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知っている人がコッソリ実践している!?他人の目を通してわかった!新しいキャリアが見えた3つのポイント


海外留学かバリキャリの道を進むのか!?

H・Kさんは慶応大学卒業後、総合商社に就職をしており、その後専門商社へ1度転職をされていました。
海外営業として活躍をしているうちに、もっと語学を学びたいという気持ちが強くなってきたため、語学留学をするのか、バリキャリとして海外営業としてさらに上を目指すのかということで迷っていました。

またコロナショック影響で海外留学がいつになるかわからないまま、不安になっていたことも事実です。
手続きを取り始めたころに、海外からの受け入れができないという通知が来た時に、今までの努力が無駄になるかもしれないという焦りはありました。

これからのキャリアを再度しっかり考えたいと連絡をいただきました。
複数の選択肢がある中で、自分がどこを最終的に目指すのか、どういう人生を歩みたいのか、そのために今何をするべきかにしっかり向き合った3カ月間でした。

キャリアの再考をしたいから相談をしてみた!?

コロナショック影響でいろいろと考える時間が多くなったのは事実であり、本当にこのままでいいのか?
漠然とした不安が襲ってきたときに、大学時代に心理学の講義でコーチングの授業があったことを思い出しました。

学生時代から自分自身のビジョンは明確に持っているタイプでした。
同時に、早くそこに到達をしたいと急ぐ性格だったので、継続的な努力を大切に過ごしてきました。

ただ、常に課題として持っていたのは、如何に自分のモチベーションを高い水準でキープしていくかでした。

今までは両親に話を聞いてもらったり、モチベーションの高い友達と話をしたりすることで、周囲から活力をもらいながらどうにか過ごしてきました。

コーチングを受けるきっかけになったのが、海外留学をするのか、これまでのキャリアをつかって、昇進を目指すのか、転職を目指すのかという選択肢が浮かび上がってきたことがきっかけです。

コーチングの存在は大学生の時に授業を通して知りました。
最近ではアスリートがメンタルトレーナーを入れたり、コーチングを受けることによって才能を開花させることや目標を達成することができるようになっていたことも話題になっていたので、気になっていました。

モチベーション維持を課題として持っていたので自分自身もいつかは、自己啓発としてコーチについてもらいたいと考えていました。

モヤキャリ相談を受けるきっかけとなったのは、キャリアの迷いからでした。

海外留学をするために、大学院の勉強と語学の勉強など色々なことが重なりほぼ毎日3〜4時間睡眠という日々が続きました。

今思うと肉体的にも精神的にもとてもハードな生活でした。
成果が出なければ合格も取れないと言う大きな不安はありましたが、「足を止めれば今の不安はもっと大きくなるだけだ」と思っていたので、前進することしか考えていませんでした。
周りの方々にも沢山励ましてもらってどうにか留学先への合格できました。

海外留学をする予定でしたが、コロナウイルスのパンデミックと重なり、キャリアを再考する必要性が生じました。

そのとき、ありがたいことに内部昇進、転職を含めてキャリアについて考える時間をじっくりと持つことができました。

今までは全速力で走りながらキャリアを考えているような状況でしたが、そこで初めて、今までより減速しながら自分のキャリアをゆっくりと考える時間を持ちました。

すると予想もしていなかったのですが、ほぼ毎日燃え尽き症候群的な感覚を覚える日々が続き、今まで目指してきたものが目の前から遠ざかっていくような感覚を覚えました。

もともとコーチングに興味を持っていたことと重なり、自分の状況が少しでも変わればという期待を持ち、モヤキャリ相談をお願いしました。

自分の心境と現在地を再認識することができた

現在自分がどんな心境なのか、これまでどの様な人生を歩んできたのかと言った現在地確認の作業と、マンダラーチャートや100個のキーワードなどの作業を通して、私の強みは個別化、アレンジ、最上志向でした。

これまでは大所帯のチームで沢山のメンバーをまとめながらプロジェクトを遂行する経験が多かったので、メンバーの一人ひとりの長所を見つけながら、個人に合った役割を考え、フィードバックをしていくことは得意でした。

