2020年4月の記事一覧
『偶然でも運命でもない』 あとがき
この小説を書き始めたのは、トレーニングの一環だった。
当時、とある会社の事務員だった私は、単調だけど膨大な仕事に趣味の時間を取れないでいた。
平日は帰宅すれば家事に追われ、休日は寝て過ごす日々。
内容はなんでもよかった。何か、仕事ではない事がしたい。
スポーツや手芸はしんどいから、小説を書こう。
これまでも、文章は書いてきたし。
今はスマホがあるから、どこでも書くことが出来るし。
最初は、特に
オンラインルームシェア
あの人の不安は、私には救えない。
私が誰かに救われるように、その孤独を埋めることが出来ない。
もともと家にいる時間が長い私は、幸いにもインターネットというものを使って、同じ時間を共に過ごせる友人が多い。
大体の場合、一日中、カメラを付けっぱなしにして、通話状態で過ごす。
そういえば、旦那さんと結婚をする前もそうだった。
仕事から帰宅すると、どちらからともなくカメラをonにして通話モードに入る