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戦力vs戦闘力!どっちが良いか考察

どうも。カフェカフェです。
久々に自分のnote見て少し考察したことを書き残しておきます。

こちらの記事に「戦闘力」と「戦力」というキーワードが出てきますが今回はこれを少しだけ深堀してみよういう試みです。
 


戦闘力とは?

これは端的には「個人の能力」になります。

もちろん格闘技やスポーツの話しではなく、
事業運営やプロダクト開発だとかにおいての戦闘力です。

プログラマーの場合は割と点数化(階級化)しやすそうに思います。
情報処理技術やオラクルGOLDとか持ってて
開発経験が何年となればある程度は個人の戦闘力を測れそうです。
 
 

チーム営業やサポートにおける戦闘力は?

非常に数値化(階級化)しにくく誰がやっても同じようにも思えてしまうかもしれませんが実際は、

  • 知識量

  • 覚える力、思い出す力

  • 頭の回転

  • 話し方

  • 聞く力

  • 文章力(スピードも含め)

  • ロジカルシンキング(理解して聞く力と説明力基礎)

  • 機転やユーモア(相手に合わせる)

  • 計画する力

  • 実行する意思の力

などに加え、経験(過去にこんなお客さんと対応した)もかなり重要になる総合力が試されるものと思います。

これら総合力がありアダプトしていくことができる人はとても戦闘力が高く、こういう人が一人いるかいないかで大違いになると思います。
 
 

戦闘力の高い人がいないと・・・

これはこれで結構きついかも知れません。

私は事業を企画し、創出し、形にしていくことを生業としている立場ですので、開発にも営業にもサポートにも、ぶっちゃけ戦闘力が高い人が欲しい派です。

正直こちらの記事、

でも書きましたが、開発力を高めるためにスクラムだとかスプリントだとか、アジャイルだとか言っても結局人次第。

手法ではなく人が最大のソリューションですので。
 
 

では戦力とはなにか?

戦闘力は個の力です。
戦力とは個を集めた時に発揮される力です。

スタープレーヤーが居なくても、一定水準以上の人を組み合わせると「戦力」が形成されます。

こう書くと「戦闘力が高い人を集めたら最強」という風に聞こえるかもですが必ずしもそうではないと思っています。

どういうことか?
 
  

戦闘力ではなく戦力で戦うメリット

戦闘力のある人が一人居れば多くのことは済みますがデメリットも大きいです。

❶その人が辞めたら動かなくなる
❷個に依存するとその個がわがままになる
❸強い個と個は対立しやすい

このデメリットを解消しているのが「戦力」であり、戦闘力に頼らず、戦力を高めることのメリットになります。
 

戦力を発揮するようデザインしよう

戦闘力は「個の力」なので、長期的に育成するか、戦闘力高い人が来るように採用や会社の魅力を高める必要があります。(あ、正直難しい…やつです。)

でも、戦力は生み出せるし、デザインできます。

❶メンバーの得意不得意を把握する
❷助け合う(組み合わせ)
❸競争ではなく補いあう

こういう文化で良いかと。

そしてこれを好んでいて、その中で役割を遂行することを好む人、それが得意な人は人数割合的に大多数といっても過言ではないです。これもメリットですね。

その上で地道に基礎的な知識やスキルを高める教育プログラムを事業の中に創設しておくと、個の戦闘力も形成されますので(仮にほんの少しでも)全体としては十分すぎるくらいの戦力を担保できると思ってます。
 
 

戦闘力は外部委託が可能

戦闘力は外部委託が可能です。

わかりやすく言うならば法律関連は戦闘力高い人を社内に抱える必要がない場合が多いです。

外部には戦闘力の高い弁護士が居ますのでその会社のサービスを利用すれば良いとなります。

或いは、システムセキュリティ関連だったり、プロダクト開発会社だったとしても開発を外部にすることも可能です。

プロダクト開発では内製が良いとされてますが、ここは製造業のファブレスの考え方を応用できると思っていて何か深堀できそうだったら別記事にしておきたい。

 

もちろん戦力も外部委託可能

戦闘力ではなく戦力(サポートや営業)も外部委託可能ですね。

ただ永続的に会社の文化として残すならチームで戦力を形成した内製が良いかもしれないです。(が、固定費というデメリットもあります。なかなかどちらに転んでも良しは難しいですね)

サポートデスクの受託をメインにしている企業は結構ありますし、有名大手ソフトウェアメーカーなんかも、まるっとSIerとかに投げてたりもします。

営業に関しては委託(営業代行)という手もありますが、王道は協業でしょう。

戦闘力も戦力も実はいくらでも外部に置くことが可能です。
 
  

但し・・・最低一人は戦闘力が必要

小さなチーム、小さな会社だったとしても、その会社の代表は全体を設計し、コントロールし、調整し、すべてのジャンルを一定以上理解することが必要で、その意味での戦闘力は必要です。

或いは、営業やマーケ財務系を自分がやって、戦闘力高い開発CTO1名というのもありかもです。(が、2名は危険で対立しやすいので割り切れない3名が良いよねと思ってます。)

まあ、自分はそんな人脈もないですし、戦闘力あるある程度以上すごい人みたいな人から人望も取れる玉ではないので…

まずは自分ひとりですべてをアウトソースしてできるか?にチャレンジしたいとは密かに思っています。

それで、もしうまくいったらそのままが一番収益性も良さそうですが、寂しいし、見栄張りたいので 雇用創出とか社会貢献も意識して会社組織を運営したいと思ってます。
 
  

ピンチもチャンスも人に乗ってやってくる

敬愛する神田さんの本に出てきた記憶がありますが、「ピンチもチャンスも人に乗ってやってくる」とはそうだなあと思ってます。

まあ、ぶっちゃけ「人はリスク」なので。

人をリスク認定するのってあまりいいことではない気もしますが、逆にそう定義することで、

  • リスクを避け人の可能性を広げる

  • その可能性の組み合わせで「戦力」をデザインする

これで小さくても結構収益性が高くて、スターはいなくても相互扶助していて社員満足度は高くチームが機能していて、そして個性を生かした多角経営しているようなそんな会社を作りたいです。(←小学生の将来の夢みたいな文章でスミマセン)

凡人でも再現性のある方法をいつも考えております。

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