1日1ページ日記を、2年間続けて、得たもの。
COCOです🎈
タイトルの通り、適応障害と診断された直後から、1日1ページ日記をつけていました。
日記をつけはじめて、ほぼ2年が経つのですが、「日記がくれた効果って、結構絶大だったよな。」と思っていて。
今日はそんな話をまとめてみようと思います。
心の奥の気持ちを、認められるようになった。
日記を書く時、ひとつだけマイルールがあるのですが、それは「正直な自分の気持ちを書く」ということ。
誰かに見られるかもしれない、という不安は、思い切って、取っ払います。
適応障害に振り回され、自分の感情に、周囲の人がついて来れなくなったのが、はじまりでした。
「この日記の中でだけは、自分の気持ちを素直に吐き出して、そして、自分が自分の味方でいよう。」
時に、心から吐き出される感情に驚きながらも、日記を書き続けました。
そうして、心の内を吐き出しているうちに、だんだんと、心の奥にある気持ちを出すことに、抵抗がなくなってきました。
なぜか。なぜなら、「心の奥の気持ちは、自分で認めた途端、楽になる」ことに、気がついたからです。
渦巻いている負の感情を、臭いものに蓋をするように見ないようにすれば、何も解決されないまま、自分の中に蓄積されていきます。
でも、思い切って、自分の外に出してあげて、認めてあげたら、「そうなんだね。じゃあ、どうしようか」と、解消する方向に持っていけることが、分かったのです。
書き出すことで、はじめて見えてくる感情もたくさんありますしね。
日記は、心の奥の気持ちを認める、だけではなく、気づく、という側面でも、大切な役割を果たしてくれたな、と思います。
どんな本より役立つ、自分だけの人生バイブルになった。
毎日が嫌になった時、生活に飽き飽きしてきた時、時々、今まで書いてきた日記を、ザザーッと読み返すことがあります。
そうすると、「昔の自分、こんなことができないって嘆いているけど、今では、余裕でこなせてるな。今の自分って、もしかして幸せ・・・?」とか、
「前にも、似たようなことで、悩んでいるな。あ、この時は、こんな風に気持ちを切り替えてたのか。」とか、
過去の自分が、ヒントを、本当にたくさんくれるんですね。
他人の考えじゃなく、自分が考えたことだからこそ、自分自身にフィットする。
だからこそ、それは自分にとって、どんな本よりも役立つ、人生バイブルになるのです。
書き溜めて、膨らんだページを見て、「自分って、こんなに生きてきたんだなあ」と、自己肯定にもつながります。
大好きだった趣味を、思い出した。
小学生の頃、キラキラインクのペン、香りがする消しゴムなど、私は文具が、大好きでした。
学生時代を過ぎて、社会人になってからは特に、会社に用意されている最低限の文具を使い、メモはもっぱらPC。
文具は好きだけど、「買ったところで、使い道が無いしな〜」と、ほとんど触れることはありませんでした。
ですが、日記を書き始めて、はじめは紺のペン1色で書いていたのが、だんだんと、「ペンの色でも、その日の気分を表現したい」と思うようになり、
それから、「シールでも貼って、言葉だけじゃなくイメージでも、気持ちを残しておきたい」と思うようになり、
あれよあれよという間に、私の周りは、色とりどりのペンや、可愛らしいシールで、いっぱいになりました。
今では、お気に入りのペンから、今日の気分の色を選んで、可愛いシールを選んで、どんな風にレイアウトしようか悩んで、
日記を書く時間が、自分の心と向き合う時間だけでなく、楽しい趣味の時間にもなっています。
改めて、日記から得たものをまとめてみて、私の闘病生活は、日記にとても支えられているんだな、と思いました。
これからも、大切にしていきたいです、日記とのお付き合い。
COCO🎈
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