香港人向けサラダではなく、所謂六星ホテルのブュッフェにあるような高級チーズや豆サラダ、オリーブなどが多々あり、何度もおかわりしてしまう珠玉のチョイス。 しかもメンバーは推薦者が2名いないと入会できず、レストランは携帯電話禁止なため、ひっそりとしている。ここ

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「ヘレナメイ」

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編) 「田舎料理·吉」

          吉(きち)に初めて来たのはかれこれ10年以上前。以前の上司に勧められてだったような気がする。 こちらは煮魚定食が食べられる珍しい店で、しかも食堂のように利用している日本人がたくさんいることでも有名。オーナーはケバい化粧の女性で、他にもいくつかの店を経営しているらしい。 味は至ってシンプルだが、日本人が好きな味を追求していると思う。例えば写真のはおふくろ定食。今回は野菜炒めと冷や奴を選んだが、焼き魚や納豆の組み合わせもある。小さな小鉢にちょこちょこと、種類多く様々な味が味わえ

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編) 「田舎料理·吉」

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「香港式創作日本食」

          皆さん、こちらは普通の鰻重に見えますか? 実はこちらは鰻とフォアグラの丼です。鰻の切り身の間に数切れのフォアグラが埋め込まれており、さらにキュウリか何かの切り身と金糸卵が載っています。 こちらのお店は日本贔屓の香港人オーナーが経営するレストラングループの一店舗で、ランチの単価が398ドル+10%サービスチャージ(日本円で6000円くらい)がかかる。周りを見るとパリッとしたスーツを着込んだ初老の男性を筆頭に家族できている人たち。或いは短パンにTシャツのにいちゃんと若いお姉ちゃ

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編)「香港式創作日本食」

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編) 「甘棠燒鵝」

          今日は北京ダックならね、北京グース(ガチョウ)を食べに行った。場所は香港島のコーズウェイベイ駅から徒歩10分ほどの山の手にある南華會と言う、本来メンバーシップのスポーツクラブの、ボーリング場の一角にある。知る人ぞ知る店らしい。値段もリーズナブルで.来ているお客さんも洗練されている感じだった。 先ず店の名前にもなっている名物の北京グースは、北京ダックよりも脂っこい感じだったが、春巻きの皮みたいなのに包んで白ネギ、胡瓜を巻いてタレを付けていただく。ちょっと上品なお味。 また、

          シンディ@香港の気まぐれ日記(飲食編) 「甘棠燒鵝」