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映画『ルックバック』を観てきた

予備知識0。
同居人に誘われるがままに梅田へ。

会社の先輩曰く
「全てのクリエーターは観た方がいい」映画らしい。

ふ〜ん、よく分からんが、まだまだ蒸し暑い七夕イブの夜。
涼を求めて、ちょっとマイナー系の映画館へ。

水族館のような通路

以前、ある方がおっしゃった。
「アメリカの人ってさ、いいものはいいっていうじゃん。でも日本人はさ、皆が(世間が)いいと言ったものがいいって言うんだよね。」

なんか、妙に納得した。私はいいと感じたこと・モノは人前でも平気でいいと言う。私の思考の半分はアメリカで躾されている。日本で暮らす時にはちと注意。

おっと。で、映画。

いい映画だった。隣で同居人が涙と鼻水でぐしょぐしょになっていた。「全ての感情、思い、が手に取るように分かる」のだそうだ。

「こうなんやで!!!」とセリフで観客に説明し過ぎず、絵と動きと背景や色、空気感、設定、さり気ない情景と音楽だけで観客の感情の揺り動かし、共感を誘う。誰もが知っている感情。神業だった。いい、すごくいい。

ラストまで観て、そのタイトルにとても納得。「LOOK BACK」ではなくて「ルックバック」。ぜひ、映画館で観られるのがお勧め。


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