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知らないとヤバい⁉絶対に失敗しない!キャリアの決断3つのポイント


真面目過ぎるのもよくない

バブル経済が崩壊してからは、完全に買い手市場になり、企業が優位でした。

ITバブルのころから企業も応募者も選ばれる時代になってから、少しずつ売り手市場に変わってきました。

新卒採用ではMARCH以上の新卒学生は大手企業から内定をもらうことができるようになり、自分自身で選択をする時代へと変化してきました。

これがコロナショックの影響、新リストラの影響によって、企業を選ぶ側から、選ばれる側になってしまったことによって、将来のキャリアに対して不安が大きくなっているのは事実です。

新卒で入社をしたとしても定年退職勤めることはないとはいえ、転職をするタイミングや転職活動を優位にすすめるために考えている人もいます。

キャリアを川の流れでよく例えるのですが、自分で解決できる部分と自分では何もできないことがよくあります。

自分がこのキャリアで勝負をしたいと思うのであれば、川の流れの中で自分が見つけた目的地にたどりつけるように、正しい方向で正しい努力をすることが求められ、やったもん勝ち見たいたところもあります。

もう1つは川の流れに身を任せていたら、自分自身では気づかないけど実力を発揮していたり、人からは評価されるポイントになっていることがよくあります。

先行き不安というのは誰もが抱えている感情であり、35歳を超えたらリストラの恐怖と先行き不安のWパンチになるのはこれからの時代だろう。

最近増えている相談とは!?

先行き不安からくるものが多く、「このまま今の会社にいてもいいのだろうか?」「自分の力を付けなければと思うけれど、何からすればいいか分からない」とか、大手企業勤務の20代は「自分の実力以上に給料をもらっているのではないだろうか?」という相談が増えています。

なぜ、こういう質問が増えているのかというと、やはりどの業界も先行きが見通せない状況ですし、これからは会社が守ってくれるとは限らない、会社にぶら下がっているだけではダメだ、と危機感を持っているようです。

何となく不安だから相談をしたいということが多く、転職相談はほとんどありません。

なんとなく転職サイトに登録をして、なんとなくサイトを見たり、スカウトメールの内容を見てみるけど、しっくりとこない。

何となく不安から転職をしなきゃいけないかな?という無意識のバイアスがかかってしまっているのが特徴です。

年収も普通以上、大きなトラブルにも見舞われておらず、見た目は本当に充実している人からの相談が増えているのが特徴です。

優等生ほど沼にはまってしまう傾向とは!?

しかれたレールの上で中学、高校、大学となんの苦労もなく、受験戦争を勝ち抜いてきた人ほど、遊びがなくなってしまい、思考の迷路に悩みはまり込んでしまうことがよくあります。

それまでは敷かれたレールの上で、道しるべとして親や周りの大人たちが誘導をしてくれたのに対して、社会人になると、自分がどういうキャリアを歩むべきか、なんて誰も教えてくれないんですよね。

正解がない。

いきなり「あなたはどうしたいのか」と問われて、それが分からず不安に陥ってしまう。

女性であれば、結婚・出産などのライフステージの変化も視野にいれると、より一層「今、どうしていいか分からない」となってしまう人も多いです。

男性も育児・両親の介護問題など、ライフステージの変化も多くなってきており、「今何をしたらいいのか?」「復帰する時に持っておきたいスキルや経験は?」となってしまっている人がいます。

有名大学を卒業したのち、大手企業へ就職したまではよかったのですが、そこで自分の才能のなさに気づかされた人がいました。

セッションを重ねていくうちに、気づいたことですが、世間体や周りの目を気にするあまりに、親がすすめた会社に入社をしたのはよかったのですが、総合職として営業担当になった時、極度の対人恐怖症であることに気づかされてしまった。

初対面のお客様の前では、何を話したらいいのかわからずに、頭が真っ白になってしまった。

常に営業成績は下から数えたほうが早く、上司からは「なんでこんなこともできないんだ」と叱られる始末。結果的に、メンタルを病んでしまったんです。

自分の特性に合わせた仕事をするのではなく、両親や周りの大人たちからの目が気になっていたことが原因であるということに気づくまでは、自分が向いていないんだ。弱い自分に対して責め立ててしまった。

セッションを重ねていくうちに見えてきたのが、分析力、洞察力がずば抜けていたこと。
その力を十二分に発揮をすることができるポジションとして、マーケティングの仕事で、第二新卒として転職をすることができました。

やはり、自分に向いていないことで頑張っても、良い結果は出ません。
若い時の苦労は買ってでもしろ、とよく言いますが、ミスマッチの状況下で頑張ってもつらいだけ。

「しなくていい苦労」をしないためにも、ネームバリューや常識にとらわれるのではなく、本質的に自分に合うものが何なのか、を見つめることが大事だと思います。

下積み時代が不要であるという若者も増えているのは、価値観も成功体験も何もかもが使えない時代になっていることを証明している。

ゴリゴリの下積み時代を経験していると、失敗しないようにするにはどうしたらいいのか、多少のリスクを背負ってでも前へ進むことができるようになり、時代の流れにコツコツとあてることができるようになり、いつの時代でも廃れない絶対的なポジションを確立することができるようになります。

キャリアは悩むだけ損!