また、リーダーシップを取りながら、メンバーの適応性を考えていくことも好きだったのでアレンジと言うところも合っていると思いました。

また最上志向という点では、スピード感や質の高さを追い求めるあまり、自分自身までも苦しくなる経験があったのでよく当てはまっていると思いました。ただ、周りの人に同じことを求めてはいけないということも同時に気をつけるべき点としてわかりました。

好き、嫌い、得意、不得意を洗い出したから、自分を認められた

好き、嫌い、得意、不得意を洗い出す作業と、実績や成功体験をストーリーにしたときは、「えっ!こんなこともあったんだ」という再発見ができました。

自分の成果を出していく作業はこれまであまり行ったことがない上、「次はもっと頑張りたい、まだまだ」と思うタイプだったので、コーチングして頂いて洗い出したこれまでの成果を見て、自分もよく頑張ったんだなと認めてあげることができた気がします。

この作業は、自分のこれまでの生き方に自信を持つという点で、これからの歩みを励ます作業になりました。

長期のキャリアプランを作成してわかったこと

自分のキャリアプランを20年後まで立てていき、その中でいつまでに何をする必要があるのか、アクションプランを抽出していく作業を行いました。
この作業は私の想像以上にきつい作業でした。

自分の描いたビジョンを現実にしていくためには何をするべきなのか、それを30年後まで細かく考えていきます。

正直、これまでサボったりすることはあまりなく、あの時こうしておけばという後悔をしたことはありませんでした。

ですがアクションプランを作成して、これからこなすべきことの多さを目の当たりにし、とても焦りました。

このセッションで、私の人生を一つのストーリーとして捉え、目指したいゴールをエンディングとした時のゴールへの足の運び方にフォーカスしてコーチングしてくださった印象を持っています。

「こうなるためにはどんな経験やスキルが必要ですか?」
「いつまでにこうなってたいですか?」
「その選択は目指すビジョンへ向かう際ストーリーとしてどんな風に説明しますか?」と言った言葉を投げかけてくださいました。

私はその問いに対して返答をしていくのですが、回答する言葉に詰まるときが何度もありました。

自分の選択を他の人に説明していくという行為は、ある意味自分に「その選択に嘘はないのか?」「何となくの選択でないのか?大変なことを避けようとしているのではないか?」という自問自答しながらの作業だったので想像以上に辛い作業でした。

ですが、この作業を通じて自分のやるべきことや好きなことをより明確化でき、改めて「今」必要な知識や経験が何かを掴むことができました。

思い返すと、その時にいってもらった数々の質問には「その進路を自分で主体的に選ぶことができているのか?」といったメッセージが込められていたのだと思います。

これは言い換えれば「自分の人生に責任を持つ」という自覚を持つことに繋がると思います。

色々な人との関わりの中で生きていると、時に自分に正直でいることが難しいと思う時がありますし、それも悪いことではないと思います。

ただ、自分自身を取り囲む環境は移ろいやすいものなので、最終的には自分という軸を基準に「今しかできない人生の選択」をしていくことが大事だと思います。

そうしなければ、悔いのある人生になること、掴みたいものは掴めないということをより一層強くコーチに教えてもらいました。

これが私の生きる道が見えたとき、行動するのみだとわかりました

モヤキャリ相談の中で一貫して「私が私に正直でいること」を応援してくれていました。

ある時には、私が絞り出した選択の中でどれを選択すべきか迷うときには「どの選択を選んだとしても、目指すビジョンに向かえますよ」「例えばAを選択すると…、Bを選択すると…、Cを選択すると…どの道を選択しても目指すビジョンに近づくことができますし、その経験が将来に活きてくる経験になるので大丈夫なんです。」と安心する言葉をくださりました。

また、課題に直面しながらも足を止めずに進んでいる姿がイメージできたので、コーチ自身が「自分に正直になること」を背中で見せてくれていた印象があります。

単なるコーチではなく、個性を持った人が私に与えてれた影響はとても大きいと感じています。

コーチングをしていただいたことにとても感謝しています。

モヤキャリ相談後は、「私の人生を私が作っていく」という感覚がより強くなったと思います。

また課題として持っていたモチベーションの維持に対しても、具体的なアクションプランの作成をすることで、楽しみながら上手く対処できそうという感覚を持つことができました。


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