Cazu

文学作品のあれこれエッセイ、時事、出来事を綴ってゆきます。

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記事一覧

一期一会荒城の月

作曲家瀧廉太郎が荒城の月の作曲は偶然で後文部省唱歌として歌われ日本を代表する歌曲となりました。 廉太郎はドイツに留学しますが病の為帰国する事になり、ロンドン廻り…

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3日前

花の命は短くて

十七、八が二度候かよ、 枯木に花が咲き候かよ。 壷井栄さんです。 花の命は短くて苦しき事のみ多かりき。 林 芙美子さんです。 どちらも素晴らしいキャッチフレーズです…

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3か月前

わが祖国

スメタナ作曲我が祖国モリダウには、祖国愛があります。 我が祖国日本には、一千二百兆円の借金があります。 それを継承する子孫はどうするのでしょう。国家財出の減少しか…

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3か月前

せまる遠き想い

暮れ行けば浅間も見えず歌悲し佐久の草笛。やさしく白き手をのべて林檎をわれにあたへしは、薄紅の秋の実に人恋ひ初めしはじめなり。 藤村の千曲川旅情と初恋です。どこか…

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4か月前
1

戦前の教科書より

遠い昔室町時代後期の武将 太田道灌は、 鷹狩の途中急な雨にあい、最寄りの農家に蓑を借りに行きます。 その家の娘さんは山吹の花一枝を差出します。 道灌は意味が解らず…

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5か月前
1

それで、、ええんよ

我が国で始めて言文一致体の小説「浮雲」を書いた二葉亭四迷の筆名は、  くたばって仕舞え の自嘲です。 筆を休んだ四迷は、貧民救済所で働き、そこで出逢った娼婦は別れ…

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6か月前

青春日記その4

明日からは、二度と泣くまい恋すまい、幾ら泣いても笑うても、胸の痛手は治りやせぬ。  ここの痛手は体の傷で心は痛みじゃあないでしょうか 次は笑うてもです。 ここで…

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7か月前

青春日記その3

佐藤惣之助「青春日記」です。 泣き濡れて送る手紙の恥ずかしさ 待てば淋びしや沁みじみと 街の鋪道の雨の音。 何の変哲もないのに淋びしさが身に沁みてきます。此の様…

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8か月前

青春日記その2

漱石門下森田草平は、女子大生平塚明と心中をはかるが決行出来なかった。 漱石の奨めでその仔細を小説「媒煙」として発表し作家となる。 かたや明は平塚らいてうとして女…

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8か月前
2

青春日記その2

漱石門下森田草平は女子大生平塚明と心中をはかるが決行出来なかった。 漱石の奨めでその仔細を小説「媒煙」として発表し作家となる。 かたや明は平塚らいてうとして女性…

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8か月前
3

青春日記その1

漱石の家には木曜日に若者が勝手に集まりました。 一番弟子だと自認する小宮豊隆を見た漱石は着物の下は何だい、と問い、歌舞伎役者から貰った浴衣だとうかべて答えた。 …

Cazu
8か月前
1

100年前のラブストーリー

夏目漱石の三四郎からです。可哀想なは惚れたって事さ。ズバリと来ますネ。珍らしい程人気の続く作家です。 鰌(同情)が鮎(愛)になり、鯉(恋)になるかも。経験の有る方は幸…

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8か月前

岡田阪神いざ❗

阪神日本一へ、、、!関西人なので 盛り上がっております! アメリカはベースボール日本は野球。俳人正岡子規さんの命名です。子規さんは若くして結核を病みました。鳴い…

Cazu
9か月前
2

はじめまして

人は皆幸せを求めます。 では幸せとはなんだろう。金、物、地位等を持つ事が幸せなのか否です。これらは形有るものだから、必ず滅します。幸せとは幸せだと感じる事で、朝…

Cazu
9か月前
5
一期一会荒城の月

一期一会荒城の月

作曲家瀧廉太郎が荒城の月の作曲は偶然で後文部省唱歌として歌われ日本を代表する歌曲となりました。
廉太郎はドイツに留学しますが病の為帰国する事になり、ロンドン廻りの船で帰りますが丁度 土井晩翠はロンドンに居たので廉太郎を見舞います。真の一期一会です。廉太郎23歳 没。

花の命は短くて

花の命は短くて

十七、八が二度候かよ、
枯木に花が咲き候かよ。
壷井栄さんです。

花の命は短くて苦しき事のみ多かりき。
林 芙美子さんです。
どちらも素晴らしいキャッチフレーズです。
栄さんは「二十四の瞳」で、芙美子さんは
「放浪記」で注目を集めました。

