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🌟居堎所の「安心」のために迫られる「排陀」ずいう決断🌟

せんちぎヌど生きづらさの共同䜓

はじめに

NPO法人りィヌクタむさんず
ひき桜さんの
察談ラむブ配信を拝芋したした。
その所感を蚘したす。　　


「安心」な居堎所を確保するために

　居堎所に求められるこずはたくさんありたす。
　最䜎限守られなければいけないものは、ずばり利甚者に「安心・安党感」を䞎えるこずです。
　「安心」がなければ、どんな支揎メニュヌやむベントがあろうが、居堎所ずしおの機胜を果たしおいるずは蚀えたせん。

「安党」を脅かす人物を「排陀」する苊枋の決断

居堎所の倚様性


居堎所には倚様な人物が蚪れたす。居堎所のタヌゲットにもよりたす。刑䜙者の方の居堎所なら、衝動性の匷い方がき぀い蚀動をずるかもしれたせん。瀟亀䞍安障害の方の居堎所なら、だれも話さず沈黙した雰囲気が流れおいるかもしれたせん。

ステレオタむプに泚意


　䞡極端な2者を䟋に挙げたした。しかし、それらの䟋はステレオタむプ的な考えにすぎたせん。刑䜙者でも沈黙しおる方もいらすでしょう。察人恐怖があっおも぀い暎力をふるう方もいるかもしれたせん。

「排陀」の決断


　いずれにしおも、利甚者の「安心」を脅かす人物はそのたた攟眮できたせん。き぀い蚀い方ですが「排陀」せねばなりたせん。䞀人のために10人の利甚者の「安心」を奪うこずは合理的ではないでしょう
　ひき桜さんいわく、「排陀」埌には埮劙な空気が流れるようです。いうたでもなく、人を「排陀」するこずに、いい感じは埗られないでしょう。

「排陀」された人間の居堎所　

　利甚者も倚様なように、支揎機関も倚様です。「排陀」された人であっおも、そこに察応する支揎機関はあるはずです。
　䟋をあげたす。暎力的衝動の匷い人が「排陀」されたならば、その方にはただ通垞の居堎所に通うには段階が早かったず考えられたす。たずは衝動性を抑えたり、適切なコミュニケヌションを孊ぶ必芁がありたす。それを支揎するための医療機関やカりンセラヌず぀ながるのが劥圓です。「安心」を脅かされた被害者ずの兌ね合いもありたすが、やがおは元の居堎所に戻っおこればいいのです。
　

反瀟䌚的ず非瀟䌚的は混ぜるな危険(実䜓隓)

　わたしは再犯防止に関心を持ち続けおきたした。それを螏たえたうえで実䟋をあげたす。
　私が通う別の居堎所では非瀟䌚的な利甚者が倚い䞭で、䞀人反瀟䌚的な傟向のある利甚者が来おいたす。暎蚀・暎力も倚く私自身も「安心」を感じられなくなるこずがありたす。
　䞀方で曎生保護に粟通しおいる私ずしおは、圌に察しおは最悪今の居堎所がなくなっおも、他の支揎機関はあるず思っおいたす。それは保護叞やBBSの掻動などです。究極の話、事件にでもなれば、少幎院・家裁・少幎鑑別所でさえも支揎機関ず蚀えたす。そしお先述のように他人を傷぀けない考えを孊んだ暁には、元の居堎所に戻ればいいのです。※あくたで犯眪を犯した前提で蚘述したした。

他機関連携の重芁性

　これらのこずから他機関連携は重芁です。1぀の居堎所がだめになった時でも、次の居堎所を芋぀ける必芁があるからです。そこの連携がなされなければ「排陀」された人間は孀立するだけです。「排陀」した人間のために、わざわざ次の居堎所を提案するずいう気になれるか難しいずころです。民間や個人的な自助䌚なら困難でしょうが、公的機関は次に぀なぐ責務があるず私は考えたす。

党員を同時に守るこずなどできない

　誰でもり゚ルカムですむンクルヌシブな居堎所ですず謳うのは簡単です。しかし先述の通り、䞀぀の機関ですべおの人間を守るずいうのはできたせん。もっず珟実的になるべきです。

非行系生埒を受け入れない孊校


　2017幎に岐阜県にある西濃孊園に5日ほどむンタヌンシップしたした。こちらの孊校は䞍登校傟向にあるお子さんを受け入れおおり、孊生寮もありたす。
　この孊園の方針ずしお、非行系の生埒は受け入れおいたせん。指導方法が異なるからだそうです。盎接聞けな語ったのが惜したれたすが、おそらく先述のように、生埒を守るため、ずいう理由も存圚するでしょう。

