夏を感じる① 蝉(せみ)
例年に無く長かった梅雨がやっと開け、暑さも本気を出してきた今日この頃。
セミが本格的に鳴くようになった。
一昨日から玄関先で転がっていて、謂わゆるセミファイナルの状態だったセミが、今朝死んでいた。
「セミファイナル」
道路に落ちている蝉が、近づくと突然暴れ出すことを指すネットスラング。
最期(ファイナル)の手前(セミ)という状態。
別名セミ爆弾とも。
(ニコニコ大百科より引用)
家の前にずっといたのは、疲れて休んでいたのか、すでに動く体力がなかったのか、死んだふりをしていたのか…
地中での長い下積みが終わり、地上に出たら、忙しなくミーンミンと鳴き、子孫を残して、すぐに逝ってしまうセミ。
その儚い一生に、命のサイクルを繋げようという、生物としての強さみたいなものを感じる。
気持ち悪い、うるさいと一蹴せず、夏を知らせてくれる命の声に風情を感じる人が増えたら嬉しいなぁ。
短めなので、興味深いセミニュースを2つ。
「素数に生きるセミ」
「病菌によるゾンビゼミ」
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