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ノープランでも焦らないことが大事

京都旅行5日目のnoteです。

基本的にノープランで京都旅行を楽しんでいます。

京都行の新幹線とホテルの予約だけどってあとはノープランの行き当たりばったりの一人旅。

その日の予定は、その日の朝にしたいと思ったことをやるだけです。

そんな京都旅行も今日が最終日。

今日の行動記録はこちら

京都市京セラ美術館

正直、美術館へはめったに行かない。でもなんだか今日は行ってみたいという気持ちが強く、美術館に行ってみることにした。

あと、肉体美が好きだな~と人間の本能的なところに興味が人一倍あると思っている。たまたま、宮本亜菜さんの企画展がやってるぽかったので京都市美術館へ行ってみることにした。

実際に京都市美術館へ行ってみると様々な展示が催されていた。

ドラえもん展、京都市美術館の季節限定の展示会とか、フランソワ・ポンポン展とかジャンルも多岐にわたっていて老若男女楽しめそう。

正直、美術が分かる人じゃないと、美術館って楽しくないものだという先入観があったので、企画展一覧を見て一気に楽しみになってきた。

一通り見てみて、感じたのは、美術を理解できなくても楽しければそれでいい、ということ。

100人が100人ともこの作品良いっていうものなんてこの世にはおそらく存在しないし、大多数が良いと思っている世界的に有名な作品であろうともすばらしいと思える必要なんて全くないと思っています。

だから美術で一番大事なのは、目の前の作品を良いと感じる心なんだと思いました。

作品の横に説明書きが沢山書かれているけど、そんなの私にはどうでもよくて、その作品が自分の心に響くか響かないかの判断をできる感性を持っていることがより大事で、良い悪いを判断できる感性にアクセスできるだけの純情さが必要だと感じました。

美術品の良し悪しの判断基準においては特に言えることだが、この世のすべての判断基準は時と場合によって異なるし、私たち自身のユニークな判断基準をもって、目の前の物事に対して判断や決断をできるようになるための感性が必要だと感じました。

カフェで作業

美術館の休み中に岡崎公園の蔦屋併設のスタバで作業していました。

東京のスタバはどこもかしこも混んでいて、落ち着いて作業するのには適していない場所も多いですが、京都のカフェは都会ながらも広々として落ち着いて作業できて良い環境です。

京都は生活するのに十分なインフラが整っているし、かつ都会過ぎない。

寺社仏閣が街中に点在していて、四条河原町のような繁華街でも一本横道に入れば木々も多く、都会だけど都会過ぎないバランスがとても良い。

また、観光しようと思えば、京都市内はもちろんのこと大阪とか奈良とか兵庫とかほかの観光地へのアクセスも簡単で、公共交通網も発達していて、とても住みよい場所だと思います。

京都に将来的には戻りたいと思っているので、京都で私を雇ってくれる人がいればぜひお気軽にご連絡ください。


高速バスで東京へ移動

今日は京都から東京に戻る日。いつもだったら新幹線で3時間でサクッと帰りたいところだが、休職中で先行き不安の中少しでも節約するために夜行バスを使うことにしました!!!(学生時代以来5年振り!)

うつの療養中は睡眠リズムを崩さないようにするのが基本なのですが、節約のために今回は体に鞭打って夜行バスで帰ることにしました。

高速バスの待ち時間で京都駅近くのカフェで作業していたのですが、緊急事態宣言でカフェがすべて21時に閉まっている!行く当てもなく、高速バスの待機所で書き物をすることにしました。

待機所を人が入れ代わり立ち代わりするのですが、来る人みんなフレッシュなんです!

