Kensuke Nakashima

1989年生まれ。制作会社でプランナー。音楽と読書とビールが好き。

Kensuke Nakashima

1989年生まれ。制作会社でプランナー。音楽と読書とビールが好き。

最近の記事

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はじめまして

noteをはじめて2週間が過ぎた。いろいろな人の投稿を見ていると、自己紹介を固定記事にしている人が多いことに気が付いた。今日は今更ながら簡単に自己紹介をしてみようと思う。基本的に自己紹介は苦手である。自分の薄っぺらさをひけらかしているようで、恥ずかしくなる。しかし30歳にもなり、いつまでも恥ずかしがっていてもしょうがないので、このnoteを始めたようなところもある。これからは積極的に恥ずかしいことをしていこう。 なにをやっている人?関西の広告の制作会社でプランナーをやってい

    • スターリンの葬送狂騒曲

      スターリンの葬送狂騒曲という映画を観た。ブラックコメディ満載で面白かった。当時のソ連のことを考えると面白いなんて言ってられないが。 ラスプーチンの本を読んでから、最近ロシアやソ連に興味を持っている。今読んでいるこの本もめちゃくちゃ面白い。 構成主義的なポスターを作りたくなる。 今日の1曲

      • 21歳にして白内障になった話②

        前回までの話 21歳の若さで白内障を宣告された僕は、徐々に白く濁っていく二酸化炭素を加えた石灰水のような目を約8年経過観察を続けていたが、とうとう手術の宣告を受けたのだった。 手術が近づいたところで浮上したのは眼内レンズの話である。ここでそもそもの話だが、白内障というのは目の中にある水晶体が白く濁る病気だ。手術ではその濁った水晶体を取り出し、人口のレンズを入れるというわけだ。 通常お年寄りが白内障手術をする場合は単焦点のレンズを入れるようだ。前回の記事でも少し触れたが、こ

        • Seventeenを読んでいた

          今日は雑誌Seventeenを読んでいたら、なんと4ページにわたってSDGs特集が展開されていた。ちなみに何故Seventeenを読んでいたかというと仕事で必要だったからである。後ろめたいことは何もない。別にThirtyでSeventeen読んでたっていいのだ。 内容は「SDGsとは」みたいな基本からグラフを使って現状を説明しつつ、オシャレなエコバックやマイボトルなどを紹介するという、読者のニーズに添いながらもしっかりとした内容だった。グレタ・トゥーンベリも紹介もされていた

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        はじめまして

          コーヒーが飲めなくなって

          アイスコーヒーの季節がやってきた。 僕はコーヒーが飲めない。大好きだったのだが、3年くらい前に急に飲めなくなってしまったのだ。当時毎日3〜4杯はコーヒーを飲んでいた。 いつの頃からか、会社に行くと身体が重く動悸がするようになった。ずっとというわけでもないし、毎日でもない。仕事に精神的なストレスもない。僕は甲殻類にアレルギーがあるが、誤食して体調が悪くなった時の症状に似ていた。当時はエビも食べていないのにどうしたんだろうと不安だった。どうにも身体が怠いのでシャキッとするため

          コーヒーが飲めなくなって

          タクシー運転手で知る歴史

          韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』を観た。話題になっていたのは知っていたが、全くストーリーは知らぬままに鑑賞。なんとなくビジュアルからコメディかと思いきや、かなり社会的な映画だった。 光州の家族との食事シーンなど、田舎の素朴な雰囲気と硝煙(催涙ガス?)立ち込める夜の路地裏のシーンの対比が強烈で恐怖を感じた。後半は衝撃的なシーンの連続で、見るのが辛かったが今見るべき映画だと思う。光州からの帰り、これまで後部座席に乗っていたドイツ人記者が、助手席に座ってたのが、運転手

          タクシー運転手で知る歴史

          ゲームとカルチャーの話

          今日でnoteを初めてまる一ヶ月。31本目の記事である。何度か日付をまたいでしまったことがあるが、毎日書くことができた。奇跡的だ。noteを始めて感じたことは都度書いてきたが、総じて良いことが多い。何か書くネタを探すようになるし、書くからには少し調べる習慣がついた。 仕事が通常モードに戻りつつある中で、noteにかける時間が少なくなってきているが、続けられるところまで続けたい。 とはいえ今日は書くことがない。どうしようか。 先週実家に帰ると、プレステミニが家にあった。何

          ゲームとカルチャーの話

          ゴミの日に詠む短歌

          金曜日はゴミの日。特に今日は月に一回の『缶の日』だ。自粛中に飲んだビールやチューハイの缶がベランダのゴミ箱に溢れんばかりに入っている。両手いっぱいに空き缶を持ち、エレベーターを待つ間いろんな思いが錯綜した。 『一ヶ月でどれだけ飲んでるんだ』 『この姿は他人に見られたくないな』 『自分のStay Homeを可視化するとこうなるのか』 そして思った。そうだこの気持ちを短歌にしよう。 なぜそうなるんだと、お思いかもしれないが、先日人生初の短歌を詠む機会があったのだ。それがなか

