2024.1月 


 能登半島地震が心に痛く、被災された方々、そして亡くなられた方々のご冥福を祈る年初めとなりました。

さまざまな情報が手に入る昨今ですが、意図的にシャットアウトしないと、心が押し潰されそうになります。

自然災害は他人事ではありません。
秩父地域でも、2019年の台風被害など爪痕は未だ残っていますものね。

災害に強く助け合える町を、小さな自治体だからこそ実現できると僕は思っています。私たちに出来ることは淡々と暮らす日々の中に、どれだけ心を豊かに積み上げて生きるかに尽きるのではないでしょうか?

全てのインフラが遮断されても、豊かな森と川に囲まれた横瀬町は、自然食材も豊富で、とても恵まれた環境だと思います。

ここで生きる私たちの心が豊かであれば、自然と助け合う余裕が生まれ、暮らしそのものが輝き、みんなが住みたいと思える横瀬町が、世界中で注目されてもおかしくありませんからね。

 さて1月の活動報告ですが、予定していた開墾作業は思うようには進めませんでした。そんな中、森のようちえん、第三の学びの場NAZELABなど、子供たちの新しい教育の場を実現する『タテノイト』さんと七草がゆの会を開催させていただきました。子供の視点や思考、優しさには大人の方が学ばされることが多いです。僕自身、10年のシングルファーザーで子育てを経験したおかげもあり、子供たちからは、今なお勉強させていただいています。

 そしてもう一つ主だった活動に、製作途中だった移動型フードトラックを仕上げることができました。今のところ、この箱でやりたいことは大まかに4つです。

①横瀬町の食財を使った商品開発。
②横瀬町の魅力を発信する生産者さんとの連携販売。
③町を飛び出し横瀬町の魅力を伝える活動。
④フードトラックを使った移住者促進や関係人口の増加。

実験的に、秩父神社、矢尾百貨店の朝市などで、横瀬町の草木から出汁をとり、『山すすり』というラーメンを販売してみました。地域の方々はもちろんですが、わざわざ東京などから20人近くの人が食べに来てくださりました。県外から人が集まり関係人口を増やすことは可能だと思いました。

また昨年末、僕の移住をきっかけに横瀬町に移住してくれた人も生まれました。

とても嬉しい。

引き続き、より多くの人に横瀬町の魅力を伝えていく活動と、県外から人が集まれる仕組みを考えて行きますので、ご指導ご鞭撻をいただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。

秩父屋台らぁめん『山すすり』


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