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無性ににんじんが食べたくなったとき。


ガッツリにんじん料理①/にんじんのラペサラダ

冬の方が甘くておいしいのだろうけど、私は夏になると「にんじんのラペサラダ」が食べたくなる。昔、たまたま買ったレシピ本「作りおきサラダ」(主婦の友社)の中で紹介されていて、一度つくって以来わが家の定番になった。しかし昨年は猛暑でにんじんの収穫が少なかったようで、直売所で見かけることはあまりなかった。暑さに耐えられず、地中で腐って溶けてしまったものが多かったのだとか。

そんなわけで、「今度良さそうなにんじんを見かけたら大量に買ってこよう」と思っているうちに、あれよあれよと秋になり、冬になった。

いつもつくっているラぺサラダは、にんじん、オリーブオイル、酢、粒マスタード、コショウなどを使ったものだが、ネットで検索するとレシピが山のように出てくる。にんじんの切り方も、細切りやスライサーなどさまざまである。

ズボラな私にとって、この一品のデメリットはカット。あっという間に食べてしまうので、作り置きする際はかなりの本数のにんじんを細切りしなければならない。しりしり器でしりしりしたにんじんでは、食感がやわらかすぎる。千切り用ピーラーがいいかもしれない。スライサーと違って、洗うときに面倒でなさそうだし。あくまでもズボラ人間目線でごめんなさい。

単品の副菜でも、メインの付け合せでも活躍する。
パンとの相性もいいので、朝食に。
そのまま食パンにのっけて食べてもおいしい。



ガッツリにんじん料理②/にんじんしりしりー

他に、にんじんをたっぷり使うレシピといえば、先述のしりしり器を使った沖縄の定番料理「にんじんしりしりー」がある。沖縄のスーパーで、山積みになっているにんじんと贈答コーナーにずらりと並ぶシーチキンだけの化粧箱を見たときには、けっこうなカルチャーショックを受けた。

にんじんと卵でシンプルに。
かつおだしのやさしい味。

にんじんしりしりーについては、3年半前にこんな記事を書いている。しりしり器の話から、なぜか『Dr.コトー診療所』の話になっている。お許しくだされ。あ、読み返したら、ドラマ再放送の話からにんじんしりしりーをつくっているのか……。逆だった。


ガッツリにんじん料理 番外編/2色野菜の巻きしゃぶ鍋

お正月の帰省中に寄ったコンビニで、久しぶりにオレンジページのムック本を買った。急に紙の料理本が欲しくなって。

この本に掲載されていた「2色野菜の巻きしゃぶ鍋」をつくったときも、気づいたら千切りしたにんじんはなくなっていて、慌てて切り足したのだった。小松菜とにんじんで彩りがよく、さっぱりとした味わいのため、いくらでもお腹に入る。

検索したらネットにレシピがあった。こちらです。


買ったムック本は、旬の野菜でレシピを選ぶタイプ。掲載料理の数はそんなに多くないが、ピンポイントで載っているのでかえって楽。そして何より、字が大きい!

最新号も出ている。

今は検索すれば、いくらでもレシピが出てくるけれど、たまに紙の本を開きながら料理をしたくなる。これってなぜなんだろう。望郷の念みたいな気持ちなのかな?(笑)  スクロールがあんまり好きじゃないからか。映画のエンドロールは好きなのに。


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