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【不登校】支援機関ベスト3 悩んだらココ!(親編)|コラム

 「学校へ行きたくない」から「学校へ行かない」に変わった時、相談するのにまずは担任を想像するのではないでしょうか。

 正直、担任の場合精神面や将来的な面のサポートはあまり期待出来ないと思った方が良さそうです。
 個人的に、他の多数のクラスメイトの指導だけで、もう忙殺されている傾向を感じます。

 ではどこへ駆け込むか?
 3つの支援機関が実際に頼れると実感しています。

①市町村のこども未来課

 不登校の悩みについて相談すると、お住まいのある市町村でどんな支援があるか説明してくれます。また、学校や支援機関の連携の窓口も受け持ってくれます。
 出口の見えない不登校。悩みは個々のご家庭で複雑に分かれるでしょう。
「支援」という手持ちのカードは何枚あるかを知り、どのタイミングで切っていくか、方針が立てられるはずです。

②スクールカウンセリング

 所属校のスクールカウンセリングは、親子でも親だけでも行く価値があります。時間をかけて自分の内面や状態を吐露できるのは、親側ではほぼここだけ。
 心の中の玉のようにもつれた糸が、口から少しずつ出すことで解(ほど)けていきます。但し、意識してほしいポイントがあります。

「前回のカウンセリングから今回のカウンセリングまでに、何か〈良い〉変化があったか。」

 心境の変化や生活リズムの変化、興味を示している事柄や気になった言動など。観察していると違いがわかるようになってきます。

 これが、「見守り」につながり、親のついしがちな過干渉や余計な一言を回避できるきっかけとなります。子どもは穏やかに見守られると安心して、自分らしさを取り戻すことができます。半年もすれば、親子関係が良くなってきたことを実感出来るでしょう。

③適応指導教室

「適応指導教室とは、不登校児童・生徒指導や学校生活へ復帰を支援することを目的に、教育委員会および首長部局によって学校以外の場所や余裕教室等に設置された施設のことです。」(日本教育新聞 2020年12月2日 より抜粋)

 
 家から学校へは行けなくとも、子どもは家以外の【居場所】を探していることがあります。
 また、リハビリのように、刺激の少ない環境で、自分自身と調整をかけながらコミュニケーションや学業に取り組みたいケースも生じます。

 そんな時の支援の場が適応指導教室です。(市町村によって呼び名が変わります。)出席すると所属校でも出席扱いしてくれることがあります。詳細は①こども未来課で尋ねてみて下さい。

 わが町では、小学校の校長を各々退職された先生お二人が在籍下さっています。人脈や進路の情報、勉強の教え方など、多方面で教育のプロとして力強いサポートを頂いています。息子も信頼を寄せているようです。

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 いかがでしょうか?息子が不登校になって知り得たことですが、自分の子どもの頃と違い、現在は様々な公的支援が用意されており、進路も一様でなくなってきています。

 子どもは親だけでなく、日本にとっても【宝】なのです。

 
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 また、次の記事でお会いしましょう!

(※eri_a305様の素敵な画像を使わせて頂きました)
 
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