大きなキャリーバッグと大きなリュックを背負った人とか、これから東京で楽しむであろう友達同士で騒いでいる大学生達、推しメンの缶バッチを沢山つけた人達。みんなどこか楽しそうなんですよね。

高速バスを長時間待っている時間もとても楽しそうで、みんなのパワーすげえなと感心していました。

京都旅行で得たもの

今回の京都旅行で得たものは以下です。

1.目の前の瞬間を楽しむ
2.予定が何もない時間も大切
3.自分で決めたルールに沿って判断する
4.自己の開示は他者の開示

まず、”1.目の前の瞬間を楽しむ”について。

うつ傾向の人って将来のことを不安に思ったりすることが多いと思うんです。でも将来のことってどんなに考えたとしても、実際にその瞬間にならないと分からないことだし、どんなに将来に対して不安に思ったって仕方がないと思います。
京都も長い間続く都市ですけど、決して2021年まで京都を存続させようとか思ってないと思うんですよね。コロナよりも厳しい感染症や飢饉だけでなく戦争などもあったけど、その瞬間その瞬間を必死で生き抜いたからこそ今の京都があると思うんです。
京都は観光で経済が回っている都市なので、コロナで大打撃を受けています。
京都市内で廃業した店舗に、外資が入って町家を壊してホテルを建設したり、歴史的景観が一部で壊されようとしています。でも京都の方々はコロナに負けないように必死で生き延びようとしています。

変化するところと変化させないところを意識して、今の目の前ですべきことを私はしていこうと思いました。

次に、”2.予定が何もない時間も大切”について

今回の京都旅行はほぼノープランでした。その日のときにしたいことを考えて行動するのは不安で時間を持て余すことも多々ありました。

でも時間を持て余すからこそ、今この状況でもっと楽しいことはないかと無意識に探すようになり、今この瞬間を楽しむことが本能的にできていたように思います。

日々忙しいスケジュールをこなす中で、楽しいことを見つける感性が衰えていたのかもしれません。

京都旅行で時間を持て余すことで、時間をより楽しむことが自然とできるようになったと少しだけ感じました。

次に、”3.自分で決めたルールに沿って判断する”について

これはよく言われていることだと思います。

自分の軸をブラさないことが大事です。

でも、うつの時って自分の判断に自信が持てなくて、せっかく決断したの考えなおしたり、そもそも判断基準がブレてしまったりしてしまうことが私にはあります。

判断がブレることがさらに自信を失わせることもあります。

そこで、今のうつ状態の私にとっては、ルールなど判断基準を明確に設定しておいて判断の場面において決めた判断基準を満たしているかを確認するプロセスを作るようにすることで判断をブラさないようにして、判断に自信をもてるようにすることが重要だと感じました。

次に”4.自己の開示は他者の開示”について

京都旅行中に、大学時代の友人と会いました。その友人は口を開くたびに悪口が出てくるほど口が悪い人なのですが、彼の言動について自分は全く嫌だなとか思わないんです。

私は普段、文句を言ったり、口の悪い人はあまり好きではありません。

彼は気に入らないことに関してはとことん文句を言う一方で、良いことに関してもものすごく言ってくれるんですよね。

正直で、彼の人柄がとても色濃く出てるんです。

そんな正直で人間味があふれている彼といるとなんだかとても心地が良くて、つい連絡してみたくなります。

彼につられて私も本心を声に出してもいいんだなと思えて何でも言えてしまいます。
そのため、話していてすごく楽だし居心地がとてもいいのです。

相手の自己開示をしてほしいのであれば、まずは自己開示が重要ということを彼から学びました。

最後に

今回の旅行でたくさんの気づきを得ましたが、何よりもとても楽しくリラックスした時間を過ごせました。

このような長期間のゆったりした旅行は、休職しなかった体験できていなかったと思うと休職してよかった、とさえ思えます。

今回の休職を私の人生においてよかったと思える経験にしていきたいと思いますし、現時点ですでにそう思うことができています。

今回数人の方から応援メッセージやサポートをいただき、一人で旅行しているのにとても心強い気持ちでした。今後もnoteなどで投稿を続けていくので、今後ともよろしくお願いいたします。

InstagramやTwitterにも京都旅行の写真など投稿していくので、こちらもお願いします。

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最後まで読んでいたきありがとうございます!私はシミュレーション開発などをしている28歳エンジニアですが、激務でうつになり6月末から休職中です。 サポートもとても嬉しいですが、フォローやスキも私の励みになります! 今後も、うつの実情や改善方法の情報発信をしていきます!