わが祖国

わが祖国

スメタナ作曲我が祖国モリダウには、祖国愛があります。
我が祖国日本には、一千二百兆円の借金があります。
それを継承する子孫はどうするのでしょう。国家財出の減少しか方法はありません。
今の永田町では無理。
財出の無駄な所を国民が指摘するべきです。

せまる遠き想い

せまる遠き想い

暮れ行けば浅間も見えず歌悲し佐久の草笛。やさしく白き手をのべて林檎をわれにあたへしは、薄紅の秋の実に人恋ひ初めしはじめなり。
藤村の千曲川旅情と初恋です。どこか懐かしく、涙を誘うものがあります。藤村の歌に酔い乍ら、、
#島崎藤村 #初恋#千曲川

戦前の教科書より

戦前の教科書より

遠い昔室町時代後期の武将 太田道灌は、
鷹狩の途中急な雨にあい、最寄りの農家に蓑を借りに行きます。
その家の娘さんは山吹の花一枝を差出します。
道灌は意味が解らず、後に古歌に
「七重八重花は咲けども山吹の実の(蓑)一つだに無きぞ悲し」を知り、学問に打込みます。

それで、、ええんよ

それで、、ええんよ

我が国で始めて言文一致体の小説「浮雲」を書いた二葉亭四迷の筆名は、
 くたばって仕舞え の自嘲です。
筆を休んだ四迷は、貧民救済所で働き、そこで出逢った娼婦は別れた妻 福井つね でした。

再度筆を取り「平凡」を残した。

その後特派員となった四迷は、帰国途上ベンガル湾船上にて病死
45歳の生涯を閉じた。

青春日記その4

青春日記その4

明日からは、二度と泣くまい恋すまい、幾ら泣いても笑うても、胸の痛手は治りやせぬ。 

ここの痛手は体の傷で心は痛みじゃあないでしょうか 次は笑うてもです。
ここでは絶対笑えません。泣いても薙いてもです。然し此のような感性は今の女性に通じましょうか、いや女性の秘められた情熱は消える事はないでしょう。

青春日記その3

青春日記その3

佐藤惣之助「青春日記」です。
泣き濡れて送る手紙の恥ずかしさ 待てば淋びしや沁みじみと 街の鋪道の雨の音。

何の変哲もないのに淋びしさが身に沁みてきます。此の様な経験をされた方は辛かったでしょうが幸せな方です。
感性の豊かな方だからです。必ず真実の愛に恵まれます。

青春日記その2

青春日記その2

漱石門下森田草平は、女子大生平塚明と心中をはかるが決行出来なかった。

漱石の奨めでその仔細を小説「媒煙」として発表し作家となる。

かたや明は平塚らいてうとして女性解放運動の先駆者となる。章平68歳 らいてう85歳没。
若き人は自死は絶対いけません。明石家さんま曰く生きてるだけでも丸儲け。然りその通り。

青春日記その2

青春日記その2

漱石門下森田草平は女子大生平塚明と心中をはかるが決行出来なかった。

漱石の奨めでその仔細を小説「媒煙」として発表し作家となる。
かたや明は平塚らいてうとして女性解放運動の先駆者となる。章平68歳 らいてう85歳没。
若き人は自死は絶対いけません。明石家さんま曰く生きてるだけでも丸儲け。然りその通り。

青春日記その1

青春日記その1

漱石の家には木曜日に若者が勝手に集まりました。

一番弟子だと自認する小宮豊隆を見た漱石は着物の下は何だい、と問い、歌舞伎役者から貰った浴衣だとうかべて答えた。
漱石は誰に貰おうと着物の下に浴衣なんか着るものかと吐き捨てた。
漱石の短気さと潔癖さを表す処で弟子の好む処でもあった。

100年前のラブストーリー

100年前のラブストーリー

夏目漱石の三四郎からです。可哀想なは惚れたって事さ。ズバリと来ますネ。珍らしい程人気の続く作家です。
鰌(同情)が鮎(愛)になり、鯉(恋)になるかも。経験の有る方は幸いです。素晴らしい感性の持主です。但し独身者限定にします。
#三四郎 #夏目漱石

岡田阪神いざ❗

岡田阪神いざ❗

阪神日本一へ、、、!関西人なので
盛り上がっております!

アメリカはベースボール日本は野球。俳人正岡子規さんの命名です。子規さんは若くして結核を病みました。鳴いて血を吐く子規(ホトトギス)からの俳号です。若くして亡くなりました。文豪漱石の松山からの友人です。

はじめまして

はじめまして

人は皆幸せを求めます。

では幸せとはなんだろう。金、物、地位等を持つ事が幸せなのか否です。これらは形有るものだから、必ず滅します。幸せとは幸せだと感じる事で、朝夕幸せな一日だったと喜ぶ感謝の心です。

明石屋さんま曰く生きてるだけで丸儲け。