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「苦しみ」の終着点(定期更新)

同じ様な内容の投稿を何度もしましたが、今この瞬間、
この投稿を必要とする人が多くいるでしょうから
定期的に書いていきます。

僕のこれまでの人生は、苦しみの連続でした。
金銭面とか社会的な事柄とかではなく、心理面、精神面に於いてです。
その原因がわかったのは、約5年前。
それまでは、単に性格的なこと、社交不安障害、過敏症、
そして自律神経失調症など、そういう要因と、
「生まれた星の下」が悪いというか、運、不運的なことも
あるのだろうと考えてました。
座右の銘は、「さよならだけが人生だ」という、唐の詩人が
謳った詩を井伏鱒二が訳したものでしたし、生きてる間の
9割が苦しみで、残り1割が楽しいこと嬉しいことだと
本気で考えてました。
人生は我慢をすること、だと。
こういう価値観で50年近く生きていて、日々懊悩し、イライラし、
人やモノに当たり散らし、うるさいバイクや車のマフラーの持ち主に
殺意を抱き、「人間嫌い」を自認しておりました。

で、5年前に精神科を受診し、心理検査(正式なもの)を受けたところ、
ADHDと、ASD、両方をもつ発達障害と診断されました。
で、あれこれあって、今の主治医と出会い、コンサータなどと共に
ある薬を処方されたのです。
それが扉に載せたインチュニブです。
これで僕の「苦しみの人生」は終わりを遂げたのです!!
50歳までの苦しみを10とすると、今は2〜3くらいの感覚です。
心理学の本、宗教の本、パワーストーン(ブレスレット)
神社仏閣巡り(御朱印貰い)各種サプリメント、膨大にやってきた
ことは、一体何だったのでしょうか。
50歳を過ぎて、始めて、「人生というのもなかなかのものだな」と
感じられるようになりました。

これを書いたきっかけは、今日は午前に3コマのレッスンがあり、
それを終え、夕方は5時から再開するのですが、その間、
家で何をしようかと考えてた時です。
普段なら、ちょっとワクワクした感じ(ドーパミン、セロトニンが
多少は出ているのでしょう)なのが、今日は、「どうでもいいや」
という、少し投げやりな心理状態だったからです。
そこで、うつ病の人のことを考えました。
彼らは、僕の投げやりな気持ちの、何十倍、何百倍も苦しんでいる。
「どうでもいいや」どころじゃなく、世界中が色を失って見えたり、
起きることもままならなかったり、死に魅了されていたり、
まさに、今、この瞬間「生き地獄」を味わっている訳です。
いつ終わるともしれない苦しみ。
もちろんうつ病だけでなく、他にもいろんな精神疾患があり、
また病気でなくとも、会社や学校での人間関係で苦しんだり
してる人が、何百万、何千万人といるのです。

だから、僕は自分の体験を通して、苦しみは必ず終わると
言いたいのです。
僕の場合は、薬によってでしたが、それ以外にも
時間的な経過や、人の支えや、カウンセリング等々でも
何がきっかけになるかは、人それぞれでしょうが、
明けない夜はないのです。

「どうでもいいや」とか思いつつ、こういう長文を
昼間から書いてるのだから、いかに僕の元気がいいことか(・∀・)
苦しんでる方、きっと良くなりますよ!
諦めないで、時間が薬だと割り切って、何事も
適当に済ませ、気を軽くもってくださいね。

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