とざわ

昭和36年生まれ。 40歳頃までFM局に勤務。主に番組とCMを作っていました。 うっか…

とざわ

昭和36年生まれ。 40歳頃までFM局に勤務。主に番組とCMを作っていました。 うっかりぼんやりして独身。人生の敵は昆虫と強迫性障害。どうしようもないほど不安な時もありますが、家族と友人のおかけで何とかやっています。食べるのが大好き。座右の銘は「ケセラセラ」です。

最近の記事

昭和の大勝負 vs猿

テレビで「昭和の常識」を若い人に見せて驚かせる番組をやっていました。 ふむ。 実際の昭和って、もっとダイナミックだったけどな。この番組作ったの昭和世代の人じゃないのかしら。 昭和のある日、多分小学校低学年の私は海老満月を食べながら歩いていました。 いくら「昭和」でも珍しい光景に足が止まる。 ペットショップの店先に日本猿。この頃は、一般の商店やデパートで飼育していることがありました。 それにしてもペットショップで売られているのは珍しい。 「子猿だ…」 しゃがんで海老満月を頬張

    • 解脱か世俗か

      Noteを始める時 「還暦を迎え、何か新しいコトをやってみたい、死ぬまでにやりたいことってやつか?できるのは、SNSと引越」 なんて書いていたら、そのどちらもできてしまいました。 Noteは思っていたより簡単に始められて毎日楽しい。 引越はいろいろな条件が重なって、せざるを得ない状況でヒーヒー言いながら何とか完了。 と、なると死ぬまでにやりたいコトが無くなってしまったのか? いかん! 我が家はせっかちが多い。 ご先祖さまもそうだとすると、 「やりたいコトないんだって、じゃあ

      • キューピーアイスの謎

        昭和から令和の今、食生活は大きく変わりました。 その中でも昔からあって、味が格段に進化していると思うのがチョコレートとアイス。 ラーメンやカレーはバリエーションが増えるタイプの進化。 チョコとアイスは驚くほど美味しくなったと思います。 今回はアイス。 普通のバニラアイスも濃厚になっているし、確実に昔のアイスとは味が違う。 好みもあるけれど、昔のアイスを今食べたら旨みとか奥行きが無いと感じるのでは…。 それでも子供の頃はもちろんアイスが大好きで記憶に残っているものもあります

        • 超・能力

          今年はオリンピックイヤー。 楽しみです! (にわかファン)の祭典。 陸上、水泳、球技、体操、格闘技など普段は見ないスポーツの(にわか)が爆増。 と、書くと良くないことのようですが、これこそがオリンピックの素晴らしさだと思っています。多くの人が新しい競技に接して、新しいファンになったり、アスリートを目指す人も出てくる。 すーばーらーしー! 私がこれだけオリンピックで盛り上がるのには、訳があります。 自分でも笑ってしまうくらいにスポーツができない。 小学校の頃は自覚がなかったの

        昭和の大勝負 vs猿

          昭和の怖いマンガ

          昭和、怖いマンガの代表と言えば楳図かずおさん。 特に恐ろしかったのが、あかんぼ少女タマミちゃん、呪いの館です。このチョイスに同世代の方はヘッドバンキングぐらい頷いてくれると思います。 まー、タマミちゃんの攻撃が恐ろしい恐ろしい。 あの頃、タマミちゃんという名前自体が特別な意味を持つくらいに子供たちに恐怖を与えたマンガ。 日本全国の(たまみさん)は嫌な思いをしたんじゃないかと思います。 ただ、タマミちゃんの悲しい背景もあって(可哀想…)という最後でした。 あれは、父親が悪い!

          昭和の怖いマンガ

          少しだけ不思議な話

           繰り返し見る夢がありました。 大勢の人が入っているお風呂、玄関を入ってすぐの小さな部屋に敷きっぱなしの古い布団。 家族とそんな話をしていると(家族旅行で行った温泉、お寺に昔あった小部屋)と、謎ときをしてくれるのが姉。 5歳年上なので私には印象しか残っていないシーンも姉には記憶として残っていることが多いです。 それなら、これは? (どこかのマンション、リゾートホテル、別荘。シチュエーションの場所は違うが、しばらく滞在した後、見なれないドアを見つける。こんなのあった?開けて入

          少しだけ不思議な話

          ジャンクフード黎明期

          前回、食への異常なこだわりを書きました。 今回もひき続き、食べモノの話です。 私は昭和36年生まれ。 食い意地がはっている人間にとって、この頃に生を受けたのは劇的に幸運だったと思います。なにせ、昭和40年代はジャンクフード黎明期。 今では普通になったモノを初めて食べるチャンスだらけ。 都会と私の育った田舎では、だいぶ時期に差があるけれど、若い皆様驚きなさい。 カップ麺、ピザ、赤くないウインナー、ハンバーガー、ペプシコーラ、トマト味以外のパスタ、アボカド、溶けるチーズ、スポーツ

          ジャンクフード黎明期

          うなぎ食べたし、食べられず

          鰻が食べたい。 鰻の蒲焼を、美味しく堪能してみたい。 土用の丑の日に家族が鰻を食べていても、他のモノを食べていた。 なぜなら。 私は鰻が嫌い。 食い意地がはっている割に好き嫌いが多い。 コーヒー、燻製、塩辛、生ウニ、生牡蠣、サーモンの一部、ニシン、ブルーチーズ…他にも「あ…無理」というものが山程ある。 今は食べられるけど、子供の頃は作ってから時間が経った白菜のおひたしが食べられず親に理由を聞かれ 「白菜は屁くさい」 と答えて怒られた。 ふざけたつもりはなかったんですが…。

          うなぎ食べたし、食べられず

          今年は日本のプロ野球は無いのですか?

