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知らないとヤバい⁉心理的安全性が保たれていない⁉3つの理由

ここをキャンプ地とする!?

最近、モヤキャリ相談室に相談に来る人の共通点として多いのが、「SNSを見ていると自分の居場所がない」「仲のいい友達が退職エントリーを書いていて、転職したことで辛くなった」など、自己肯定感が下がっている人が多くなってきています。

友達や同期がキラキラしていることを見かけるたびに、自分は価値がないとか、必要とされていないんだなぁと思う人が増えてきています。

コロナショックの影響で丁々発止のコミュニケーションから、WEBコミュニケーションになり、文字コミュニケーションが主流になってきた。

電話をすることは「今」と「ここ」の2軸を抑えてしまうので、「時間泥棒」といわれてしまっている。

2020年ごろは文字コミュニケーションが主流になって、違和感があまりなかったけど、それが続いていくと、文字の行間を読んだり、バックボーンを読んだりすることに疲れてきてしまった。

誰もが手探りの状態で始めたため、常時マイクON、カメラONという相互監視体制の下でリモートワークがはじまることになったが、おかしいことに気づいたらハラスメントということで異常事態になってしまった。

ネット回線を利用しているため、タイムラグが発生するため、丁々発止のコミュニケーションが間抜けになってしまっていた。

同じ時間、同じ空間、同じ目的をもっていなくなってしまったため、間抜けなコミュニケーションをとりながら、仕事を進めることになった。

出社をすることで免罪符になり、相互監視体制の下で仕事をすることによって、一挙手一投足をチェックする体制がリモートワークによって崩壊をしてしまった。

リモートワークがはじまると、管理職の有能、無能がはっきりとわかるようになった。

そんな環境下において、時間ができてしまったときにSNSをみて、疲れてしまった人が増えてしまった。

人間関係が希薄になっていて、本気で相談をできたり、腹を割って話せる人が少なくなってしまっているのは事実。

ひとりでモンモンと考えてしまって、間違った方向へいってしまったりする。

気軽に人と話せる環境づくりが今は必要なのかもしれない。

同調圧力のトラウマ

今でも根本的なことは変わっていませんが、子どものころから、「がんばれば、何にでもなれる」とか、「夢を諦めない」「努力に我慢はつきもの」と教わりました。それを信じきっていたし、それに対して懐疑的な大人もほとんどいませんでした。

団塊の世代ジュニア、ロスジェネ世代、ゆとり世代、さとり世代と称されるように、年齢が若くなるにつれて、長きにわたる日本経済の停滞により、「何にでもなれるというのは、それはそれでウソ」と、小さいときから認識している人も少なからずいるようです。

終身雇用から転職することが当たり前になり、フリーランスブームやノマドブームなどがあり、やりたいことを仕事にすることでストレスフリーというようなイメージになり、働き方についても選択肢が一気に増えた。

最近ではジョブ型への移行をする企業も多くなり、よりやりたいことを仕事にしようという風潮になっている。

選択肢が増えることはいいことですが、増えすぎるの人は選べないというのが脳科学でも実証をされています。

選択肢が3~6個ぐらいであれば選ぶことができるのですが、10個以上になってしまうと選択をすることに対して思考停止になってしまう傾向があり、選べなくなってしまう。

インターネットの出現とSNSの発展によって、今まで噂話で人づてに聞くことが多かった情報が、文字や写真などとして可視化されることによって、よくもわるくも影響が発生してしまっている。

SNS疲れによって、メンタル崩壊を招くケースもあるため、IT断捨離、デジタルデドックスということで、SNSから離れる人も最近増えている。

思い込みと決めつけから解放される

子供のころからずっと言われているのが、「夢や目標をもってそれに対してがんばりなさい。あきらめないでやりなさい」と呪いのように言われ続けている。

無意識のうちに夢や目標を持っていなきゃいけない。

そこに対して努力をしていかなきゃいけない。

ある意味、やらされている感が満載だと気づいたのは、多様性が認められてきた最近の話である。

敷かれたレールの上を走るだけでなく、自力で新しい路線をつくって走るということは2010年代以降だったような気がする。

1985年に男女機会均等法が施行されてから40年近くたってから、新しい価値観、多様性がやっと認められるようになった。

まだまだ、オールドボーイズネットワークという昔ながらの男性同士のズブズブの関係で決まることが多いのですが、少しずつではありますが多様性が認められて、社会の常識やルールが変わってきた。

そんな空気感を反映してなのか、「自己肯定感」や「自分を愛そう」といった言葉がよく聞かれるようになりました。

しかし、具体的にその正体がなんなのかはあまり詳らかにされていません。

自分の可能性を広げる時代

副業・複業の解禁についてはすごくチャンスになっている。

自分がやりたくない仕事をしながらそこそこのお金をもらうのと、自分がやりたいことを仕事にするという覚悟を持ってお金をもらうのでは、充実度が大きく違うからである。

かといって、副業・複業を推進するつもりはありません。

それぞれの適性があり、そこをちゃんと理解しておくことが必要です。

信頼と実績はもちろんですが、信用預金をがっちりと貯めていないと、副業・複業を始めた時に、売上が上がらずに心が折れてしまいますし、場合によっては本業に支障が出てしまうからです。

本業で稼いでいるから、副業・複業で稼ぐことを真剣に考えられないことが多く、ネットに出てくる広告をポチっとして、高額な投資をするけど身につかないというのは、覚悟の問題である。

いやいや仕事をしている姿を身近な人たちに見せるのか、好きない仕事をしている姿を身近な人たちに見せるのかで周りの対応も変わってくる。

運と打率とパフォーマンスの掛け算で、100を超えることができれば継続性があり、バズることもある。

そこでマイナーチェンジをしていくことができれば、時代に合わせて進んでいくことになる。

会社にいる際にも実績と信頼を勝ち取ることができる人は、覚悟が決まっており、周囲5メートルの中にいる人から、うまく巻き込んでいってしまう。

ご自身ができることをちゃんと見極めて、そこでチャレンジをすることはすごくいいことです。

範囲外のことまで注力してやることはありませんし、自分らしく生きることが今の時代には等身大であり、無理をしない生き方かもしれませんね。

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