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シンディ@香港の気まぐれ日記飲食編「傅麵世家」元なだ万香港店の料理人が作る粋な和中折中料理

ユンロン(元朗)という、東京で言えば日野市のような郊外の一角にその店はある。創業14年。シャングリラホテル内のなだ万で腕を磨いた王さんが46歳で独立して開けた庶民向けの店。街坊と言われる近所の人々に親しまれ続けだからこそ、コロナ禍でもテイクアウトが伸び一人の従業員の首を切る事なく今までやってこられたそう。

名前のとおり麺が主流の店ではあるが、それには牛バラ肉や海老ワンタンが付いてくる。しかしながらメニューにある絶品は何と言ってもハンバーグ。3種類のソースからトマトソースを選ぶのがお勧め。トマトとセロリの酸味と玉ねぎの甘味が絡まり箸が進む。ハンバーグのタネは牛と豚の合い挽き肉。丁寧に引いてあるため、パクパクといただける。値段は58ドル(日本円7、800円)ここまで手間をかけていることを思えばここ香港では破格に安いと言える。

場所はちょっと遠いが、休みの日に小旅行気分で出かけてみるのも悪くない。

address 26-28 Hop Choi Street, Yuen Long, N.T. 
tel 852-2478-7998
元朗「千色店」というショッピングセンター近く。

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