Seventeenを読んでいた

今日は雑誌Seventeenを読んでいたら、なんと4ページにわたってSDGs特集が展開されていた。ちなみに何故Seventeenを読んでいたかというと仕事で必要だったからである。後ろめたいことは何もない。別にThirtyでSeventeen読んでたっていいのだ。

内容は「SDGsとは」みたいな基本からグラフを使って現状を説明しつつ、オシャレなエコバックやマイボトルなどを紹介するという、読者のニーズに添いながらもしっかりとした内容だった。グレタ・トゥーンベリも紹介もされていたりで、良くも悪くもサステナブルな取り組みのアイコンになった彼女の背負ったものを考えると、少し辛くなった。

紙面デザインは完全にティーン雑誌のそれで、びっちり小さいテキスト、且つポップな装飾で紹介されるSDGsはなんとも言えない違和感を醸し出していた。

ぱっと見は他のページに馴染んでいるが、やっぱりよそ者感は否めなかった。おそらく、何か大きな力が働いてのページなのではないだろうか。Seventeenという文脈でなく、あくまでSDGsありきの構成になっているので、見かけはポップだが言っていることは行政の作る広報誌なんかとさして変わらない。

当たり前の話だが、SDGsなんて言葉は本当は必要ない。あくまで目標を明確化したうえで、世に浸透させるための記号なのだ。やはりカッコいいのはその媒体の文脈でSDGs的な内容を昇華し、新たに生み出されたカルチャーが結果的に持続可能な世界を創り出すような流れだ。

具体的なイメージは一切ない全くもって無責任なことを書いているが、そうなのだ。しかし、こういった自分とは違う文化の雑誌を読むのは重要なことだと思った。30歳のおじさんが17歳の友達を作るのは少しまずいので、コソコソと雑誌を読んで研究するのである。

今日の1曲
これはびっくりした。神戸にこんなにも素晴らしいバンドがいたなんて。



SDGsとかなんだか言っているが、




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