横瀬町地域おこし協力隊遠山

横瀬町地域おこし協力隊遠山

最近の記事

2024.7月

酷暑が続いた7月でしたね。 みなさんお元気でしょうか? 横瀬町は秩父郡の中でも、東京からの玄関口となり、荒川支流が多く、恵まれた自然環境はとても好立地な場所です。 連日30度を超える日も、川岸は10度も低く、まさに秩父の避暑地が存在します。これは新たな観光資源となりうると思っています。ただ、高価格で少人数制が望ましいと思います。自然環境は人が入り込むと、すぐに壊れてしまうからです。一度壊れた自然が回復するには20年近くを必要としますので、地元民だけが知る秘密めいた避暑地

    • 2024.6月

      梅雨はどこへ? そんな気持ちの6月でした。 気温が高く雨量が少ない割に、日照不足でもあったと思います。 年間を通して植生などの観察をしていると、山が疲れているなどと五感を通してわかるような気がします。 6月は、NAZELABキッチン、山の朝市、みやのかわナイトバザールに合わせた出店、矢尾のちちぶ朝市などで、横瀬農産物などを使った出店などをしました。 毎日続けている試作も282回を超えました。 当初予定していた、雨の日を楽しくする発見は、雨量が少なく想像の域を超えた

      • 2024.5月

        ずっと五月がいいと、切望したくなるほど気持ちのよい季節。 5月6日まで、先月から引き続きの芝桜まつり出店。その後も会場の片付けなどがありました。秩父地域の大きなイベントに参加できたのも、協力隊として活動させていただけるお陰です。ありがとうございます。 それ以外、主な活動としては、NAZELABキッチン、山の朝市準備。山野草摘みの体験調理、収穫物や軽い調理が行える作業場、畑の整備などです。 畑に関しては、いわゆる野菜ではなく、山野草、ハーブがメイン。日照時間が限られ、冬の

        • 2024.4月

           あっという間の一カ月が過ぎました。羊山公園、芝桜まつり。4月5から5月6日までの連勤で、会場設置から撤収を含めると40日くらいの流れです。 僕は横瀬町地域おこし協力隊員NO26と言う屋号で、出店いたしました。 たくさんの方々が来てくださる会場で、町の魅力を発信できる、とても良いチャンスをいただけたこと、そして遠方から僕のブースを目掛けて来てくださった方々が、横瀬駅からの利用だったのも嬉しかった。里山の暮らしを垣間見るコースを、提案しておいて良かったです。 期間中に宇根

          2024.3月

           春です。が、寒かったですね〜。作付けなどをされる農家さんも悩ましい月だったのでは、ないでしょうか? 3月の活動報告は、前回告知した、山の朝市や、子供を対象にした、ナゼラボさんとのナゼラボキッチン、横瀬町農産物を使った食を作り、町外に広める活動をしました。 全国でもめずらしい、完全無農薬のワインを造られている武蔵ワイナリーさんからのお誘いもあり、小川ワイン祭りで、ワインとペアリングできるメニューや、アウトドアイベントで、焚き火を使って仕上げるメニューをアクアパラダイスパテ

          2024.2月

           一年で一番寒い二月。暖冬の影響もあり寒暖差の激しい二月でしたが、みなさん元気に過ごされたでしょうか? 僕は森に囲まれた武甲山裾野に位置する場所に住んでいますので、思いの外、雪になやまされました。大雪警報の時は50センチほど積雪があり、近隣住民と力を合わせてライフライン確保の雪かきを2日半にわたり行いました。 2月の活動報告としては、 毎日続けている創作レシピが160日分となり、これを活かして地域特産品や新しいグルメ発信活動に役立てたいと考え試行錯誤しておりました。 ま

