見出し画像

仕事で評価されやすい人の特徴

サイバーコネクトツー執行役員の山岡です。

あるスタッフから「評価されるにはどうしたらよいか?」という質問を受けました。

私自身、いくつかの会社で働いてきた中で「評価される人」を多く見てきました。その人たちには共通していることがあると感じています。もちろん会社の規模や文化によって多少異なるとは思いますが「評価される人」はだいたい同じような特徴を持っています。

なので、今回は「仕事で評価されやすい人の特徴」を掘り下げてみたいと思います!(企業の社長や役員、部長職やマネージャーではまた違った能力が必要です)

■仕事で「評価される」とは

「評価される」と言っても人によって捉え方が異なると思います。

「キミはすごいね!」って言われたい人もいるし、周りから重宝されることを求めている人もいると思います。しかし、それだけでは仕事においては「評価されている」とは言えません。

仕事において一番わかりやすい「評価される(されている)」は「給与が増える」ことです。

もらっている給与以上に上司や会社から見た自身の働きが上回っていることが評価になり、だから給与が増える(見合った給与をもらえる)のです。

会社からすると、給与以上に働いてくれる社員はとても貴重な存在です。現在の役割よりも、昇格したり大きな役割を担ってくれた方がもっと会社に貢献してくれるのではないかと考え昇格の対象となります。出世することで給与は上がるので、これを繰り返すと給与は増えていきます。

なので、仕事で「評価される」とは「給与以上の働きをしている」から「昇格の対象になり出世する」ので「給与が増える」ということになります。

■「評価されやすい人」の特徴

「評価されやすい人」には特徴があります。もちろん一人前の仕事が出来ることが大前提ではあるのですが、仕事に取り組む姿勢や思考が成果や結果に繋がっているじゃないかなと思います。

●会社のルールや規律を守る

以前勤めていた営業職の会社でことです。定例の会議や全社的な会議に仕事で遅れてきたり途中で(電話が入ったりして)退席する人がいましたが、総じて成果が上がっていない人が多かったです。逆に成果の上がっている人は、遅刻や途中退席はほぼありませんでした。

当然、成果の上がっている人ほど仕事をたくさん抱えていて忙しい訳ですが、差し込まれないように先回りして仕事を済ませてから会議や行事に臨んでいたように思います。普段でもそのように先回りをして仕事をしていたと思います。

会社にはルールや規約があり、それらを守ることで秩序が保たれチームや組織としての大きな力が発揮されます。

・勤怠や時間管理がしっかりしている
・報告連絡相談を怠らない
・会社や上司、同僚、部下の誹謗中傷をしない
・ビジネスのTPOに応じた言動ができる
etc…

こういった仕事として当たり前のことを出来ない人は当然、評価されにくいです。

●素直な人が多い

評価されている人って、自分のやり方を貫いている印象をもっている方も多いのではないでしょうか。実はそうでは無くて良いと思ったことを素直に取り入れて吸収しようとする人が多いです。

以前勤めていた会社でスピード出世した人は出来る先輩や上司のメモの取り方、話し方、手帳の種類までマネをしていました。仕事が出来る人や結果を出している人の行動や思考は多くの経験を経て非常にブラッシュアップされている状態です。仕事の参考書、教科書がそこにいるようなもので、マネをすることで早くその状態に近づくことができるのです。

また、指示されたことを素直に実行する人も多いです。やれない理由を並べてようやく重たい腰を上げて行動する人より、直ぐに行動してトライアンドエラーを繰り返した方が成果や結果に結び付きやすいのです。

●面倒な仕事を任せられる

仕事では問題やトラブルが多く発生します。それらの対処、対応は精神的にも体力的にも負荷が高く正直面倒なものが多いです。しかし、そういったトラブルや問題は放置しておくと状況が悪化し大きな損害になるので、直ぐに対処や対応が必要です。

会社や上司、上長にとって、面倒な仕事に時間を割くことは本来担うべき業務が出来ないことになります。また、丁寧な対応や精度の高い報告連絡相談が求められることも多く、任せにくいものでもあります。

なので、それらを任せられる部下がいることは非常に心強く、会社への貢献度も非常に高いものになり、評価されやすくなるのです。

●所属の上司も評価されていることが多い

評価されている人が存在するチームや部署は、所属の上司も評価されていることが多いです。上司や上長には会社のために達成しなければならない目標が必ずあります。その目標が達成されなければ会社への利益貢献が出来ず、いくら頑張ろうとも自身の評価は上がりにくい状況になってしまいます。

評価されている人は、おのずと上の役割や役職、上司の視点で仕事をしようとします。今の役割以上の貢献をするには、もっと上の視点で考え仕事を行うことが必要だからです。

なので、チームや部署の足りていない部分に気付き先回りして対処したり、チームの成果が挙がるよう提案や相談したりしてチームとしての目標を達成するために行動します。結果、会社の中で上司の評価が上がり、自身の評価に繋がります。

●会社からの要求が高くて多い

評価される人ってチヤホヤされる印象があるかもしれませんが実は逆で、会社や上司からの要求が高く、どんどん指示が飛んでくることが多いです。なぜなら、それがもっとも効率的な選択だからです。

会社や上司から見ると、説明や作業指示もあまりしなくとも、高い確率で求める成果や結果を出してくれる訳ですし、なにより本人が会社や仕事の目的を理解してくれているので気を遣う必要もないからです。

なので、そういった人は必然的に評価が上がりますし、サポートも手厚くなるのです。

■まとめ

以上、仕事で評価されやすい人の特徴をまとめてみました。

「給与以上の働き」=「評価」というのは抵抗がある人もいるかもしれませんが、ゲーム開発やビジネスも価格以上の付加価値を付け、期待を超えたときにクライアントやお客様に感動が生まれ信頼され評価を得ることができます。

なので、会社や上司が求めるものを理解し、相手の目線に立って考え、行動することが出来れば必ず評価に繋がります!私自身も出来ていない部分も多く頑張らないといけないなと思いつつ、最後はこの方の名言で締めたいと思います!

『どうしてできないんだろうと考えることがあっても、これは無理、絶対にできないといった限界を感じたことは一度もありません。』大谷翔平

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今日も一日頑張りましょう!

サイバーコネクトツー 執行役員
山岡 寛典


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro