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本の紹介「ループもの」

皆さん「ループもの」はご存知でしょうか?

現代から過去へ遡ったり
今から未来に行ったり
未来から過去に戻ったり

自分の意志、または偶発的な要素によって時代を行き来する物語のことです
タイムトラベラーとも呼ばれてます

他には「死に戻り

自分が「死ぬ」ことがトリガーとなり、また時間を繰り返すことです
昨今流行っている「異世界転生もの」も広義的に死に戻りに該当しているかもしれませんね

今回の紹介する本は

ループ
死に戻り

を主題を置いた本を紹介したいと思います

時をかける少女

1967年に刊行

ループ・タイムトラベラーの元祖と言うべき小説
50年以上前に世に出されたものですが
今読んでも色褪せない傑作です
何度も映画やドラマになっています


タイム・リープ あしたはきのう〈上〉(下)

1999年刊行・2022年新装版、発刊

時をかける少女をリスペクトされて書かれた小説です
当時思春期だった自分はこの小説の大ファンでした
この小説からループというものを知りました

七回死んだ男

1996年刊行

こちらはミステリー小説となっております

主人公は反復落し穴と呼んでいる同じ日を繰り返す超能力を持っています
事件を解決するため原因を取り除いたら、別のフラグを立ててしまうという
現代ミステリーながら、SF的要素を加味したロジカルとコミカルさが組み合わさった主人公が右往左往するお話です

All You Need Is Kill

2004年刊行
こちらは「死に戻り」です

文明が発達した近未来を舞台にしたアクションストーリーです
宇宙から襲来した生物との人類の滅亡をかけた地獄の戦地
主人公がいつ終わるかもわからない死に戻りを経て、一流の戦士へと成長していくお話です

漫画版はデスノートやバクマンの作画を担当した小畑健先生が描いています


オール・ユー・ニード・イズ・吉良~死に戻りの忠臣蔵~

2017年刊行
こちらは異色作です

舞台は江戸時代中期の元禄時代
主人公は吉良上野介
復讐に駆られた赤穂浪士47人の討ち入りによって殺されてしまう人物
繰り返し討ち入りで殺され死に戻りする吉良が、如何に切り抜けて翌日を迎えるか、というお話です



紹介は以上です

いずれ、細かい紹介をするかもですが、その時はお手柔らかにお願いします


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