          2024.1月 

           能登半島地震が心に痛く、被災された方々、そして亡くなられた方々のご冥福を祈る年初めとなりました。 さまざまな情報が手に入る昨今ですが、意図的にシャットアウトしないと、心が押し潰されそうになります。 自然災害は他人事ではありません。 秩父地域でも、2019年の台風被害など爪痕は未だ残っていますものね。 災害に強く助け合える町を、小さな自治体だからこそ実現できると僕は思っています。私たちに出来ることは淡々と暮らす日々の中に、どれだけ心を豊かに積み上げて生きるかに尽きるので

          2023.12月

          暖かすぎる年末を迎えた2023年 12月の活動報告としては、野外アクティビティの可能性を広げるために、移動型のキッチンを制作していました。 横瀬町の大自然というフィールドの中で、その時、そこでしか感じることができない瞬間を、食を通して大切に伝えたい。 たくさんの人に、横瀬町の魅力をアナウンスすることが可能な箱。などなど言いだしたらキリがない夢の移動型キッチンです。 まだ完成には至っていませんが、近いうちに可動させようとしています。 そんな中、マガジンハウスanan(1

          2023.11月

          皆さま、こんにちは!! 比較的に暖かい秋でしたね。僕はまだ、半ズボン、Tシャツ、カーディガンで過ごしていました。これは寒さに強い身体を作る為でもあります。 9月から始めた1日1レシピも、日々を重ねて69回となりました。 続けるというのは、中々にハードルが高く、サボりたくもなるのですが、自然に身を寄せる横瀬の暮らしでは、皆さん当たり前すぎて、続ける事に疑問もない程だと思います。今をおいてベストは無く、サボると全てを失うのが、自然との暮らし方、ですものね。  さて、僕は野

          2023.10月

          朝晩がすっかり冷え込む様になりましたね。 昼間との温度差が10度以上もあり、身体が馴染むまで体調管理が難しかったりもしますが、みなさん元気に過ごされていますか? 10月は実りの秋で、芦ヶ久保の道の駅や農産物直売所が賑わっていました。 年間を通し食財のチェックを肌感でインプットしておくのはシェフとしては当たり前の事で、更には生産現場の季節や文化を織り交ぜて料理や商品開発を行ってゆきます。 横瀬町に移住してからは、二十四節気 七十二候(季節が五日ごとに変わる様)を在り在りと

          2023.9月

          地域の課題に触れて学び、解決の糸口を模索する。 その過程で町の人達との交流を深め文化を知り、町の未来の一端を担う一員として自分も馴染んでゆく。 日本一チャレンジする横瀬町。 それはたくさんの失敗を抱擁する町だと、僕は勝手に解釈しています。 つまるところ、優しい大人達が住む夢のような町。 目の前にある地域課題は山積みで、ひとつひとつ小さな問題は、それぞれの悩みでもあり無視できない課題だし、町を飛び出した範囲や時間軸を広げた想像力で町の未来、そこに暮らす人、そこに在る自

          2023.8月

          とても暑い日が続きましたが夏は暑いものですよね!! 農作物や山を観ていても暑さと雨量のなさにしんどそうでした。 ① 山に囲まれた横瀬町ですが高度が高い訳でもなくしっかりと暑い夏でしたが温度計を片手に涼を得られる色々な場所を探してみました。 1986年に森林浴の森100選に選定された埼玉県県民の森、木々に囲まれた正丸から根古屋辺りまでの横瀬川と支流の生川。 それぞれ訪れた場所は平均的に5〜6℃低く、驚くことに気温差10度もある場所もありました!! 森に囲まれたおかげで日差

          ・自己紹介

          横瀬町の皆さん、はじめまして!! 7月1日より地域おこし協力隊として活動し始めました、遠山隆昌と申します。  町の皆さんのあたたかい人柄と、畏敬の念を持って見上げる武甲山をはじめとする山々が大好きです。  長年シェフとして歩んでまいりましたので食にまつわる視点で町の文化や暮らしを知り、移住者ならではの視点から町の名物や名所、名物企画などを生み出せるように頑張りますので、皆さんのお力添えをいただけたら幸いです。  まずは色々と教えてもらうことばかりだと思いますが、どうぞ