ありがとう、桂ざこばさん
京都の看護学校時代、春には恒例の新入生歓迎ハイキングが催された。私は生徒会委員でもあり地元でもあったので二年生の冬には既に来年度の春の『新歓ハイク』に向けて実行委員会を立ち上げ、企画・審議を進めていた。
当時、関西圏の看護学校には九州・中国地方から親元を離れて寮住まいで来る学生さんが多かった。地方は国公立の看護学校が少なく競争率が高いのだ。実際、入学してきた同期は皆賢かった。
初めて親元を離れ、初めて京都で生活を始める後輩達に、まずは京都を知り、楽しんでもらいたい、との思