          ゴミの日に詠む短歌

          広告会社で働いていて一番楽しい瞬間

          広告制作会社で働いていて一番楽しい瞬間はいつ?と聞かれれば何と答えようか。 「街で自分の携わった媒体を見たとき?」 「プレゼンが取れた瞬間?」 「仲間たちとあーだこーだブレストしてるとき?」 いや違う。僕が一番楽しい瞬間は 自分が落ちたプレゼンの完成物に、仲間たちとイチャモンをつける瞬間だ。 「全然要件満たしてない」 「結局今までと一緒じゃないか」 「絶対うちの方がが良かった」 「てかオリエンの内容変わってるやん」 「普通やなー」etc... それはもうイチャモンが

          広告会社で働いていて一番楽しい瞬間

          音ナBARが面白い

          instagramの広告で流れてきた、サーモスの『音ナBAR』というキャンペーンが面白かった。いくつか質問に答えると、自分にあったドリンクと、プレイリストを紹介してくれる。J-WAVEとコラボレーションしミュージシャンやラジオDJなどがSpotyfyプレイリストを紹介してくれる。一言で言えば『その時の気分に合ったドリンクと音楽でリラックスしてください。サーモスはそのお手伝いをします』というキャンペーンだ。 こういった診断コンテンツは以前からよくあるが、誘導が非常にスムーズで

          音ナBARが面白い

          フィンランドとエストニアのレコード

          今日は良い風が入っていて気持ちがいい。 Nicholas Krgovich聴きながらアイス食べてて幸せ。今日は朝から嫌なニュースが多くしんどかったが、リラックスだ。 今日職場の2年目の女子(K-POP好き)に、先日noteで取り上げたBeyond Liveをしっかり観ていた。さすがである。年も7歳違うと触れているカルチャーが違う。 ふと思い出したが、本当であれば昨日くらいまでフィンランドにいるはずだった。去年の9月に行ったフィンランドが良すぎて、1年経たずうちに予約をして

          フィンランドとエストニアのレコード

          英国トラッドフォークに感じる郷愁

          Bibioの新譜が素晴らしく良い。音楽を聴いて泣くことはないが、これはうっかりしていると泣きそうになる。1曲めの『Sleep On The Wing』からかなりヤバい。まだ見ぬ異国の田園に連れて行かれるようだ。この2020年のささくれ立った心にスッと入りすぎる。 曲調は英国のトラッドなフォークである。生まれてこのかた日本にしか住んだことなない僕には縁もゆかりもないメロディのはずだ。なのにこんなにも郷愁を感じ、感情を揺さぶられる。不思議だ。幼少の頃かな見てきたアニメやTV、読

          英国トラッドフォークに感じる郷愁

          はじめてのバック・トゥ・ザ・フューチャー

          今日ははじめて映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観た。これまで幾度となくチャンスはあったが、なんとなくスルーしてきた。観たこともないのに、知ってる感じでUSJのアトラクションにも乗った。まさにかまいたちのトトロのネタ状態だ。僕は今日とうとう観てしまった。もう観る前には戻れない(デロリアンがあったら戻れる🚙 ) 今更僕が語るまでもないが、普通に2時間楽しく鑑賞した。2も観てみたい。1950年代のアメリカを知っていれば、もっといろんな小ネタに気づけたんだろうなとも思った。

          はじめてのバック・トゥ・ザ・フューチャー

          コロナ以降のライブの話

          またレコードを買ってしまった。コロナ以降音楽を聴く時間がかなり増えている。これまでは外出時にSpotifyが主流だったが、家でゆっくりレコードやCDを聴くようになった。去年末にスピーカーを買っておいたおかげで快適だ。ネットでディグする時間が増えたので、欲しいレコードがどんどん増えていく。困ったものだ。 こんな風にStay Home下での音楽ライフは充実しているが、やはりライブについては非常にネガティブな状況にあると思う。僕は5月に『森 道 市場』という愛知県は蒲郡のフェスと

          コロナ以降のライブの話

          21歳にして白内障になった話

          今日は仕事を休み朝から眼科へ。定期検診で4ヶ月ぶりの診察だ。僕は去年29歳にして白内障の手術をした。同世代はもちろん、会社の上司よりも早い。なかなかの好記録だと思う。このまま順調に年を経たら40年後くらいには同世代が白内障手術をしだすだろう。その時僕は経験者ぶって友人の相談に乗ったりするはずだ。 いや待て、どうだろう。僕は40年後もちゃんと覚えているのだろうか。そもそも白内障なんてものは手術なんてしなくてもよくなっているかもしれない。僕の曾祖母がその昔、白内障の手術をしたと

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          TikTokと THE WEEKEND

          THE1975の『NOTES ON A CONDITIONAL FORM』のアナログ盤が明日発売のようだ。以前記事にも書いたが、2020年最注目作品の一つだ。 ジャケットが再生紙が作られており、捨てる時も地球に優しいらしい。ただ、レコードのジャケットを捨てるなんてどんなシチュエーションなんだ。思わず突っこんでしまった。とはいえ税込¥5,000越えの80分2LPはなかなかハードなので、一旦様子見をしている。今日はTHE1975を横目に見ながら、次の2枚を購入。 サウスロンド

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