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4年間日記を書く私が伝える、日記の続け方講座

COCOです🎈


今回は、フォロワーさま100名超え目前&年の瀬ということで、ちょっとしたお祭り企画です!


「適応障害」と「母との死別」という、苦くて悲しい経験が重なった時、乗り越えるための支えになってくれた「日記」

「日記無しではここまで回復出来なかった」と言っても過言ではないくらい、私にとって人生の大切な一部になったもの。


そんな私の経験が、どこかで苦しむ誰かの助けになればと、私なりの書き方・続け方をお伝えしたいと思いました。

年が変わるタイミングで日記をはじめたいという方にも、ぴったりだと思いまして。


ちなみに、私の日記スタイルは「1日1ページ」方式(使用している日記帳は、後にご紹介)
これを4年間ほど続けてきました。

丸2年継続した時には、こんな記事も書きました。懐かしい…


フォロワーさまが100名超え目前ということで、自分へのご褒美の意味も込めて…
ひとまず、有料販売とさせていただきます。

※お金をいただく分、いつもの記事よりも情報量を多くして、執筆頑張りました。マネタイズは無視しているので、安値に設定しております。

※全文、無料公開しました

ですが!ここからがお祭りポイントで、フォロワーさまが100名を超えた時点で、この記事を無料公開に切り替えいたします。

記事を読んでみたいな〜という方は、ぜひフォローしてみてください。

そして、一緒にアカウントを盛り上げていただけたら、とても嬉しいです。


私が日記を書く目的は、「自分を観察し、整えるため」です。

適応障害という病をわずらい揺れ動く心身の調子を、日記に残すことで定点観測すること。

そして、心身を客観的に見つめ直し、偏っていると思う思考を自分で整えるということ。


日記を書く目的が、上記とあまりにも違うという場合は、この記事は、あまり参考にならないかもしれないです。

一度「何故日記を書きたいと思うのか」、自分に問いかけてみてくださいね。

では、はじめていきます。


使っているもの


まずは簡単に、使っているものをご紹介します。


日記帳は、無印良品の「上質紙1日1ページノート」を使用しています。


この日記帳の好きなところは、こんなところ。

  • 日付が入っていないところ(書けない日があっても気にならない)

  • 罫線が細すぎないところ(伸び伸び字が書ける)

  • 表紙にカバーがかかっているところ(経年劣化しづらい)


もう、身体がこの日記帳に馴染みすぎて、廃盤になったら嫌だな…と思うくらいです(まぁ廃盤になったら、もっといい日記帳と出会えるかもしれないけれど…)。


ペンは、普通のボールペンで書いてます。

文房具が好きなので、色んな色の、色んな種類のボールペンをストック中。

その日の気分を考えて、どのペンにしようか選ぶもの、大切な内観の瞬間だと思っています。


書き方


次に、書き方もさくっとご紹介。

大胆にも、私の日記帳のとある1ページを大公開します…!

具体的に書いていることを説明すると、

 1日の行動記録(左半分)

睡眠時間・食事・運動・外出してた時間などを記録。

1時間単位くらいで捉えて、ざーっくりと。漢字書くのもめんどうなので、アルファベット多用。

適応障害になった時、病気仲間の先輩から「1日の生活を記録に残しておくといいよ〜」とアドバイスをもらったことから、記録をはじめました。

 服薬などの記録(右上)

その日飲んだ薬の記録。

いつ何をどのくらい服用したかって、なかなか覚えておけないので、記録しておくと便利。体調が変化した時にも、すぐ確認できます。

薬だけじゃなくて、サプリメントなどの記録も合わせて(最近プロテイン飲み始めたので、その記録もつけてます)。

 1日の日記(右半分)

これがメインです!

