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知らないとヤバい⁉代謝宣言は突然に⁉働きたくても働けない人たちが増える⁉

プロスポーツの世界にある、代謝制度

サッカーや野球については、人知れずスポーツ新聞の3行ぐらいで戦力外通告をされる選手が一定数いる。

新しい選手が入団をすると、それと同じぐらいの人たちがひっそりと引退をしていく。

引き際だと思って引退する選手よりはるかに多く、引退試合やド派手な引退セレモニーなどなく、ひっそりと引退をしていく。

いろいろな競技において新人がデビューすると同時に、代謝されてしまう人が一定数いるのが当たり前の世界。

これが、ビジネスの世界でも当たり前になりはじめてくるだろう。
日本は労働三法でしっかりとした解雇については規定をされているけれど、グレーゾーンにある早期退職制度やリストラの手段においては、巧妙化しているのは事実です。

解雇をすることによって、企業ブランドの失墜はもちろんですが、補助金、助成金をもらっている会社にとっては、解雇によってもらえなくなってしまうこともある。

解雇にするよりかは、自主退職してもらうほうが企業としてはすごくありがたいことであり、そうするために同調圧力をかけたりしながら、代謝を促すためのリストラ部屋ができたりした。

休眠企業や取引をしていない企業へ、1日中電話でアポ取りをさせて、アポが取れたら自ら行くのではなく、若手の営業が代わりに訪問して商談をする。

資料請求をしてくれた個人の電話へ1日3回以上電話をかけて、商品の案内とアポ取りをさせたりしていく会社もあった。

営業からコピー室ということで、1日中コピーやシュレッダーをさせたるする会社もあった。

1日中狭い部屋で電話をかけさせて、精神的に追い込んでいくことになる。

これも5つのステップを踏んで、マインドコントロールをしたうえで、自己決定権を放棄させていくことに近い。

時代とともに巧妙化している⁉

バブル経済が崩壊したばかりの90年代からリストラという言葉が生まれてた専攻してしまうことになるが、まずは早期退職制度で退職金を上乗せをするから、今すぐやめてくださいという人をリストアップして、応募をさせることがメインになっていくことになった。

最初は今まで会社に忠誠心を誓って頑張ってきたのに、という怒りが生まれ、その後、上司や人事から同調圧力をかけられることによって、怒りを収めることになり、計算をして損して得取れという形になっていく。

アウトプレースメント会社をつくり、そこから人材紹介会社へ紹介をしたうえで、自分たちの手元から離れてもらうということが主流だった。

それでも抵抗する人たちについては、リストラ部屋をつくったうえでそこの1部屋にみんな集めて、精神的にどんどん追い込んでいく。
そして自主退職をしてもらうことによって、コストカットをしていた企業も多い。

最近ではセカンドキャリア研修という形で、外部の研修会社と連携をしたうえで、型にはめて退職へ追い込むという荒技も出現してきた。

名目上は社内研修ということで外部から遮断された山奥などの研修施設に集められた社員が、研修講師からあなた方は価値がないんです!といわれることによって、追い詰められていくことになる。

内省と自己分析をさせて、研修講師がその内容を酷評することによって、精神的に追い込まれていくことになり、周りに伝染をしていくことになる。

外部と遮断をされた環境に置かれているため、1人でいろいろなことを考えてしまって、精神的に追い込まれた状態になってきたところで、人事が親身になるようにして悪用をしている。

「〇〇さん、研修講師の人は酷評していましたが、あなたにはまだまだチャンスがあるから、外にいって自分の実力を試してみてはどうですか⁉」というように、社内で作り上げてきた信頼関係をうまく利用して、代謝させることが容易にできるようになる。

この時、追い込まれて精神的にもボロボロになっており、冷静な判断ができないのはもちろんですが、違和感があったとしても声を上げることができないというのが特徴である。

代謝宣言を受けても職を失わない方法とは⁉

バブル崩壊後にフリーランスブームが訪れ、2010年代にノマドブームが訪れた。

会社に縛られることなく、自由に仕事をする人がキラキラしていた時代である。

コロナショックの影響で売上、年収が下がったとしても、働き甲斐のあるフリーランスを選択している人が多い。

不景気になるとフリーランスから会社員へ戻る人も多かったのがバブル崩壊の特徴だった。

芸人さんのように何時芽が出て花を咲かせるかわからない状態にもかかわらず。これが私の生きる道ということで頑張っている人が最近増えています。

そういう人の特徴としてあるのが、「仕事は与えてもらうもの」ではなく、「仕事は自分でつくるもの」という考え方をしており、積極的に参加をしている。

ポータブルスキルとして、会社員時代に培った汎用性の高いスキルを常にアップデートさせて、最新化しているのはもちろんですが、ヘッドハンティングされるぐらい突き抜けているスキルと実績を持っているのは事実です。

内省と自己分析がはじめの一歩

突然、代謝宣言をされたら仕事がなくなってしまいますが、そうなる前に自分自身のスキルや実績などを細かく棚卸をしてみてください。

パソコンを使いながらやる場合であれば、Excelを使いながらどんどん書き出していきましょう。

Aの列に大学卒業の年から、現在までの年を入れておきます。
Bの列にA列の該当する部分に会社名と所属部署を入れておきます。
※人事異動や転職などで会社名や組織名が変わるので、きちんと経歴に合わせてください。
Cの列にその時の実績をいれる。
Dの列にその時身に着けたスキルをいれる。
Eの列にエピソードがあったら箇条書きで書き出してみましょう。

アナログ的になるのであれば、100円ショップにある正方形の付箋紙と、カレンダーの裏など白い大きめの紙を用意して、時系列にまとめていくと分かりやすくなります。

そこから見えてくるのが、何がきっかけとなってどういうスキルが身についたのか?

それができたら、SNSを使って発信をしてもいいですし、身近な友人、知人に聞いてみてもいいでしょう。

仕事がないというのであれば、いろいろな人に発信をしてみてください。
あなたを知っている人が助けてくれるケースもありますし、新しい仕事が舞い込んでくるかもしれません。

内省と自己分析をすることによって自分らしく、楽しく、生きることもできるのはもちろんですが、じぶんらしい働き方を見つけることもできるかもしれません。

内省と自己分析をするための哲学的な対話をしてみませんか⁉

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