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こんにちは。
キャリアコンサルタントの 小針智子です。
約20年近くの会社員生活を経て、2021年4月に独立しました。
現在は、キャリア開発や組織開発支援を軸に、
人と組織のありたい姿を実現するサポートをしています。

これまで

「SNSは見る専門」「氏名を出すなんて怖い」「会社ではSNSの発信なんかも就業規則で厳しく取り締まられているし、わざわざ個人名を発信しなくたっていい」そんなふうに考えていました。            
しかし、守りに守られていた組織を出て自分の名前で仕事をすることは、社会に対して責任をもって仕事をしていくことの意思表明でもあり、ひいては自分の人生に対しても責任をもつことだと考えるようになりました。

人と組織のありたい姿を支援する

なぜ私が人のキャリア(職業生活を含む人生そもの)をサポートしたいと思うようになったのか。遡れば、新卒で約12年勤めた会社を退職することになったことがきっかけです。
退職理由の一つは、受動的なキャリア形成に違和感をもったことでした。

いまの会社は好きだし恩もある。
身に余るような評価をしてくれ、成長の機会も与えてくれる。
一緒に働きたい人たちがいる。
社会貢献度が高くやりがいもある。

でも、当時は働き方改革なんて言葉があるはずもなく。
今より選択肢は少なかったように思います。
そして、出る杭は打たれる。
そんな上位下達組織において、基本は会社や上層部に従順でいるしかありませんでした。任された役割を超えて、制度やしくみに意見を言えるような環境ではありませんでした。

組織と個人は対等ではなく、組織が主導権をもっている。
そういう組織文化、時代背景だったのかもしれません。
それを変えていく力が、私になかっただけなのかもしれません。

ただ、私は長いこと『人の望む暮らしを実現する提案営業』をしてきたはずなのに、ある異動を契機に心身のバランスを崩し『自分自身が望む暮らしを実現できていない』という矛盾を抱えていることに気づきました。その矛盾こそが、実は自分の人生にとってウエイトの大きい、大切な価値観に通ずるものだったのです。

私が望む暮らし
1.人々を支援する仕事により存在意義を得ている状態
2.衣食住が適合する環境に身をおいている状態
3.大切な人たちとすぐに会える状態

社会人になってから、1はずっと満たしてきたように思います。しかし2・3は、なぜか我慢するしかないと思い込んでいました。
なぜそうなってしまったのかというと、原因は自分にあったのだと思います。
そもそも、常にどういう人生を歩みたいのか、どうありたいのかを明確にして言語化し、行動していなかった。自分に何ができるのか、経験を振り返って言葉にし、PRしてこなかった。「どうせこんなの書いても反映されないし」と、会社には毎年ありきたりな自己申告書を提出し、引かれたレールに乗るだけだった。
つまり、キャリア自律をしていなかったからなのです。

ただ、自己理解や仕事理解を深める。人生の目的を実現できるような目標を立ててプランニングする。
などという、キャリアの考え方を知る機会はありませんでした。

だったら自分と同じように、
・キャリアをどう考えたらよいのか分からず、悩んだり苦しんでいる人っているのでは?

・キャリアは自分でも考えていい。組織と一緒に創造していく。なんて思ったことがない人もいるのでは?

・キャリア自律できる人が増えないと、組織も成長しないのでは?

そんな問題意識をもつようになり、人事採用業務を主としながら徐々にキャリアコンサルタントの資格を取得。つい最近まで所属していた企業では自らキャリア開発施策(セルフ・キャリアドック)を導入しました。
この仕事に対する想いが深まっていった出来事は、まだまだたくさんあるのですが…続きはまた今度書きたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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