【不登校】こじらせエピソード |エッセイ
不登校の初期、(小学校高学年でこじれていた頃、)夫の出張でクリスマスイブを息子と二人で過ごすことになりました。
すっかり息子の不登校で気持ちが消耗していたのですが、それでも何とかクリスマスを機に状況を打開したいと、息子の好きなポケモンのキャラクターケーキを買って帰りました。
大きなホールのクリスマスケーキ。
(ポケモンのは、そのサイズしか無かったのです)
明かりを消し、ろうそくを点けて、なるべく明るい声で盛り上げようとしたのですが、息子はほとんど見向きもせず暗い顔。そして・・・
ーーー「いらない」と一言。
あれほどイベントが好きな子だったのに…。こんな大きなケーキ、どうしたらいいの?
情けなくて、 ケーキを見るのも辛くて、結局自分の分だけ食べて後は全部捨ててしまいました。ポケモンの飾りだけ、捨てきれず残して・・・
今でもありありとこの時の情景が浮かびます。もうこのまま、ずっと親子がすれ違いで分かりあえないかもと思ったほどでした。
もし、この記事を読んでいる方が親子関係で悩んでいるなら、伝えたいことがあります。
親の「思い」が、「押し付け」になっていませんか?
わが家の場合、息子のために用意したポケモンケーキは、愛情のつもりが、結局押し付けだったと思います。
本当に心遣いをするなら、本人にまずは聞いてみるべきでした。
もしかしたら、二人ならショートケーキのようなもので良かったかもしれないし、夫が帰ってから、揃って遅れたクリスマスにしても良かったかもしれない。
案外こんな押し付けの積み重ねは、子どもがいばらを巻き付けられたように感じる原因にならなかったかと、反省しています。
疲れている子どもには、
子どもファースト。
こじらせエピソードからの学びでした。
お読み頂き有難うございました!!
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また、次の記事でお会いしましょう!
🌟Iam a little noter.🌟
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