出来事もそうだけど、自分が感じた自分だけの感情を書くことを意識(これは後で詳しく説明)。

普段は1ページ分、大体2ー3トピックを書くけれど、書き足りない日は、そのまま次のページに書くことも。


私は、1日に見開き1ページ分を使用します。

正直、これはかなりの分量だと思うので、それぞれのライフスタイルに合わせて、書く量は調整すると良いと思っています。


続け方


やっと本題に来ました。

休んだ期間もあったものの、4年間日記を書き続けてきた私が考える、日記を続ける上でのポイント、5つ紹介します。


習慣に組み込む


「いつ」「どこで」なら、日記を書くことができそうか、自分のライフスタイルを具体的にイメージして、日々の習慣に組み込む意識が大事です。

何か新しい習慣を始める時全般に当てはまりますが、日記の場合も例外ではないと思っています。

例えば、

  • 帰りの通勤時間の中で

  • 晩酌をしながら

  • 朝のコーヒータイムに

など、自分の習慣の中に自然と取り込めるタイミングを見つけられると良いです。

日記だけの時間を作るよりも、いつも行う習慣と一緒に日記も書く、というようにすると、より習慣化しやすいと思います。

ちなみに私は、就寝前のスマホデトックス時間に書くことにしています。

ずっとこうしていたわけではなく、夜、時間を作ることが難しい時期もあったので、そういう時は、朝、書くこともありました。


感情や考えを書く


感じたことを、感じたままに、自分の言葉で書くこと。

これが、日記を続ける上でも、日記習慣から良い恩恵を受けるためにも、とても大切なポイントだと思っています。

気を抜くと、その日起こった事実だけ書いて満足しがちなのですが、事実だけを書いていても、自分の思考や感情と繋がることは出来ないです。

思考や感情と繋がれなければ、それを客観視したり、整えたりすることも出来ないです。

自分はこう感じたんだ、こういうことを考えたんだと、日記という場が、自分の感情を自分に表現して伝える場所になることを願います。


また、自分の心に正直になるのも、とても大切です。

日記はSNSじゃないです。誰に見られているわけではありません。だから、自分そのままを表現する場にしていいんだと思います。

書き始めは特に、自分から出てくる感情に戸惑ったり、そもそも自分が何を感じているのか分からないこともあるかもしれません。

少しずつでいいと思います。ゆっくりと、怖くないペースで。

そうしたら、だんだん、隠れていた自分がひょっこり顔を出してくれるかもしれないし、いびつな自分の感情も受け止められるかもしれません。

ちなみに私は「日記は一緒に棺桶に入って燃える」と決めているくらい、感情の全てをさらしています。いつか誰かの目に入ってしまったらどうしましょうね…笑


少なめの分量で


量の調整については先でも触れましたね。ぜひ、少し物足りないなと感じる量で続けてみてください。

そうすることで、身体が「日記を書いても疲れないんだ」と学んでくれます。だから、次の日も書こうと思える。

以前、ほぼ日手帳に憧れて、試しに書いてみたことがあったのですが、私にとっては書く分量が多かったようで、続きませんでした。

こうやって試行錯誤しながら、自分に合う量を模索すればいいんだと思います。

きっと、ライフステージによっても変化していくものだと思うので、私も模索を続けます。


時々、読み返す


書き溜めた日記は、時々読み返してみるのがオススメです。

私は、生活で行き詰まり感を感じたり、節目のタイミングで読み返すことが多いです。でも別に、気が向いたらいつでも読み返せばいいと思います。

日記をめくると「昔の自分ってこんなことで悩んでたのか」と、自分の成長を感じられたり…

逆に「前もこんなこと感じてるな」と、自分のアイデンティティに気づくきっかけにもなります。

また、過去の自分が、今の自分へヒントをくれることもあります。

そういうことに気づけると、もうこっちのもの。日記を書く意味に手触り感が出て、モチベーションが、ググッと上がります!


休んでもいい


自分の気持ちを観察することや、それを言葉にするのは、思っている以上に力を使います。

だから、慣れないうちは休み休みでもいいと思うし、疲れた日はスキップしてもいいと思います。私もいまだに、疲れた日は書きません。

日記が書けない日が続いたら、意識的に自分時間を多めに取ろうとするなど、心身のバロメーターになることも。

日記の目的は、ノートのページを全て埋めることではありません。

休んでもいいんだ、と知っておくことで、書けない日があって急激にモチベーション低下…みたいな事態が防げると思います。


さて、日記の続け方講座、これにて終了です。

いかがでしたでしょうか。あくまで私個人の体験から考えたことに過ぎませんが、皆さまの日記ライフの助けになれば嬉しいです。

私も、これだけの文章を久々に書いて、とってもいい経験になりました。

記事への反応を見つつ、番外編として、日記を使った偏り思考の整え方なんかも執筆検討中です。いいね・コメントお待ちしてます!


読んでいただきありがとうございました。

COCO🎈



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