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わが家の秋の風物詩「ハヤトウリのビール漬け&とろろ飯」

昨年は直売所でゲットできずに断念したが、先日所用で帰省する際、途中立ち寄った道の駅にあった。

ハ・ヤ・ト・ウ・リ!

2つで130円だった。

2年ぶりに、ビール漬けをつくるぞ。

ハヤトウリについては以前こんな記事を書いたのでご参照ください。

素手で扱うと、手がパッキパキになるので要注意。だいたいいつもそのことを忘れているのだが、一度noteに書いた記憶が残っていたため、今年は迷わずビニール手袋装着で漬け込んだ。

これまたたっぷりの砂糖と塩が……。

じゃん!

ちょっと漬け込みすぎたかな。

やっぱりハヤトウリのビール漬けはおいしい。酒のつまみにもなる。最近は、直売所などでハヤトウリをめっきり見かけなくなった。鳥獣害にでも遭っているのだろうか。今年は無事にゲットできてよかった。

***

帰省時にたんまり実家の野菜、親戚からもらった柿を持ち帰った。自分の家に戻って来た翌日は、一日中野菜の下処理や片づけに追われ、ヘトヘトになった。

大根や山芋、里芋、かぶなどの根菜はまだいい。問題は、小松菜やほうれん草、チンゲン菜(プラスして大根葉、かぶの葉もくっついてるし)などの葉物。早く処理しないと、しなびてしまう。そこでさっそく冷凍。小松菜とかぶの葉はカットして生のまま、ほうれん草と大根葉はさっと茹でて冷凍した。冷凍した小松菜は、炒めても味噌汁に入れても、あまりシナシナにならないから重宝する。大根葉は、かつお節と少々の醤油と、ごはんに混ぜておにぎりにするのが好き。

休日のお昼ごはんに”おにぎり”を食べるのは、
自分のちょっとした贅沢。

一方、毎回悩むのがチンゲン菜。冷凍すると、調理時にフニャンフニャンになるのが悩ましい。今回は冷凍せず、カット後レンチンして即席ナムルにした。

チンゲン菜のレパートリーが少なめなわが家……。

すでに冷凍庫はパンパンなのに、後日おでん風煮込みをつくろうと、大きめな輪切りにして厚く皮を剥いた大根を、冷凍庫に押し込む。一度冷凍すると早く煮込めるので、この方法を使う。ただ、厚めに皮を剥かないと筋が残るのが難点。剥いた皮はきんぴらにするといい。

実は野菜室に米と柿も入れており、さらに友達が送ってくれたカボスもまだあり、こっちもパンパンだ。山芋と里芋、かぼちゃは、ひとつずつ新聞紙にくるんで常温で保存している。知人からもらった大量のキウイ(←キウイは11月が旬なのです)、じゃが芋、さつま芋も常温保存している。

昨日は一年ぶりのとろろ飯!

皮膚弱めなのに、家族の中で自分だけ
里芋・山芋の皮を剥いても痒くならないのが不思議。
ねっとり、ふわっと♪

だし汁と薄口醤油にカボス汁を足して、シンプルな味つけでいただいた。とか言いながら、いつもは生醤油だけで食べているのが真実なんだけど(汗)。麦飯の代わりに米は新米。

今、何もかもが値上がりしていて、本当に困る。特にこの秋は、普段よく購入していた商品が、続々と値上がりしたため参っている。先日、いつも買うウインナーが以前と変わらない値段だったので、「君はまだこの値段なんだね」と手に取ったら妙に軽い。こんな重さだったっけ? POPには以前と同じく「162g 〇〇〇〇」と書いてあるのに、袋の記載内容量を見たら144gだった。どうやら店の人も、内容量が減ったことに気づいていないらしい。値段が変わらずとも、162gが144gに減っていたらけっこうな値上げである。日々こんな感じなので、帰省時にもらえるものはことごとくもらって帰っている。

***

この話はまたいつか別の機会にするつもりだが、春に倒れて入院中の兄は片麻痺が残り、一人暮らしは(というかあの部屋での一人暮らしは)ちょっと難しいのだが、彼は絶対に地元には帰りたくないと頑として譲らない。まあ帰りたくない気持ちはよく理解できる。そんなわけで、母は「○○(兄)が家に帰ってくれないので、まだ死ねない」と親戚に愚痴りながら、畑仕事に手仕事にと精を出している。で、その成果(と言っていいのか分からないが)を私が持って帰っているのである。いつになったらわが家に平穏な日々が訪れるのやら。しかし野菜に罪はない。いや、ありがたい。

明日もおいしいものが食べたいな。

おでん風煮込みと、
今さらだけどオリオンビールちむどんどんバージョン。

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