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【治療等の話編その6「男子も増えたかな?」】(#入院のあしあとNo8 2023/07/02朝)

こんにちはくまさんです。他の入院患者さんを見ていて感じたことです。個人の感覚ですので、適当に読み流してください。

オイラは気分障害(うつ病、躁病、双極性障害)なので、精神科病棟でも軽い方だと思います。

以前に複数回入院した病棟は、男性が極端に少なく1~2割程度(オイラの感覚です)でした。つまり、女性の入院患者の方がかなり多いということです。今回の病棟には若干多くて3割程の男性がいます。増えてはいるものの男性は少数派です。

ところで、統計的には男性より女性の方がうつ病にかかりやすいそうですが(令和2年の厚生労働省まとめによると、外来患者で男:女=61:83、入院患者で16:28)、とおいらの感覚も当たらずとも遠からずといった感じですね。

話は飛躍しますが、年間の自殺者はバブル崩壊後から10数年間3万人を超えていたのですが、今は2万人を少々超えるくらいに減っています。男女比を見るとほぼ男性:女性=2:1です(警視庁自殺統計データ)。男性が女性の倍くらい亡くなっています

自殺の原因は様々な悩みが主因なのですが、加えて直前の精神状態は抑うつ症状もしくはうつ病になっている人が多いのではないかとも言われています。うつ状態では正確な判断が出来ずに、限定された考え方の中で死を選ぶ(希死念慮)のではとも。ですので、そのタイミングで医療機関を受診できていれば助かった命も多かったのではと思います。

ここからは、オイラの勝手な仮説になります。
女性は、比較的に軽いうちに受診→入院に進む人が多い一方で、男性はしんどくても医療にかからず、セーフティーネットに引っかからず、死ぬまで頑張ってしまうのではないか?というのが仮説です。

病院に行くのも抵抗があるのかもしれませんし、仕事上休めない・休みづらい環境、頑張らせてしまう周りがいること、挫けることを許せず頑張ってしまう本人、などが受診率を下げているのでは?ということです。

働き方は多様になっているので、男性・女性で区別するのは難しいとは思いますが、そういう傾向があるのではと考えました。周りの人が本人の精神の異変に気付いて受診を勧めるのも、自殺防止につながるのだろうなあ。

#画像は今日の朝食
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