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昭和の怖いマンガ

昭和、怖いマンガの代表と言えば楳図かずおさん。
特に恐ろしかったのが、あかんぼ少女タマミちゃん、呪いの館です。このチョイスに同世代の方はヘッドバンキングぐらい頷いてくれると思います。
まー、タマミちゃんの攻撃が恐ろしい恐ろしい。
あの頃、タマミちゃんという名前自体が特別な意味を持つくらいに子供たちに恐怖を与えたマンガ。
日本全国の(たまみさん)は嫌な思いをしたんじゃないかと思います。
ただ、タマミちゃんの悲しい背景もあって(可哀想…)という最後でした。
あれは、父親が悪い!

もうひとつ、忘れられないのが美内すずえさんの「白い影法師」
「ガラスの仮面」のイメージが強いかと思いますが、美内すずえさんは読みだしたら止まらないえびせん的漫画の天才。
ただ、正直ストーリーは覚えていません。
何故なら、あるシーンが恐ろし過ぎて他はぶっ飛んだから。
そして読んでいた本もぶっ飛び、いや、私がぶっ飛ばしました。
その、ページを開いた瞬間に

「ぐぉあっ」
恐怖のあまり、意味不明の音を吐きながらマンガ本を放り投げました。
こんな恐ろしい思い、私だけがしてなるものか…。
姉が手を出しそうな場所にその雑誌を置いて待つ。
「あ!新しい号、読んでもいい?」
「うん、もう読んだから」
ニヤリ
息を潜めてマンガを読む姉の様子を伺う。
期待通り再び宙を舞う雑誌。
よし。
兄にも同じ罠をしかけ…。
よしよし。

ということが起きた「白い影法師」
今回、noteに書くにあたって
読み返してみよう、とは全く思いませんでした。
あのページは今でも記憶に残っているし、あれはマンガを読んで怖かったというレベルではなく、恐怖体験だったので追体験はしたくない。
覚悟がある方はどうぞ読んでみて。
ワシはまっぴらじゃ。

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