自分に合わない選択を回避するためには、「考えないで意思決定をしないこと」が基本になります。

考えることは漠然とした不安の中から、自分がこの選択で間違っていないのかと考える人もいますし、自分に対してやってみたら利益になりそうだという人もいます。

上手くいっていないことがあるなら、必ず原因があるはずですから、その原因を突き止めることが大切なんです。

セッションの中で聞いている質問の1つに「何が嫌なのか?何がうまくいっていないのか?」を聞いたうえで、転職をするのか、本業で信頼と実績を積むのか、趣味と本業のハイブリッドでやるのか、副業、複業するのか、地方移住をしてゼロベースからはじめるのかなど、原因を見つけて次の目的地や通過地点を決めていきます。

一つ一つブレイクダウンしていくことで、自分が何に不満を持っているのかが、分かるはず。

今の会社から逃げるように別の道を選んでしまうと、同じ失敗を繰り返してしまいがちです。

セッションを通して、漠然とした不安の根本を見つけ出して、自己分析をすることはすごく辛いことかもしれません。

人材紹介会社での経験や企業人事の経験でキャリア相談について大きな疑問を持っていました。

本来のキャリア相談って、転職ありきじゃなくて『私ってこれからどうすればいいですか?』に対して客観的な立場からアドバイスできることじゃないかなぁ?

これからの時代はいい意味で会社を利用して、自分のキャリアを作り上げていく時代になったと。
過去の成功体験や価値観が全く通用しない時代になったと、私はこれが本当のキャリア相談だと気づきました。

転職ありきでその人の可能性をつぶしてしまう案件を紹介して、入社させることではないということ。

あなたが一番大切にしていること、未来のイメージについてとことん聞いて、目の前の人を見て、長所をひっこ抜いて、コピーつけて、テストマーケさせて自分らしい仕事を見つけ出すお手伝いをすること。

また、履歴書、職務経歴書を見ながらヒアリングして、その人のキャリアのハイライトを指定して、文章の添削をして、面接のアドバイスして一番その人が口ごもる部分を先に突っ込んで一度絶望してもらって、本番の転職面談よりもシビアな現実を突きつけること。

さらに、旦那ブロック/嫁ブロックがあった場合、キャリア相談しながら夫婦関係も同時に好転させることなど。

キャリア相談とは、生き方相談。
相談に来たからにはちゃんと応えたいし、変に遠慮して接するのは失礼です。

不必要に厳しいことを言うつもりはないけど
・もういい歳だし…
・子供がいるから…
・転職の回数が多くなったから….
・親の介護があるから…
・家のローンがあるし…
こんな注釈を感じたら
遠慮なく突っ込ませていただきます。
「そもそもあなたはどうなりたいの?」を再定義させていただくようなそんなキャリア相談をしていこうと思っています。

転職をしなくても現職で、または、副業、兼業することで、あなたらしさを追求しながら、一番輝ける方法を一緒に探します!

最初は大変でも、やってしまえば後が楽なんです。心の中にモヤモヤを溜め込んでいる方が、ずっと不健康ですから。

心身ともにヘルシーな状態を保てるよう、「悩む」ではなく「考える」を大切にしてほしいです。

自分に向き合う時間を1か月に1回持ってみる

20代はいろいろな仕事で目が回ってしまうぐらい忙しい時かもしれませんが、月に1回自分自身と対峙してみる時間を設けてみてください。
自分がリラックスできるところで、ノートや手帳とスマホを持っていくだけ。

仕事が嫌だという感情を抱いていたとしても、紙に書き出してみることによって、実は上司との馬が合わないからだとか、チームメンバーとの相性が良くないとか、普段では気づかないことが気づけたりするので、最初は10分ぐらいからはじめて、1年に1回は30分ぐらいかけて、自分自身の内面と対峙して話をして下さい。

“モヤモヤの核”みたいなものが分かってきます。漠然と「仕事が嫌だ」と思っていても、掘り下げてみると、悩む必要のあることと、悩んでも仕方のないことの区別がつけば、それだけで楽になりますし、具体的なアクションに進めますから。

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