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「矯正・保護分野外の支援者等に対する更生支援の啓発活動in大阪府茨木市」イベント概要

0.各イベントへの申し込みは↓下記リンクからお願いします!!


1.       イベント概要


 「矯正・保護分野外の支援者等に対する更生支援の啓発活動in大阪府茨木市 」というタイトルで2024年8月~12月の期間で全10回(予定)のイベントを開催するに至りました。
 各回、茨木市と関わりがある方を中心に、司法分野の支援者(地域生活定着支援センター・TS・保護司・協力雇用主会等)・有識者(立命館・追手門学院大学)等を講師として招聘し、主に福祉的課題(障害・高齢等)を背景に罪を犯す方の更生支援のテーマでご講演いただきます。
 是非イベントにご参加いただき、支援者の方々が日常で抱えられている課題の解決の糸口になればと思います。またこれを機に分野横断的な交流をしていただければ幸いです。

※備考:「司法分野外の対人援助職従事者に対する更生支援の啓発活動in大阪府茨木市」から活動名を変更いたしました(2024年7月18日)

2.       会場:西光寺(大阪府茨木市西河原1丁目7番2号)


(ア)  アクセス
①      JR総持寺から徒歩約10分
②      阪急茨木市駅から近鉄バス西河原停留所から徒歩約10分
(イ)  お車でお越しの方へ
会場に最大6台まで駐車可能です。会場先着順でお停めいただけます。駐車台数を超過した場合は恐縮ですが、近くのパーキングエリアにお停めください。
※路上駐車は近隣の方にご迷惑をおかけしますのでご遠慮ください。
(ウ)  連絡
会場管理者へのご連絡はご遠慮ください。当団体までご連絡ください。

3.       日時


(ア)  各イベントの「日時」をご覧ください。
(イ)  開始30分前に設営・準備、終了30分後には撤収いたします。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

4.       タイムスケジュール


(ア)  できる限り質疑応答のお時間をお取りできるように心がけます。
(イ)  休憩時間はございません。お手洗いや休憩されたい方は随時お願いいたします。

5.       参加対象者

主に以下の方を対象としますが、それ以外の方(例:奈良市在住で奈良市で活動されている方)でもご参加いただけます。
(ア)  茨木市在住又は茨木市内で支援・市民活動を行っている方。
(イ)  茨木市在住又は茨木市内で支援・市民活動をこれから行いたいと考えている、社会課題に関心のある方(行政機関・学生・市民・有識者など)
(ウ)  備考:イベント名に「矯正・保護分野外」とついておりますが、矯正・保護分野に関わっている方でもお申込みいただけます。

6.       参加定員:16名(先着順)


(ア)  備考
①      「対人援助職が刑事司法を知らなきゃいけないワケ~『最良の刑事政策は最良の社会政策である』(仮)」のみ45名(先着順)
②      申込フォームには人数制限の設定をしております。万が一エラー等で定員を超過した場合、多少の超過人数の参加は可能ですが、資料印刷費をご請求する可能性がございます。ご理解の程よろしくお願いいたします。

7.       申込方法


(ア)  原則各イベントに併記されているリンク先の申し込みフォームからお願いいたします。(申込フォームのリンクをまとめたサイトは↓の記事になります。)
(イ)  障害上の合理的配慮が必要で、ネットからの申し込みが困難な方はお申し付けください。電話番号をメールにてお知らせいたします。
(ウ)  キャンセルされる場合
問合せ欄のメールからご連絡お願いたします。

8.       参加費:無料

9.       お持ち物


(ア) 筆記用具
(イ)  ノート・メモ帳
(ウ)  名刺(参加者・運営メンバー・講師の方とご交流ください)

10.    同意事項


以下の2点をご確認し同意の上でご参加ください。
(ア)  個人情報取り扱い規定

 
(イ)  イベント時のルールとご協力のお願い

11.    障害上の合理的配慮事項について


(ア)  障害上の合理的配慮が必要な方はお申しつけください。過重な負担でない範囲でご協力させていだきます。
(イ)  ビデオカメラを購入予定のため、障害特性上会場参加が難しい方は期間を限定したアーカイブ配信を行いますのでお申しつけください。
12.    当団体と代表について
(ア)  当団体の理念などは↓の記事をご覧ください。

(イ)  )当団体代表のプロフィールは↓の記事をご覧ください。

13.    イベント開催の背景


(ア)  「司法」と「福祉」の歴史
 2003年に山本譲司さんによる「獄窓記」が出版され、刑務所に障害者をはじめ、福祉的課題を抱えた方々が多く入所されていることが明らかになりました
 2006年には「下関駅放火事件」が発生しました。刑務所を出所されたばかりの方が生活保護を申請するも断られました。駅で一夜を過ごそうとするも追い出され、「刑務所に戻りたい」という思いから駅舎を放火しました。

(イ)  「司法」と「福祉」の連携機関の誕生
 これらをふまえ、厚生労働省の下、各都道府県に、刑務所から出所される方で障害を持つ方やご高齢の方を対象に支援を行う「地域生活定着支援センター」が2009年頃から設立されました。
 また、障害を背景に問題行動を起こしてしまう方に寄り添うための組織である、TS(トラブルシューター)ネットワークが有志により、全国のあちこちで設立されています。

(ウ)  「司法」と「福祉」の連携必要性の認知
 しかしながら、大阪府地域生活定着支援センターさんのご活動には人的・経済的な限界があるためか、市町村レベルに根差した活動(少なくとも茨木市では)はできていないというのが実感です。茨木市内では社会福祉法人秀幸福祉会さん等ごくわずかな支援者がその役割を担っているようです。実際福祉関係者の方であっても、そもそも同団体の存在すら知らない方もいらっしゃいます。実際、平成29年「自立が困難な矯正施設退所者への福祉的支援に関する調査研究事業」によれば福祉施設による刑余者の受入れ拒否が53.3%あったようです。

(エ)  「生きづらさ」が「加害」へ
 罪を犯す背景は障害だけではなく、多様なものです。令和5年度犯罪白書では、少年院在院者の87.6%が被虐待等を含む「小児期逆境体験」を有していることも明らかになりました。虐待という被害体験を受けた方の一部が矯正施設に行かざるを得ない現状があります。その他、依存症などの「生きづらさ」が「罪を犯すこと」につながることが多く見受けられます。

(オ)  「加害」者だけでなく「被害」者にも
 2004年に「湖東記念病院事件」発生しました。軽度知的障害を有する無実の女性が自白の誘導に迎合し、殺人罪で起訴されました。再審請求が認められ無罪判決が出たのは2020年になってからです。
また2007年には「安永健太さん死亡事件」発生しました。不審者と疑われた、中等度知的障害を有する安永健太さんが、警察管による過剰な制圧により亡くなりました。刑事・民事訴訟ともに遺族側の主張は認められず裁判が終わりました。
 このように現行の刑事司法制度では福祉的課題を抱える一部の方を「加害」者だけなく、「被害」者にもするリスクをはらんでいるのです。

14.    お問い合わせ


centipede.hey@gmail.com

15.    謝辞


(ア)  助成機関
本イベントは公益財団法人日本フィランソロピック財団じりつチャレンジ基金のご支援をうけて実施します。

(イ)  会場協力
本イベントは西光寺寺こ屋さんの会場をお借りして実施しております。

 
(ウ)  運営協力
本イベントの運営は以下の団体のご協力・ご助言を頂いております。
①      NPO法人ウィークタイ

 
②      茨木地区BBS会
茨木地区BBS会(@ibaraki_BBS)さん / X

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