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エッセンシャルワーカーとカスハラ

2020年新型コロナウイルスが地球をぐるりと西回りに蔓延し、欧州・北米の東海岸に到達した頃、ニュースでよく耳にするようになった言葉がエッセンシャルワーカー(Essential worker)という単語だった。

Essential:シャンプーみたいな単語だなあ、と思って辞書で調べたら「本質的な(名詞)」とあった。今、金フレで調べたら「最も重要な、必要不可欠な、本質的な」とある。こちらの方がしっくり来る。

当時、未知のウイルスに対して治療薬もワクチンも無く『罹ったら死ぬ』という恐怖しかない状況下において、自身の命をかけて現場で働き続けなければならない人々に対して畏敬の念を持って使われたワードだった。

初めからそうだった訳ではない。

エッセンシャルワーカーが現場の惨状を訴え、ジャーナリストがそれを正確に報道し、社会を維持していく為に彼(女)らをどのようにバックアップできるのか、市民一人一人が考えるようになった。

それまでの当たり前が当たり前では無い、と分かったのだ。オートマティックに物事は進んでいる訳ではない。当たり前は誰かが頑張っているから備えられているのであり、誰かの尊い働きがないと維持されないのだ。この事を私たちは日々噛み締め、もっと感謝する必要があること学んだ。

さて、四年後の今。

久々に大爆笑した動画がこちら。

2023年のジェンダーギャップ指数(男女格差を数値化)によると日本は125/146で過去最低。そりゃ、結婚しない若者が増えるわけだ。

この頃、日本でよく耳にするワード『カスハラ』。意味が分からなくてもロクでもない言葉の響きがあるところが面白い。Customer Harassment、略してカスハラ。COCOさんのまとめによると現場の方々にはこれにパワハラ、セクハラ、モラハラが加わる。まさに「南〜無〜〜〜!」の世界だ。

ホント、お互い、気持ちよく仕事しよう。これに尽きる。



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