人材コンサルタントのキャリアを考える パート3
皆さん、こんにちは。カタリストエージェントの勝田です。
前回の投稿では人材コンサルタントのキャリア形成として、「マネジメント編」をお届けし、人材コンサルタントのマネジメントとしてのキャリアについて考えていきました。詳細は下記の投稿をご覧ください。
今回はシリーズの最終回として人材コンサルタントが次のキャリアとして検討することも多い、事業会社での人事について見ていきたいと思います。
人材コンサルタントと人事は何が違うのか?
私は今まで長く人材業界で働いておりますが、同僚や部下などが転職する転職先として一番多いのは、事業会社の人事に転職するというケースです。同業への転職以外はほぼこのケースに該当すると言ってもいいほど頻繁にあり、今では当たり前のキャリアステップとなっています。
それでは人材コンサルタントと事業会社の人事の違いは何なのでしょうか?
いろんな違いがありますが、代表的なものを挙げてみます。
人事領域のどこに専門性を持ちたいと考えているのか?
このように人事の領域は大変、広範囲に渡りますが例えば、人材コンサルタントと人事が双方ともに関わる「採用」について考えてみても両者における関わり方に大きな違いが見えてきます。
具体的には、人材コンサルタントとしては、第三者的な立場として企業の採用を支援していきますが、事業会社の人事などの場合は当然、自社の採用にコミットして動くということになります。
人事として企業の自社採用に携わっていく場合はもちろん、その企業の製品やサービスが好きで魅力を感じていることが大前提ですし、逆に言えばその企業の業績や競争力によって仕事が変動するリスクがあります。(例えば景気が悪くなったので自社の採用が全面ストップなんてことも有り得ます)
その場合でも人材コンサルタントのように担当企業を変更してリスクヘッジを図るということが社内事情もあり中々しづらいというのが実情です。
また、採用以外の人事制度構築や研修関連、D&Iなどでキャリア形成を図っていきたいと考えても当該企業の組織状況や受け入れ体制、緊急度などによってはすぐに希望の職種にチャレンジできないケースもあります。
このような点を認識した上で、自分はどのような領域で専門性を身につけていきたいと考えているのか?あるいはどのようなキャリアプランを描いているのか?という点をしっかり検討しておくことが重要です。
それにはやはり各企業における人事職の組織構成や人員構成、任せられる業務範囲などをよく理解した上で転職を検討していくことが大事です。
弊社、カタリストエージェントでは
弊社、カタリストエージェントではこれらの点を踏まえて企業ごとの特徴をしっかりとお伝えした上で人事ポジションのご提案をさせて頂きます。
現在、弊社では人材コンサルタントの求人以外にも事業会社の人事ポジションなどの求人を多数取り扱っております。それらを見てみると、多くの企業で人材コンサルタントの経験が人事職の採用においてプラスになるのは事実です。
弊社では今までのご経験を踏まえた上で人材コンサルタントの方の次のキャリアとして事業会社の人事はもちろん、リクルーターやRPO(採用代行)などのポジションもご提案が可能です。
今回まで3回に渡って人材コンサルタントのキャリア形成について考えてきました。コンサルタントとしてキャリアアップを目指す、あるいはマネジメントを目指していく、そして今回の事業会社の人事への転職を目指すという内容でお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
人材コンサルタントのキャリアは様々な可能性とチャンスに満ちています。
是非、人材コンサルタントのみならず、人事やリクルーターなどへの転職をお考えの際も弊社にご相談ください。
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