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少しだけ不思議な話

 繰り返し見る夢がありました。
大勢の人が入っているお風呂、玄関を入ってすぐの小さな部屋に敷きっぱなしの古い布団。
家族とそんな話をしていると(家族旅行で行った温泉、お寺に昔あった小部屋)と、謎ときをしてくれるのが姉。
5歳年上なので私には印象しか残っていないシーンも姉には記憶として残っていることが多いです。
それなら、これは?

(どこかのマンション、リゾートホテル、別荘。シチュエーションの場所は違うが、しばらく滞在した後、見なれないドアを見つける。こんなのあった?開けて入ってみると広いガラスに囲われた採光の良いバスルーム。タイル貼りの大きめの浴槽と青で統一されたバスグッズ。とても気持ちが良さそうなお風呂だが、使われた形跡がない。一度も使われずに長年放置されていたらしい。全て埃をかぶっていて、何だか不安をかきたてられる場所)の夢。

と、姉がひとこと
「その場所がどこかはわからない。けど、その夢は知っている」
姉、怖いんですけど。
どーゆー意味?
「私も同じ夢を見ていた」


こわっ!こわ〜!
勿論、彼女は怖がらせるつもりもなく本当らしいので、尚更ビビる。
前世の記憶?2人で覚えていない何処かの記憶?予知夢?
これにはオチもなく、姉妹で同じ夢を見ていただけなのですが、夢の内容が不安になる感じだったので必要以上に怖くなってしまいました。

でも、姉とソウルメイトと考えると良いかも。恥ずかしながらこの年齢になっても姉大好きの末っ子気質。

ソウルメイトと言えば、中学生の頃、国語のテストで答が(島崎藤村)だったのですが、何故か(ふじむらとうそん)と思い、「ふじむら、藤村…とうそんの漢字が出てこない!しゃーない(藤村とうそん)」とポンコツ回答をしたことがありました。
家に帰ってその話をすると「私も中学生の時、全く同じ間違いをした」と、姉。
ケラケラ笑っていたら兄が「スゲ~!俺も同じ!」
どうやらポンコツソウルメイトは姉とふたりだけてはなかったようです。

最近はあの夢も見なくなりました。ソウルメイトがわかったので夢の役割が消えたのでしょうか。



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