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知らないとヤバい⁉20代の差は一生埋まらない3つの理由

失敗には2つの意味がある!?

最近の新卒社員と話をしていると…
「失敗することが怖いんですよ。」
「失敗するとレッテルを貼られるでしょ。」
「失敗すると出世できなくなるし、会社のお荷物扱いになって、リストラの対象になるでしょ?」
などとネガティブな発言が多いのが気になる。

これって、自分達の親、親戚など周りの人がリストラにあったり、追い出し部屋に行かされて、それが失敗したことが原因だと刷り込まれているんじゃないの?と思うことがしばしばあるんです。

今だから話せることもたくさんありますが、失敗を恐れてはならない。と大声で言いたいんです。

私が最初に入った会社の社長から、「いいか、失敗には2通りあるんだよ。いくらでも取り返しがきく失敗と、致命傷になってしまう失敗があるんだ。」

「その違いは、感覚でしかないけど、強いて言うなら前向きの失敗か後ろ向きの失敗かということかな?」

「前向きな失敗って、何ですか??」と20代半ばの自分が、70過ぎの社長に質問をした。

すると社長は、「ちょうど私が、お前ぐらいだった年の頃、いろいろな新規事業に携わっていたことがあった。チャンスだと思って食いついたけど、 モノにならなかった。結果としては失敗だけど、勇敢にチャレンジすることで、同じような状況になった際に同じ失敗はしなかった。」

私がキョとーんとした表情をしていると、社長は続けて、こういった。
「例えば、あの時こうしとけばよかったとか、こういうことができたとか、
結果に対してはいろいろ言えるだろ。それでは進歩がないって言うことなんだよ。」

その言葉を聞いた私は、「目の前のことに注力して、全力を尽くしたかどうか?ということになりますよね?」

そうすると社長は、「オチまで話をさせないヤツだなー。」といいながら、
表情は笑顔に近かった。

評論家、政治家になるとリストラ候補!?

評論家気取りになるのはすごい簡単なことだということを後に私はとあるクライアントから仕事を通して、教え込まれることになるなんて言うのは、
この当時は全く知らなかった。

立場、地位など関係がなく、フットワーク軽く、目の前にあるチャンスに、チャレンジすることを覚えたのは、社会人1年目の冬だった。

それから月日は流れているけど、このことはずっと根底にある基本の部分。

人事評価のことを気にするぐらいなら、20代はトコトン失敗して恥をかいてほしい。
30代になったとたん、失敗は戦力外を意味することにも繋がりかねないからである。

失敗は成功の母!?

失敗から多くのことを学び、仕事を覚えてほしい。
いきなり成功するヤツはスランプが訪れた時、そこから脱出するすべを知らないから、転職を決意する。

20代のうちにたくさん失敗をしているヤツほど、修羅場をくぐっているからこそ、いざっ!という時に知恵が出るんだ。

そうやって、仕事に対して本気に取り組み、失敗をすることは評価する会社も増えているし、上司によっては、それを勉強というかも知れない。

失敗は成功の前兆であり、もっと本気で考えろといっていると考えられれば、仕事も楽しくなっていくだろう。

体裁上、上司であれば会社内では怒鳴り散らすかも知れない。
しかし、成長が見込まれる人であれば、フォローをしてくれる。
前向きな失敗であれば、怒鳴り散らしてフォローをしない上司はいない。

仕事が楽しくなれば、もっと上の仕事をしてみたいという欲が出てくるかも知れないし、あの人を越えられるかも知れないという自信にも繋がる。

そうすると、会社がどこであれ、個人の力で勝負することができる。

仕事をしていても、おっ!この人できるな!と思う人ほど、過小評価をしすぎている人が多い。
日本人の良い所かも知れないけど、もっと自己主張をして、意見をいったり、堂々とすることをしてもいいんじゃないかな。

失敗したら責任を取るのは上司の仕事であり、部下に全責任を追わせるのは非常におかしい構図である。

20代のうちは上司に迷惑をかけまくれ!

最後にひと言。
20代のうちはトコトン失敗をして、上司に迷惑をかけよう。
そうやって、仕事を覚えていくのと、新しい発見をして企画することを覚えていこう。

今の20代はまじめすぎる人が多く、失敗を恐れていては何も始まらない。
目の前にある仕事についてはきちんとやり遂げることはもちろんだけど、目標数値は平然と超えていかなきゃいけない。

役割を与えられていきいきとしていく規定演技が得意な人、のびのびと枠からはみ出していろいろやらせる自由演技が得意な人が組織にはいる。
チーム内が相互補完関係にあって、上司がチームメンバーを守ることができれば、腹を割って話せる環境があったり、お互いがリスペクトをしている環境があったりするので、常に化学反応を起こしながら切磋琢磨していくことができるようになる。

20代の差は一生埋まらない⁉

20代のうちにいろいろなものを身につけることによって、30代、40代と管理職になったときに、役に立つことが多い。

20代のハードワークは、キャリアの上でもプラスになることが多い。
ここでいうハードワークとは、長時間労働と難しい課題へのチャレンジの2通りである。

目の前にあることに集中して仕事をすることはいいのですが、相手が期待していることを想像して仕事ができるようになったときに、成長力はハンパない。

いわれたことができるのは当たり前ですし、期待値100を超えることはありません。

もう一歩先にいくとしたら、相手が期待していること、相手が何を求めているのかを理解して動くことができるようになると、評価が著しく上がっていくことになる。

自分の評価をあげたいのであれば、全身全霊で目の前の仕事に注力をすることが一番早い。

ちゃんと仕事をしているといろいろな人が見ているわけですから、何かあったときに助けてくれるホワイトナイトの存在になる人もいます。

愚痴をこぼしているのであれば、自分の上司が何を期待しているのか、どう動いたらいいのかなど、イメージをすり合わせる必要があります。

20代のうちにそれができると、出世レースでも優位に立てることができますし、リストラの対象になりにくい人物になっていくでしょう。

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