          あらかじめ言っておきます。 私は大谷翔平君が好きです。 不世出の天才で努力家で頭も性格も良い、日本の宝! 彼の一挙手一投足を知りたい人がたくさんいる。 ならば、お願いします。 朝のニュースワイドショー的な番組、スポーツコーナーではなく別枠の「今日の大谷さん」とかで放送してもらえないだろうか…。 だって、スポーツコーナーで大谷君を取り上げると他が入らないじゃないですか。 日本のプロ野球なんて、オープン戦さえやってないかのよう。今年は開幕しないんじゃない?って疑いたくなる。 私は

          今年は日本のプロ野球は無いのですか?

          映画館の妖精

          久しぶりに映画館に行った。 すごいな〜、シネコン。 昔の映画館とは異世界。 ふかふかのシートに温かい食べ物。最近は揺れたり風や水が出る所もあるらしい。 昔の映画館はそれはそれで良い場所だった。 座席指定がなく、一度入場したら朝から晩まで見ていられた。 しかも、殆どが2本だて(この言葉も通用するかな?)だから4時間位は映画館にいる。 食べ物の持ち込みも自由で、私も一人の時は家でおにぎりを作ってもらっていた。 今から半世紀ほど前の春、友人と2人でいつものように映画館に出かけた

          映画館の妖精

          ゴルゴちゃん

          古いアルバムを開く。 そこにあるのは「想い出がいっぱい」ではない。 ゴルゴ13の幼少期のような少女がいっぱい。 私です。 私のアルバムですから。 原因は眉。 昔はどこもそうだったのか、わが家だけだったのか、大切な行事の前には床屋さん(理髪店)で顔を剃ってもらうことになっていた。 床屋さんは男性客が多くて、基本の眉毛が成人男性仕様。 とても上手な床屋さんで、いつでもきっちりキレイに整えてくれた。 もとから男の子に間違えられる、良く言えばりりしい系の顔にさらキリリッとした眉を

          ゴルゴちゃん

          元カレ

          元カノが10人いる男性、 元カレが10人いる女性。 どちらも「すごーい」と言われる。 この「すごーい」の違いが気にいらない。 人にもよるけど、男性には武勇伝の匂いがして女性には引く感じ。 恋愛は対等なのにおかしくない? と、言いつつ自分の中の古い感覚に驚く時がある。 その昔 私たちの親世代以上、しかも田舎では元カレなんて概念さえ無かった。 女性は一人の男性と出会って結婚をする。 結婚前に誰かと交際していた人は「あの人は発展家だから」なんて言われる。何が怖いって、過去形にな

          新米婆さん③

          noteに出会った。 文章だけを書きたいならnoteが良いと教えてくれた人。 「noteならスマホでもいけます」と教えてくれたパソコン売り場の方。 ありがとう。 さて、何を書こうか。 これから綴る言葉が、新しいもうひとつの世界になる。 そういえば同世代以上の女性が上手に節約、シンプルでおしゃれな暮しをする記事を目にするわん。 いいな。あれ、いいな。 ま、無理なのは瞭然。 友達にも若い頃から何をやってもかっこいい人がいる。本人は自然だから余計に素敵。 残念だけど資質。 誰で

          新米婆さん③

          新米婆さん②

            還暦を迎え、新米婆さんの修行が始まった。 60代の自分を何とか受け止めた途端、残り時間が少ないのに気づいて焦っているだけなのだけど。 今までとは違う「何か」をしないと。 あれだね、死ぬまでにやりたいいくつかの事ってヤツ。 その全てをできるだけの財力も体力もないので、やりたい事とできそうな事、できない事を取捨選択する。 この取捨選択って言い方が古臭くて、我ながら楽しい。 あれこれ、考えて…。 ①引越 ②SNSの世界へダイブ ここまでに約2年。 本当は61歳までにここまで

          新米婆さん②

          新米婆さん①

          こんにちは って、多分誰も見ていないだろうけど、礼儀を重んじたい年頃なので。 2年前、もの凄く驚いた。 60歳、還暦。 なってしまった。 年齢を重ねられるのは喜ばしい、なんてのは正直キレイごとで40代になった時もまぁまぁの、60代の今回はかなりのダメージを受けた。 50代になった年は人生観が木端微塵になるような事があって、覚えていない。 それにしても、だ。 60歳。 いやーん。 何が嫌なのかはわからない。 でも落ち込む。 まあ、いつまでも落ちていても仕方がないのでシルバ

          新米婆さん①