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史上初のギャグ入り恋愛論!「よしりん辻説法5恋愛論」

史上初のギャグ入り恋愛論!「よしりん辻説法5恋愛論」

実は、配送の関係で、小林よしのり「よしりん辻説法⑥恋愛論・完」のほうを先に読んでしまっていた。

恋愛論・完は、けっこう過激だったので、これを、恋愛をあまりしらない若い女の子に、いきなり読ませるのはどうかな?とも思った。

しかし、この、本書「恋愛論」はかなりマイルドだ。

これだったら、恋愛をあまりしらない若い女の子にも読ませることができると思った。

今度、貸してあげよう。

しかし、連載しているFLASHの担当、

りか坊(若い女性だよ)が、なんというか、よしりん辻説法の相方として、キャラが立っていて、よしりんとの掛け合いが漫才みたいで、とても面白い。

よしりんは、性欲が強くて、不倫もしていた。

まあ、「色事は芸の肥やし」ともいうし、愛人にも奥さんいること隠さなかったし、奥さんもよしりんの不倫を認めていたし、売れっ子漫画家は特殊なんだろうな。

秘書のみなぽんの文章ものっていて、

先生ぽんは自分でもいつも言ってるように、女性への甘えや依頼心が強い人です。奥さんはもちろんのこと、秘書の私、ゴー宣道場で師範をしてくれている泉美木蘭さん、門下生の女性たち、「辻説法」の相方・りか坊さんも、信頼している女性たちをとても頼りにしてます。

本書「女の査読」ー秘書みなぽん編より

だから、

結局、不倫はしていたけれども、奥さんをけっこう頼りにしてたんだな。

たとえば、「よしりん辻説法1」で書かれているが、小林よしのりは母親の死に目にあえなかったが、奥さんが最後の面倒をみていたらしい・・・。

で、そんな、

ある意味で、恋愛の達人ともいえる、よしりんと、りか坊は、絶妙な駆け引きを繰り広げる。

何度も言って悪いけれど、漫才みたいで、とても面白い。

よしりんのある意味での過激さが、りか坊が絶妙に掛け合うことで、中和されているというか。

だから、恋愛をあまりしらない若い女の子にも、恋愛の一種の教材として、読ませたほうがいいんじゃないかと思った。

「史上初のギャグ入り『恋愛論』」という表現は、本書のまえがきで書かれている表現だ。

まんがだし、ギャグ入りだし、若い人の恋愛の教科書として最適ではないだろうか?
もちろん、

本書で免疫をつけた若い女の子には、続けて、「恋愛論・完」も読ませるつもりだ。

本書をワンクッションおくことで、恋愛論・完のほうも、ついていけるようになるのではないか?と期待している。

ところで・・・、

今は少子化がさけばれている。ある意味恋愛の危機といえる時代である。

よしりんも指摘していて、ボクも全く同感なのが、「スマホ」の存在である。

これ一台で完結してしまう、魔法のツール、スマホがあるおかげで、若い子たちは、恋愛もしなくなってしまったんじゃないのか?

たしかに、

ボクが今の時代の若者だったなら、スマホで満足してしまい、恋愛なんていう、クソ面倒くさいことも、

やらなかったかもしれないね・・・。

恋愛論・完の帯に書かれている

これが本当の「異次元の少子化対策」だ!
愛しますか? それとも国家ごと滅びますか?

恋愛論・完の帯より

ってのは、よく言ったもので、

今の若者はみんな、よしりん辻説法56を読み、恋愛について考えてみてはいかがかな?

と思うのだが、どうだろう??

アナタはどう思いますか???

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