分け隔おない孊校


　䞀方で非瀟䌚系・反瀟䌚系のどちらの生埒も受け入れる孊校もありたす。北海道にある北星孊園䜙垂高校です。
 ã€€äž€èˆ¬ç€Ÿå›£æ³•äººã¯ã‚‰ã„ふ(旧コアプラス)が䞻催した「゚デュコレ」ずいう教育系団䜓が集たるむベントでこちらの孊校ブヌスに䌺いたした。
　先述の西濃孊園を知っおいたので、なぜ䞡者を受け入れるのか質問したした。担圓者いわく、あえお䞡者を受け入れおいるそうです。もちろん問題は発生するようです。しかしその葛藀の䞭で解決方法をさぐり、䞡者間での盞互理解ぞず進むようです。
　これもたた面癜い考えであり、重芁なプロセスだずもおもいたした。ただし、このような受け入れをするためには、居堎所運営者の盞圓な技巧が求められるこずでしょう。この盞互理解ずいう方法は、先述した「排陀」ずいう遞択をずらずに1぀の空間内で課題解決を図るずいうものです。おそらく他機関連携はしない代わりに぀の機関内で倚職皮連携がなされおいるずいったむメヌゞでしょう。そうなれば考え方は他機関連携ず本質的には同じものであり、うたく機胜しおいるでしょう。

「安心」を脅かす人を絶察に攟眮しおはいけない

　これたで「排陀」を取るこずにより、「安心」を埗るずいうトレヌドオフの話を述べおきたした。
　残念ながら「安心」を脅かす人を攟眮する機関もありたす。先述の北星孊園さんでは察話のプロセスを経おいたす。これは攟眮でありたせん。䜕も起こす気もないこずが党囜で起こっおいたす。

いじめ加害者を圚籍させ、被害者を転校させる孊校


　いじめによる自殺者が埌を絶ちたせん。わたしもいじめの被害経隓がありたした。(※埌日別蚘事で曞きたいず思いたす。)
　あろうこずか、いじめずいう犯眪は「排陀」されるべき人間が「安心」を保蚌され、「安心」を保蚌されるべき被害者が䞍登校・転校など「排陀」を䜙儀なくされおいたす。先述の原理の逆転が起こっおいるのです。
　こんなこずがたかり通っおいるのが珟圚の日本教育です。なぜ被害者が「排陀」され、お金をかけおたで転校しないずいけないのでしょうか。珟行制床・法䞊は加害者を転校させる措眮は取れないようです。
　いじめ問題はただただ無孊です。倧孊の恩垫がちょうど「いじめ防止察策掚進法」に぀いお研究されおいるので、远っお研究したいず思いたす。

加害者を守っおしたった居堎所(実䜓隓)

　実䟋をあげたす。私が通う某居堎所で、スタッフ(Aさんずする)から暎力を受けたした。即時、抗議文曞を管蜄する課に提出したした。これ自䜓あっおはならないこずなのですが、問題はその先です。(そのスタッフに関しおは、私が宗教䞊の信条や曎生保護に粟通しおいる芳点から解雇を求めたせんでした。珟圚和解枈みです。)
　組織が加害者たるAさんを守るこずに泚力しすぎおしたったのです。
　通垞なら、䞀定期間は被害者たる私がAさんに遭遇しないように、出勀を停止させるはずです。しかし通垞通り出勀は継続されたした。
　それならば、せめお出勀日を私に䌝達するように求めたした。組織はあたり奜意的には思わなかったようで、できるだけAさんず仲良くなるような旚を述べられたした。
　私はAさんを蚱しおいたすが、仲良くなるかは別の話ず考えおいたした。たたそうだずしおもタむミングが早すぎるずも思いたした。加害者ず被害者を迅速に・匷制的に和解させるような手続きは絶察にあっおはならないこずです。
　その他問題はたくさんありたしたが長くなるので割愛したす。蚀わずもがな、その組織に察する信頌はほずんどなくなっおしたいたした。それは私だけでなくほかの利甚者も感じおいたす。

修埩的叞法

　刑事政策の抂念の䞀぀に「修埩的叞法」ずいうものがありたす。これは犯眪加害者ず被害者の双方を裁刀ではなく、察話を通し解決するずいうものです。もちろん修埩的叞法が実行されるためには双方の同意はもちろん、甚意呚到な時間がかけられたす。

最埌に

　わたしもこのむかで研究䌚を運営するにあたり、「安心」ず「排陀」のゞレンマずどう向き合っおいくべきかわかりたせん。
　「排陀」ずいう行動をずるこずでその方ずの衝突し、しんどくなるかもしれたせん。もしかしたら䞍安で䜕も䌝えれず「安心」を確保できないかもしれたせん。「排陀」できおも、ひき桜さんのように眪責感にさいなたれるかもしれたせん。
　぀たるずころ、䌚を開く䞭で詊行錯誀し勉匷しおいくないず考えおいたす。今週末に第1回が開催予定ですがどうなるかも怜蚎は尜きたせん。優しく芋守っおいただけるず助かりたす。